2015/09/20 |
M/V Valentina_Sea of Cortez_Trip Report 9/12-9/17 2015 その2 |
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16/SEP ダイビング4日目 クルーズのみでしかアクセスできない遠方ポイント、ラスアニマスまでやってまいりました。 本日はチームSHARK担当させていただきます。
1本目:ラス・アニマス(北東岩礁) 水温30度 透明度25m びっくりする程きれいなコルテスブルーな透明度。 おのずとテンションも高まります。 まずは南の縁でカツオリバー。 何度も何度も繰り返し、リバーとなります。 また、可愛らしいサイズのアオウミガメが中層をのんびりと泳いでいます。 カツオリバーの先にハンマー居ないか探してみました。 次は北の縁で流れをチェックして、岩礁近くから潮上にあがってみると、ギンガメアジ。 コバンアジに似ているギャフトップセイルポンパーノもギンガメの群れに混ざっていました。 その先でハンマー探しの為の沖出しの頃合い待ち。 カツオの群れがこちらでも見え始めたので、中層をドリフトしていきました。 するとさらにギンガメがいるわいるわの状況にカツオが絡んできます。 ハンマー雰囲気の水域だったのですが、このギンガメの群れの先、境界線までは詰めることができませんでした。
2本目:ラス・アニマス(南岬) 水温30度 透明度20−25m 水面休息中のアシカさんの近くからエントリー。 まったりリラックスモードのアシカさんを眺めてから、離れ根周辺の魚影確認をしに遠征。 今回も可愛らしいサイズのアオウミガメ2匹が根回りをゆっくりと泳いでました。 1本目同様にカツオの群れにギンガメの群れと雰囲気は良いのですが、ハンマーの姿だけは見当たりません。 一旦岬の先端に帰り、頃合い待ちしてから、大きく迂回するようにして離れ根とその先へアプローチしましたが、ハンマーのみ空振り。 安全停止中はイルカの鳴き声が引っ切り無しに聞こえてきたものの、イルカさんも姿は現してくれませんでした。 それでも鳴き声で存在を確認できただけ、ちょっと元気をもらった気がします。
3本目:ラス・アニマス(ケーブ&北岩礁) 水温31度 透明度40m 抜けるように綺麗でビックリな透明度でした! はじめに大聖堂のようなケーブに入ってから、岩礁周りへ移動。やや深めのウミウチワで大小のクダゴンベ。 その後もパシフィッククレオールフィッシュやスケールフィントリガーフィッシュ、キングエンジェルフィッシュ、シザーテイルクロミスの群れが平和的に群れていました。 残念ながら水面休息中のアシカさんは留守でしたが、浅いところにおっきいイセエビ発見。 うーんお腹空くぜ。 40m以深の砂地の上には、コルテスガーデンイールの群生がはっきりと見てとれます。 その周りがミステリーサークルのような円形模様は、スケールフィントリガーフィッシュが卵を守ってる巣穴の跡でした。 すごく透明度が良く気持ち良くノビノビできたダイビングでした!
video by our guest Jakk-san
4本目:プンタ・ファンバハ(ナイトモブラ)With Group B 今回はホワイトボードも使って改めてのブリーフィング。 モブラの数そのものは第一回目と比べるとちょっと寂しいものの、集まり方、動きの違いをハッキリと実感していただけました。
video by our guest Jakk-san
17/SEP ダイビング5日目 ダイビング最終日、2本潜った後にジンベエスイムにチャレンジ予定です。 本日はチームMOBULA担当させていただきます。
1本目:ロス・イスロテス(北浅場) 水温30度 透明度15m 朝一番、水面をチェックしますと水面休息しているアシカさん達の数が少ないようにも見受けられましたが、ENして寄ってみると、心配ご無用でした。 水底、中層にいる子も居て、水面に上がってる子が少ないだけでした。 しばらくは、寝起きの為?、あまりダイバーに興味を示してくれませんでしたが、1頭がちょっかいを出し始めると、他の子も真似し始めます。 やがて、べったりモードの女の子も登場してくれました。 絡み方やなつき方、目をうっとりさせてる様子を見てると、本当、飼い主ラブなワンちゃんみたいです。 タイムオーバーに後ろ髪を引かれる思いでのエキジット。
2本目:スワニーリーフ 水温31度 透明度12m リーフ西際でエントリー。 スポットテイルグラントが砂地に張り付くように群れています。 また、流れが当たる分だけ、コルテスガーデンイールも30cmくらいニョキニョキと上半身を曝け出していました。 リーフ東に回り込み、流れに乗りながらメアジの群れが寄ってきてないか探していきました。 流れの当たらない北際近くだけスポットテイルグラントの群れに小さいメアジの編成、そして4匹だけメキシカンバラクーダ。
3本目:ジンベエスイム(ラパス湾) 予めファンバハのボートでジンベエを探しておいてもらい、そこにソディアックで合流。 ジンベエの雰囲気を見定めてから、チャレンジスタート。 レギュレーションだけでなく、ジンベエへのアプローチ方法をしっかりとブリーフィングで事前にご案内させていただきますので、初めての方でもチャレンジ成功し易いのが、バレンティーナ及びファンバハのスタイルです。 どんな海洋生物へのアプローチでも一緒ですが、ジンベエの立場になったアプローチをする事が成功の秘訣です。 クルーズ最後のイベント、ジンベエスイムは見事、全員成功!
