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メキシコ・ラパス
 
2015/02/25   M/V Valentina_Socorro Islands -JAN 17, 2015 DEPARTURE その3

01/24 ダイビング6日目
1本目:エル・ボイラー
水温24度、透明度15m
最終日はサン・ベネディクト島に戻ってまいりました。 ポイントは、トリップ中まだ潜っていないエル・ボイラーです。 特にマンタがフレンドリーなこのポイント。 マンタとアイコンタクトを通して、特別な関係、リレーションシップが築ける気がします。 さて今回のトリップではどうなるでしょうか?

ENしてみると、ハチャメチャに水温が冷たく感じます。 1度の差でここまで冷たく感じるとは。 しかし、魚影は素晴らしいものがあります。 岩壁にはコットンマウスジャックやアイランドジャックがビッシリ群れ、ちょっと離れたエリアには所狭しとギンガメも。 そして優しい目をしたマンタがお待ちかね。 実はマンタに夢中になって、ボイラーから結構遠くまで流されちゃいました。 無駄な体力は使いたくなかったので、一度水面に浮上し、ディンギーに引っ張ってもらいまして、再エントリー。 すると、なんてことでしょう、イルカ、イルカ、イルカ! 大化の改新でも、こんなにイルカは居なかったと思います。(・・・大化の改新では1人のイルカだけですしね、閑話休題) どんどんダイバーに集まってきて、総勢17頭のイルカが、今回は小悪魔的なことも無しに、ずっと一緒に遊んでくれました。 実は、その周りを回っていたマンタ、主役を奪われた様子で、ショボーンと寂しそうでした(笑)


video by Alexandra


video by Alexandra


video by our guest Patrick


video by our guest patrick



2本目:エル・ボイラー
水温24度、透明度20m
水温は冷たいままなものの、1本目と比べ、クラゲは居なくなりましたね。 今回はじめに水中でグループフォト(ボイラーだよ、全員集合!)にトライしました。 ENして写真の舞台に想定してたエリアに向かうとタイガーシャーク。 ちょっと写真どころじゃなくなっちゃいましたね(笑) そしてグループフォト終了すると同時にマンタが待ってましたとばかりに来訪。 ブラック1枚を含む4枚のマンタの演舞です。 そして、でっぷりと肥えたキハダマグロも岩壁近くに登場。 コットンマウスジャック、ギンガメアジがゆっくり南サイドに移動し始めたのに合わせて、僕らも移動。 マンタは終始付いてきてくれましたが、魚影が移動した南サイドでは、岩壁からほとんど離れずにハンマー4匹も目撃できました。


video by Alexandra

ランチタイム番外編

video by Alexandra


3本目:エル・ボイラー
水温24度、透明度15m
ENしてマンタ。 マンタ。 マンタ。 ハンマー捜索は空振りに終わったものの(声を小にして言いたい)、岩壁に帰ってくると、マンタ、マンタ、マンタ。


4本目:エル・ボイラー
水温23度、透明度12m
ENしてみますと、岩壁の東エリアに魚影が集まってました。 前半にハンマーを探そうと相談してましたので、そのまま魚影に突入すると、ハンマー2匹がクレオールフィッシュと混ざって戯れていました。 水深15mから見上げられていましたので、水深10m! しかも逃げる様子が無く満足するまでカメラに収めることが出来ました。 そしてギンガメがいるエリアを越えるように進路を取ると、まずはハンマーの影。 皆を集めると、はーい、30強のハンマーの群れ。 水底近くに留まっている1匹はでかい!!! この群れもあまりダイバーを嫌うこと無く、有り難かったですね。 岩壁に戻ると、休む間もなくマンタ。 マンタ。 マンタ。 そして安全停止中にはイルカの鳴き声も聞こえてきます。 案の定、ディンギーに上がっているとイルカが寄ってきました。 これじゃーダイビングいつまで経っても終了できないよー!!!


























