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去年ラパスにきた海洋調査チーム。 潜水艦まで持ちこみコルテス海全体に渡るかなり本格的な 活動を続けていましたが、その時の成果が本になり 出版されました。
潜水艦にはファンバハの社長エンリケやベテランガイドロレンソも 乗り込みました。ロレンソが深海で撮った写真も本に 採用されています。その写真がこちら。
コルテス海の深度130mの地点で熱湯の吹き出ているポイントを 発見したなどなど、読んでいくとなかなか充実した内容ですが、 その中で最もファンバハスタッフの目をひいたのがこの1枚。 テヅルモヅルが開いた時の写真です。
ロスイスロテスの25-30mポイントで見られるこのクモヒトデ。 ダイビング中はサンゴなどにからみついてボール状に 丸く固まっている姿しかみることができません。
夜になると深海でその触手を広げ動き始めると聞いたことはあっても、 誰もその様子を目にしたことがなかったので、この写真の触手を 開いた時のその予想以上の美しさに見入ってしまいました。 実際に目にすることは難しくても、次に固く縮こまった テヅルモヅルを見た時には必ずこの写真を思い出して空想を 広げてしまいそうです。 |
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