バレンティーナのからチェックアウト後はホテルへそのままチェックイン、一休みいただいてからタコディナー&ショッピングツアー。
報告者 ロレンソ、ミカ、ルイ |
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2015/09/20 |
M/V Valentina_Sea of Cortez_Trip Report 9/12-9/17 2015 その1 |
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12/SEP to 17/SEPトリップレポートです。 今回はタイ人ダイバーさん、日本人ダイバーさんの国籍混合トリップにいってまいりました。
13/SEP ダイビング初日 プンタロボスのブリーフィング時に、風向が変わり、前線が急接近してきました為、急遽ポイントを変更いたしました。 風陰への移動中は先に朝食を取ることにし、海況もお腹も落ち着いてから、改めてのチェックダイブ。 本日はチームSHARKを担当させていただきます。
1本目:ホエールアイランド(チェックダイブ) 水温28−30度 透明度13m 急な雨の後としては悪くない印象でしょうか。 際を横移動しながら、パナミックサージェントメジャーやメキシカンゴートフィッシュ、パシフィッククレオールフィッシュを見ながら、ゆっくりとアーチ入り口へ向かいました。 アーチを一人づつ通り抜け、帰り道は、砂地の中層を流してモブラを探しましたが、最後の最後に気持ち2枚なんとか見えた程度。
2本目:ファンミン 水温27−30度 透明度10m 沈船内部は水温が低く27度でした。 普段30度の水温に慣れてしまっていると冷たく感じます。 コルテスエンジェルフィッシュやコルテスレインボーラッセ、ジュエルモーレイを見ながら、沈船のバウエリアで記念撮影。 最後のデッキ上には、パシフィックスペードフィッシュが対でまったりしていました。
3本目:ラ・ティントレーラ 水温30度 透明度8m コルテスガーデンイールの群生がニョキニョキと凄かったです。 安全停止に入り始めたところで、ようやくモブラが真下に来訪してきてくれましたが、いかんせん透明度が残念過ぎました。 エルニーニョの影響で8月末から生憎の透明度の悪さですが、良化がどうもスローで、例年9月のような透明度までは、なかなか回復しきりません。 この透明度でしたら、明日はアシカのコロニーの浅場で、アシカだけ集中して遊びきっちゃうほうが賢明かもしれませんね。
14/SEP ダイビング2日目 日中のダイビングは終日アシカのコロニーと、第一回目のナイトモブラを予定しています。 本日は、チームMOBULAを担当させていただきます。
1本目:ロス・イスロテス(西壁) 水温31度 透明度13m まだ誰も来てない朝一番のアシカのコロニー。 アシカさん独り占め大作戦です。 無風の絶好のコンディションでしたので、普段は風が当たり易い西壁ポイントを選んでEN。 着底集合して、スロープ下へ移動すると同時に、1歳の子が待ち構えてたかのように降りてきてくれ、いきなり抱きついてきてくれました。 もう説明する間もなしにダイバー全員とラブラブな関係に。 また、4日ほど前に潜った時と比べ、泳ぎ始めた赤ちゃんの数が3倍以上にも増えてました!!! 可愛い通り越して、水面は、赤ちゃんウジャウジャ状態でした〜!! 肝心のパパアシカも、許してくれてるらしく、タイムリミットまで、終始アシカとベタベタなダイビングが1本目から叶いました!