※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
 
 


2015/02/14   M/V Valentina_Socorro Islands -JAN 17, 2015 DEPARTURE その2


01/22 ダイビング4日目
1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度45m
めっちゃ穏やかなロカ・パルティーダ。 しかも他のクルーズ船が居りません。 えっ、このロケーション貸切? 最高にラッキー。 ENしてみますと、海の中も平穏過ぎる印象はありますが、魚影はかなり濃いものがあります。 南壁に移動してみますと、岩壁に沿ってアイランドジャックがびっしり。 水面近くにはギンガメアジが渦を巻いています。 すこし頃合い待ちをしますと、大きいガラパゴスシャークが3個体、連なって現れてきました。 実に迫力があります。 このタイミングで中層にハンマーを探しにいきましたが、空振り。 でも同じタイミングで探し始めていたロレンソグループはガラパゴスシャークの大きな群れを目撃できたそうです。 くっそー、いいポジション横取りしやがって!(笑) 再び南壁に戻って、頃合い待ち。 なかなか良いサインが見えてきませんでしたが、普段バルコニーで休んでるホワイトチップが活動し始めたので、痺れを切らすように再びハンマー捜索の旅に。 パシフィッククレオールフィッシュの群れを抜け出したあたりで粘っていると、ようやくハンマー1個体。 EN前にハンマーへのアプローチの仕方(興味無いふりをして、水深だけゆっくり合わせていく方法)をブリーフィングしてた事もあって、全然逃げず。 離れたかと思うとUターンして、頭を向けて寄ってきます。 近くまで来て様子を伺うように、あの奇妙な頭と目で確認してきますが、ハンマーと目は合わせず、興味無いふりして、目を瞑ります。 すると、すごく近くまでやってきてくれました。 1個体といえども、この距離ですと、写真もしっかり撮れますね! その後別のハンマー2個体が見えましたが、30mオーバー。 岩壁に戻ろうかもう少し粘ろうか迷ってると、ザトウクジラの鳴き声も聞こえてきました。 そこでこのまま岩壁には戻らずドリフトで粘り続けることにしました。 結果的には半分正解(ザトウクジラには会えず)だったようで、深場でしたが30頭規模のハンマーの群れ。 安全停止中にモブラ(マンタでなくモブラw)、水面に20匹弱のカマスサワラ。 カマスサワラの先にザトウクジラが居ないか、確認しましたが、最後までザトウクジラには会えず。 声はこんなに近いのにっ!!!

2本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度40m
ENしてみると、真下にマンタが待っていてくれました。 南北の雰囲気チェックをすると、今回も南壁に魚影が集まってる様子です。 ギンガメアジが縦に間延び、また、深場では渦を巻いていましたので、その先にハンマーを狙いにいきましたが、 豪快に空振り。 今一度南壁に戻りますと少し潮当たりが変わっていました。 そこで体制を整えて、改めて南壁の真南を捜索。 パシフィッククレオールフィッシュの群れを抜けると、キハダマグロ。 ツムブリを狙ってやってきていた様子です。 同じようにハンマーも出てきそうな雰囲気だったのですが、なかなか現れてくれず。 うーん。 1本目同様に後半どんどんザトウクジラの鳴き声が大きく近くなってきました。 再度、岩壁には戻らず、このまま、ドリフトを続ける判断をしましたが、声は間近で聞こえ、その存在を感じるるものの、確認できず。 諦めて安全停止をしていると、水面0mにマンタがやってきました。 このマンタ、コミュニケーションが出来るみたいで、手で誘導すると、そちらの方に動いてくれます。 最後はダイバーの周りをホバリングしてくれました。  マンタに始まりマンタで終えたダイビングでした。 良き哉、良き哉。

3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度30m
ENしてみましたが、今回もマンタが待っていてくれました。 今回は対のようで、ダイブタイム中、計3回遊びに来てくれましたが、全て2枚一緒でした。 しかし、肝心のサメがおらんのです。 ハンマーはもとより、ガラパゴスやシルバーチップも何処にいってしまったのでしょうか?

