2015/09/15 |
M/V Valentina_Sea of Cortez_Trip Report 8/29-9/3 2015 NO.1 |
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コモエスタス?
お久しぶりです。 お元気ですか?
2015年第4航海目のトリップレポートです。今回のお客様はアメリカ、ブラジル、日本からお越しのお客様です。
今回のトリップも全開のトリップに引き続き大雨が降った影響??それともエルニーニョ現象による水温上昇の影響により透明度がさらに悪化!!ここラパスを中心にコルテス海を20年以上潜り続けているガイドのロレンツォがこんな透明度は一度も見たことも体験したこともない!!!発言しておりました。ロレンツォにこのような発言をされてしまうと妙に説得力がある。。。9月にベストシーズンを迎えるはずがまさかの前代未聞のワーストな海になってしまった。 海の中は少し大変なことになっておりますが、トリップ中の天候は快晴が続きました。ツアー全体では波、風ともにほとんどなく快適なクルーズ生活を過ごすことができました。
ご覧の通り水中はとっても残念なことに。。。泣 ダイブサイトによっては透明度が5m以下の場所も。。。泣 魚はいつもどおり群れているのに!!! 写真にもは上手に記録することができませんでしたが、お客様の心の中にはしっかりと記憶することができたと願っております。
ハンマーヘッド狙いでエル・バホでダイビングをしましたが、今週のエル・バホも例外にあらず。。。水面から水底30mまで透明度が悪い。残念ながらハンマーヘッドを見ることができませんでしたが、安全停止前に水面付近を泳ぐ【シルキーシャーク】を発見。今年はこのパターンが非常に多いです。
今週はハンマーヘッドの代わりになんとイルカが登場!!! 最初は生憎の透明度の影響によりこの黒い影が何か認識することができませんでしたが、この黒い影の正体がイルカだとわかった時は一同大興奮でしたよ!!
今週のトリップでもモブラナイトダイブに挑戦! 最初の20分ぐらいは数枚程度しか集まらず、担当ガイドのおいらのマスク越しは顔面蒼白で冷や汗モノでしたが、なんと終盤に名誉挽回!!!最終的には20−30枚くらいのモブラを見ることができたのではないでしょうか??
先週のトリップ同様に普段はスルーしてしまいそうなマクロやコルテス海固有種をじっくり観察。今回お客様を虜にしたのはサンゴに寄生をするヤドカリである【スタッグホーンハーミットクラブ】 スタッグホーンハイドロコーラル(英名staghorn hydrocoral、学名Janaria mirabilis)というサンゴを宿にしております。最初、ただのサンゴかな思いきや、サンゴが動いたのでビックリ!!
今年はエルニーニョ現象により水温が30−31℃とかなり高め。その影響?単にガイドの力量不足??で今シーズンはウミウシをほとんど見かけることができません。今回偶然にも見つけることができた個体はグロッソドーリス・セドナ(学名Glossodoris sedna)。例年だったらよく目撃することができますが、今年はちょっと少なめです。
先週のトリップではクルーズでしか行くことができない、サンフランシスキート島、さらに北にあるラス・アニマス島の透明度が非常に悪かったのですが、今週のトリップでは透明度がマックスに回復!!!透明度が30mオーバーの箇所もあり、例年通りのコルテス海が展開されておりました!!!言わずもがな、お客様の口から歓喜の声が上がったのは言うまでもありません。
ラストダイブはスワニーリーフ。 ここでもお客様からのスペシャルリクエストに対応!!! 【ガルフシグナルブレニー】と呼ばれるギンポの仲間になります。求愛行動?威嚇行動の際に写真のあるように巣穴から全身を出し背ビレを広げてアピールします。
クルーズの最後はジンベエザメスノーケルに挑戦!! 今回も5−6匹のジンベエザメを発見することができました。
天候:快晴 気温:28〜35℃ 水温:29〜30℃ 透明度:5〜15m (*ダイブサイトによってばらつきがある) ウエットスーツ:3mm または 5mm |
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