2本目:ロス・イスロテス(北深場→北浅場) 水温31度 透明度15m やんわりと北風に変わり始め、コロニーに訪れている他船は全てコロニーの南側に集まってましたが、確認してみると、まだまだ北側の水面は穏やか。 ソディアックでエントリーもエキジットも出来るクルーズでのダイビングスタイルなら更に心配ご無用です。 流れが穏やかことを確認して、デカジョー近くの水面でEN。 まずは32mまで降りて、ゆっくりとデカジョー観察。 その後水深を戻しながら流していると、メキシカンバラクーダが二重層になって群れていました。 下のレイヤーはトルネード、上のレイヤーは壁からリバーへと変化します。 バラクーダの頭方面からアプローチしたため、群れは逃げず散らず、目の前で体をキラキラを見せつけてくれました。 あわよくばトルネードの真ん中に入れるんじゃないかとまで欲を出してしまいましたね。 その後は、鳴き声の聞こえる方向に進路をとると、水面にいるわいるわアシカ大家族。 今回も噛み噛みされる羽目になってしまいました。
3本目:ロス・イスロテス(南二丁目) 水温30度 透明度18m 日帰りの船がちょうど帰る時間の頃に交代するようにENが出来ました。 おかげで既にアシカ赤ちゃんは遊びモードに突入済み。 1歳の子が赤ちゃんにジェラシーするかのように、徹底的に甘噛みしてきましたが、この子の甘噛みは痛い痛い! 嬉しい悲鳴のダイビングとなりましたネ!
3本目の後は、ナイトまで時間があるので、ナイトモブラを開催するエンセナーダグランデにあるファンバハのキャンプサイトに上陸し、サボテンツアーに行ってきました。
video by our guest Jakk-san
4本目:プンタ・ファンバハ(ナイトモブラ)with Group A 本日はナイトモブラ開催第一夜になります。 モブラは順調に集まってきてくれましたが、 私達ガイド陣の力不足、ブリーフィングが足りてなかったのか、モブラをまとめきることが出来ませんでした。 明後日開催する第二夜ではリベンジ兼ねて、今度こそ一致団結して、迫力あるモブラシーンをご覧いただけるよう、気を引き締めました。
15/SEP ダイビング3日目 本日はチームSEA LIONを担当させていただきます。
1本目:エルバホ(中の根→北) 水温31度 透明度18m 中の根にブイアンカーを設置してエントリー。 根回りのみ少し流れが当たってくれてる様子でした。 根回りで魚影を見極めてから、北端からドリフト開始。 ナイトロックス組なので、皆で同じ水深キープしながら、捜索。 根を離れて早々、流れは止まってしまいましたが、そのまま北上。 少し透明度が暗いエリア(水温が暖かいままならハンマーが好む条件水域)にうまく入り込め、活きの良いカツオの大きな群れを確認できたので、このままハンマー見つけられそうな期待と自信が高まったのですが、なんと、スルー! ヤ バ イ !
2本目:エルバホ(中の根) 水温31度 透明度18m EN前に相談して、根回りの透明度が良く魚影も濃かったので、今回は根回りをじっくり堪能するダイブ計画に。 キングエンジェルフィッシュとシザーテイルクロミスの群れが半端ない感じ。 砂地のキャニオン部には、カワハギが卵を守っており、隙あれば卵を奪おうとメキシカンゴートフィッシュとバーバーフィッシュが様子を伺っていました。 何匹ウツボを見つけられるか競争しながら、35分ゆっくり楽しんでからエキジットいたしました。
3本目:エルバホ(中の根→南の根) 水温31度 透明度16m 中の根の一番潮の当たる北端で根待ちしていると、おっきいカンパチが2匹寄ってきてくれました。 「刺身、刺身、刺身」と頭には過ぎりましたが、ダイバーらしく大人しく観察することに。。。 その後は流れに乗って、南の根上をチェックしてからEX。
4本目:サンフランシスキート 水温29度 透明度8m 冷たいサーモクラインが度々入ってきている海況でしたが、あまりに高い水温が続いていた為、身が引き締まるようで気持ちが良かったです。 メキシカンバラクーダは最初に見え始めた時は、水底を這うように小さい群れだけかと思ったのですが、頭上からアプローチをする為、回りこんでみると、沖側の奥にはいるわいるわで、大規模な壁でした。 最後は岩礁そばに戻って安全停止しながらアシカを観察。
video by our guest Jakk-san
報告者 ロレンソ、ミカ、ルイ |
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