4本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度30m
3本目の印象から南壁以外はチャンスが無いように思えましたので、 ディンギーキャプテンにお願いして、南壁にてENさせてもらいました。 頃合いが来ないものの南壁はパシフィッククレオールフィッシュ、アイランドジャック、ブラックジャック、ギンガメアジが集まっています。 岩壁から付かず離れずでいると、良く肥えたキハダマグロ1匹が間近に。 その後、流れが当たり始めたので、南壁を回り込んで、潮当たりの弱いところで休憩&頃合い待ち。 当たりの弱いエリアをそのまま沖出しドリフトしてみますと、魚影を抜けたところで、レインボーランナーが活発に泳いでました。 おっ、これは良い感じと期待していると、先ほどと同一個体か、良く肥えたキハダマグロがまた急接近。 一度離れたと思ったら、相方さん連れて帰ってきました。 これまたデカイ。 お刺身になった姿を想像していると、まもなく、キハダ、キハダ、キハダ、キハダマグロの群れ。 キハダリバーです。 群れ単位では、それぞれの個体は60cmくらいの体長ですが、リバーに終わりの無い様子には、圧倒されました。 そしてリバーの一部が分かれて、ダイバーを囲み始たかと思うと、その下にハンマーのシルエットが2つ程見えてきました。 ただ、水深を落として確認しにいくと、35〜40mエリア。 ダイビング後半な事、群れでは無かったので、姿を確認するだけで、粘ることなく水深を戻して、キハダマグロの塊を見ながら安全停止に入ることにしました。  


01/23 ダイビング5日目
1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度40m
本日も引き続きロカ・パルティーダ。 2日続けて他船が訪れてない上に、海況は実に穏やか。 ENしてみますと、本日もマンタが待ち構えてました。 そして、やはり南壁は魚影が濃い目。 ガラパゴスシャーク3個体がうろうろ? にょろにょろ?しています。 同時にギンガメも魚頭を南東に向けていましたので、まずは南東方面にハンマー捜索してみるものの、キハダマグロのみ。 今回正直ハンマーに関しては苦戦しています。 ちょくちょくマンタがダイバーに遊んでもらいたそうに寄ってきます。 一度南壁に戻り態勢を整えてから、再度、南東方面に捜索の旅。 いい塩梅になってきたところで、イルカの鳴き声が聞こえます。 やがて水面から4頭が降りてきて、そのままダイバーを通過し、深いところから手招きするかのようです。 これがソコロのイルカが可愛い顔して、小悪魔たる所以。 深いところにゆっくり誘導しようとするんです。 そして、せっかくハンマー狙いの為に、潮上にドリフトしたのに、潮下に全員を誘導していきます。 これにてハンマー捜索終了。 頭を切り替えてイルカと遊んでやろうと思うと、イルカはダイバーに飽きたのか、あっけなく去ってしまいます。 もう、僕ら人間、イルカに釣られ過ぎ(笑) 最後安全停止中にも同じ個体のマンタがやってきてくれました。


video by our guest Mineo


2本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度40m
EN後、南壁を付かず離れず待機。 今回もガラパゴスシャークが深場に出てきます。 そしてハンマー狙いに離れた中層にいるギンガメの吹き溜まりエリアまで足を延ばすと、またもやザトウクジラの鳴き声が聞こえ始めます。 ハンマーとザトウクジラと両天秤にかけると、これまでも「二兎を追うものなんとやら」を何度喰らったことか。 そこでハンマーに焦点を絞ろうと思ったのですが、心を見透かされてるように、ザトウの鳴き声は大きく近くなってきます。 ハッと見るとマンタ。 ハッと見るとマンタ。いつも付かず離れずの距離に居てくれて、紛らわし過ぎます。 後半、岩壁に戻る必要は無かったので、そのまま流してザトウ狙い。 本当に声が近くから響いてきます。 最後の最後、安全停止のフロートを用意し始め、エアを注入する前最後に、真下を見てみると、なんでしょうね、この白いヒレわ。 !!!!!!! 居たーーーー! ザトウクジラが真下を泳いでるではないですか! 我を忘れて興奮したまま指差して泳いでしまいました。 最後の最後にヒット!
これだからダイビングは止められません!

3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度30m
今回もENするとザトウクジラの鳴き声が響き渡ります。 もうハナからザトウクジラ狙いです。 終始、岩壁には戻らないまま中層をザトウ探し。 でもこういう時に限ってハンマーの群れが見れちゃったりするものですから、摩訶不思議。 そして遂に遠くにザトウの影が見えたかと思うとモブラだったり(笑) ラログループもハンマーリバーGETしたそうです。 結果的にはザトウクジラの姿を確認できませんでいた。 ただ、ザトウの真上に僕らは居たのではないか?ってくらい声が終始近かったです。 ザトウクジラを見れなかった悔しさはあるものの、その存在感を間近で感じられ、なんだか幸福感で満たされたダイビングでした。







※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
 
 


2015/02/13   M/V Valentina_Socorro Islands -JAN 17, 2015 DEPARTURE その1


今回のトリップは、日本人、カナダ人、フランス人、ロシア人、チリ人、ブラジル人、メキシコ人のスーパー混在トリップでした。 とっても楽しかった〜!


01/19 ダイビング初日
1本目:ラス・クアビタス
水温25度、透明度10m-14m
ENした岸寄りの浅瀬は透明度がかなりガッカリ具合だったのですが、沖出しするに連れて、回復してきたので、ひとまずはホッとしました。 そんな透明度の中でも、ウェイトチェック完了して、水底に集合するまでの間に早くもマンタ登場。 定番のトンネル内には身篭ってるホワイトチップ。 砂地にはダイヤモンドスティングレイ。  クリーニングステーションに移動すると、再度マンタ登場。 安全停止中にも水面までマンタが寄ってきてくれました。

2本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度17m
ENしたところに大きなマンタが2連。 しばらくの間、全くもって泳いで移動する必要がありませんでした。 逆潮な事もあって、棚上の砂地から西棚にゆっくり向かっていく最中にも次々と別個体のマンタが現れてきます。 ブラックマンタも珍しくないのが、ソコロクルーズの特徴ですね。 見上げるとギンガメが渦を巻き始めています。 安全停止もパシフィッククレオールフィッシュの群れに囲まれてのEXとなりました。 午後以降、潮が戻るようなら、ハンマーも期待できそうです! 

3本目:エル・キャニオン
水温25度 透明度15m
2本目同様、ENするとやはりマンタが待ち構えてくれていました。 潮止まりでしたので、ダイビング後半くらいから潮が戻りそうな気配。 そこで徐々に東棚の稜線沿いにホットスポットに向かいます。 調査ブイの近くで、マンタ2枚。 やはりそのうち1枚はブラックマンタです。 少しづつ南の沖から魚が集まり始めましたので、その頃合いで、ドロップオフ沿いに沖出ししてみると、細身でしたがハンマーが3個体、出入りしてくれました。 透明度がイマイチでしたが、あまりダイバーを嫌がる様子も無く、何度も寄ってきてくれました。 最後の安全停止は、マンタを期待してマンタロックまで戻りましたが、下心出し過ぎたのでしょうか、これにはさすがに失敗。  何事も謙虚さが必要ですね〜。

4本目:エル・キャニオン
水温24度 透明度13m
今日は終日透明度がイマイチでしたが、東棚のホットスポットに向かうとホットスポットの南側に、まずはでかハンマー1個体。 体が大きい分、ダイバーを怖がらないのか、長らく近距離を周遊してくれました。 少し魚影が移動し始めたので、それに合わせるようにホットスポットから移動をしてみると、中層15m付近に、やはり大きいハンマーのシルエットが。 そしてその真下の稜線にて2体こちらもでかハンマー。 東西の狭間にある根まで流したところ、別の2個体でかハンマーが、仲良くシンクロするように現れてきました。 最後は西棚にあるリサーチブイまで移動して安全停止に入りました。
ディナー時には、Mikhailさん、Mariaさんの19年目の結婚記念日のお祝いを皆でいたしました! 20年目もバレンティーナ号に帰ってきてね〜!


01/20 ダイビング2日目
1本目:カボ・ピアース
水温26度、透明度30m
サン・ベネディクト島からソコロ島に移動してのダイビング。 本日は2本終了後にネイビーチェック(必須)を予定しています。
まずは朝一のカボ・ピアース。
EN前からポイント近くの沖にザトウクジラが確認でき、自ずと期待は高まってきます。 ENしてすぐにクリーニングステーションにて予定通り(?)マンタ2枚が登場。 まだ流れが弱い様子でしたので、棚先まで足を伸ばしてみると、ザトウクジラの鳴き声がぐんぐんと近くなってきます。 棚上待機して鳴き声の方向確認をしていると、マンタがどんどん集まってきて、4枚同時に1フレームに収まるくらい集まってきました。 そうしているうちにも、鳴き声はさらに近く大きくなってきます。 1週間前にロカ・パルティーダでダイビング中にザトウクジラに遭遇できましたが、その時よりも声は近く、周囲をキョロキョロしつづけてしまいます。 結果は、ロレンソグループ、ラログループともに見事にザトウクジラGET!!!!!!!!!  そしてルイグループはといいますと、、、、、、マ、マンタと一緒に安全停止後も10分間水面で遊びましたから(汗)

2本目:カボ・ピアース
水温26度、透明度30m
いい感じで流れがドロップオフに当たっています。 つい棚先に行きたいところですが、EN前から2本目は、まったりダイビングのリクエストあり。 まずは潮陰から慎重にEN。 流れの柔らかいところでマンタがグルグル。 潮の当たっているエリアをチェックしましたが、魚影がイマイチ。 流れの強さの割に、ハンマー出そう感が無いんです。 そこで、心置きなく、まったりモードに切り替えられました。 潮陰エリアに回り込み、 マンタが寄ってくるのを待っていると、4枚のマンタが連なり、シンクロナイズトスイミング状態。 ダイバーに求愛してくるようで、全くEXが出来ません。 マンタで有名なソコロですが、これは、本当にレア!! 何度も水面に上がって他のグループ、ディンギーの安全を確認しながら、怒られるの承知でダイビング延長しちゃいました。 ロレンソからこっぴどく怒られるかと思いましたが、ダイバーさんが喜んで帰ってきた様子を見てか、「気をつけてよねー」程度で済みました。 でも、この場を借りて、全ダイバーさん、全関係者さんにもお詫びします。 自己中ダイビングしちゃって、すいませんでした!
ランチ後、ネイビーチェックを受けてから、ポイント移動。


video by our guest Rodrigo


video by our guest Patrick


3本目:プンタ・トスカ(コーブ)
水温26度、透明度12m
崖下にENしたところに、シルバーチップ(baby)とシルキーシャーク(baby)が1匹づつダイバーの真下をグルグル。 babyじゃなかったら、ちょっと怖かったかも。 ゆっくりと稜線方面に進みながら、タコやロブスターを見つけて楽しみました。 1つの狭い窪みの中をウツボ、ロブスターがギュウギュウ詰め、なのに仲良く暮らしている様子は不思議なものです。 時々にホワイトチップ、シルキーシャーク、ガラパゴスシャークがやってきますが、このエリア、どれもbabyなんで可愛らしい癒し系なサメ達です。 安全停止前は魚影のあるところで、カスミアジの小隊やギンガメアジの群れを見ながら、EX。 ここでもシルキーシャーク(baby)、やけにダイバーに向かって一生懸命泳いでくるのです。 この子達が大人になったら、けっこー怖いと思います。
4本目後の、後光が差してるようなサンセットがとても綺麗で象徴的でした。


01/21 ダイビング3日目
1本目:プンタ・トスカ(西岬)
水温25度、透明度30m
昨日よりも透明度も良く、一安心といったところです。 砂地でエレクトリックスティングレイを見ながら、ドロップオフ稜線の浅瀬側をゆっくりと移動します。 ロブスターやウツボを見ながら、マンタが来ないかチェック。 稜線が、T字路のように分岐する地点から、ドロップオフ側をチェック開始します。  すると中層16〜18m付近に大きいグレーのシルエットが見えてきました。 EN前にはザトウクジラが近くに居たので、クジラの赤ちゃんかとも思いましたが、中層を泳ぐそぶりも無く、ぽかーんと漂ってます。 徐々に距離を詰めてみると、YES!  体長5m程のタイガーシャークでした!(証拠写真無し!) その後同じエリアの稜線近くにハンマー1個体近づいてきてくれました。

2本目:プンタ・トスカ(西岬)
水温25度、透明度35m
1本目には出会えなかったマンタですが、今回は、クリーニングステーションに威風堂々と登場。 ホッと一安心。 1枚のマンタと戯れてると、もう1枚ブラックマンタが加わってきました。 岬の先端までハンマーを探しにいきましたが、こちらは残念。 今回サメはシルキーとホワイトチップまでとなりました。


video by our guest Patrick


video by our guest Patrick


3本目:プンタ・トスカ(東岬〜ミドルポイント)
水温26度、透明度30m
午前中に潜っていないエリアへのEN。 アオウミガメが居たので、タイガーシャークも近くにいないか、稜線沿いをしばらくチェックしながら移動。 流れが無く穏やか過ぎる感じなので、岬間中央にある根にマンタや、その先沖合にハンマーが居ないかどうか探しにいきました。 中央の根を離れ始めたところでハンマーようやく1個体。 ダイバーとは一定の距離を保つもののすぐに逃げない感じなので、近くにいる群れを守るための囮かもしれません。 ただ、最後は去った方向ではなく、見えてきた方向に群れを探しに行きましたが、空振り! うーん、ハンマーとの騙し合いに負けた気分。

4本目:プンタ・トスカ(ミドルポイントから西岬)
水温26度、透明度30m
4本目は両岬間の中央の根近くでEN。 根回りには相変わらずマンタは居りません。 うーん、マンタが中々見れないで苦戦するとはソコロでは、ある意味、珍しい。 ただ根の離れ、ほぼ3本目と同じ場所にハンマー1個体。 ハンマー探す為、さらにその先南の中層をドリフトしながら、西の岬先端へ移動。 西の岬先端でハンマー1頭&ハンマー2頭。 ようやく出始めてくれました。 この後、稜線のドロップオフ側に入り込みたかったのですが、岬先端に流れが当たり、ダウンカレントがあったので、回避して、そのまま空飛ぶようなドリフトwithカレントに変更。 ディンギーに上がっている最中にキハダマグロとハンマー別個体も登場してくれました。
本日は、陽が暮れてからの月(新月明け)がとても綺麗でした。 ディナー後にマリンバイオロジストであるアレキサンドラによるシャーク・プレゼンテーション有り。

2本目の出発時間にDMのラロが現れる事が出来ませんでした。 腹痛に襲われてしまい、ギリギリまで休んだのですが、回復せずのアクシデント。 その後の3、4本目ともロレンソ、ルイの2グループに振り分け直して対応させていただきました。 幸いにもラロは翌日には元気にダイビング再開。 より深刻な症状にはならずに良かったね、ラロ。



















※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
 
 




  赤川 紫珠子
メキシコ・ラパス






メキシコ・コルテス海 ラパスでのダイビング

海獣三昧 ラパスダイビングツアー


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