2013/05/24 |
2013.5/4〜5/14 ココ島 オケアノス・アグレッサー |
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水温:26〜27℃ 透明度:20〜30m ウエットスーツ:3mmまたは5mm
今週のトリップはココ島まで無駄無く、スムーズに横断することができました。お客様は十分に休息をとることができ、初日の朝も快適に目覚めました。勿論、お客様はダイビングがしたくてうずうずしています。パンケーキ、新鮮な果物などの美味しい朝食の後、ダイビングデッキに集合。ダイブブリーフィングをして、チャータムベイから始まりました。 チェックダイブは素晴らしく、沢山の魚、ネムリブカ、マダラエイなど見ることができました。25分ぐらいが経過した後に大きなタイガーシャークが私達の側を泳ぎ去っていきました。お客様はみんな大興奮、一体翌日以降のダイビングではどんなものに出会うことが出来るのかより大きな期待をしてしまいます。
プンタマリアでのダイビングではガラパゴスシャークが突出しており、特に最終日のダイビングでは12匹の大きな個体がクリーニングステーションでグルグルと周回していました。お客様の心境はサメを追いかけ回すよりは、あまり動き回らずに30分以上も1つの場所でサメがやってくるのを待つ。そして安全停止中には小さなマンタが私達の側をゆっくりと通過してくれたので、私達はじっくりと写真を撮影することができました。2日後に同じプンタマリアでダイビングをした際はガラパゴスシャークが同様の行動をし、なんと5m程のジンベエザメが登場。私達はメインの根から小さな根へ泳いでいる途中、小さなジンベエザメは水底からやって来て、とてもフレンドーにしているようでした。この巨大な魚とすくなくとも3分以上一緒に泳ぐことが出来ました。なんという貴重な体験なのでしょうか!!
私達はアルシヨーネとダーティーロックの両ダイブサイトで沢山のハンマーヘッドを見ることができ、特にアルシヨーネではイルカがアジの捕食していました。私達はゆっくりと移動しながらある1つの岩に到達したとき、イルカが捕食していました。アジの大きな群れに突撃をしたイルカはアジが疲れるまで追いかけ回し最後にはアジを食べてしまします。ここ数年、じっくりとこの捕食シーンを観察しておりますが、アジ達が年々賢くなっているような気がします。アジがイルカに追いかけられると、アジ達は必死に逃げながら他の捕食を行っているイルカの背後に廻りイルカを孤立させようとしています。もし、ブルーウォーターを泳げば、もっと沢山のイルカに出会えることが出来るし、捕食のシーンも見ることができます。アルシヨーネでのダイビングでは沢山のハンマーヘッドの見た後、最後の安全停止中にもイルカを見ることができます。
しかし、今週のトリップではより沢山のハンマーヘッドの大群はダーティーロックでした。ハンマーヘッドがクリーニングを行っている時は本当にダイバーまで非常に近い距離にあり、私達は1つの場所でじっくりと待ちます。ある時、私達は根から戻り、ダイビングを終了しようとした時に、ハンマーヘッドはありとあらゆる方向からやってきているよう。本当に驚くべく光景です。
今週のトリップで私の以前までのお気に入りのダイブサイトであるマヌエリータでダイビングをしました。私がカメラの確認をしている時にタイガーシャークが登場。最終ダイブにおいては8匹のガラパゴスシャークが現れ、理由がよくわかりませんが浅場で見ることが多い。正直に申し上げると、素晴らしいダイビングには理由が必要ありません。この同じダイブサイトではタイマイが現れ、とてもフレンドリーだったためにお客様はじっくりと写真を撮影することが出来ました。
もう1つ大切なことを忘れていました、ウヨラ島においてレッドリップッドバットフィッシュを見つけました。しばらくこのダイブサイトでは見ることが出来ませんでした。同様にマヌエリータの浅場でオオモンカエルアンコウを見ることが出来ました。 コスタリカ本土までの横断は天気にも恵まれ、太陽が照りつけ、海はとても穏やかでした。
For Safe Diving, Capt. Beto |
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2013/05/10 |
2013.4/20〜4/30 ココ島 オケアノス・アグレッサー |
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水温:25〜26℃ 透明度:15〜20m ウエットスーツ:3mmまたは5mmのウエットスーツ。
今週のトリップも通常より早く出港することができました。そして同様にココ島にも早く到着することができました。もしかしたら今年の中で一番の横断だったかもしません。 いつもより早く到着したので、沢山時間が余っていたのでゆっくりとダイビングの準備を行うことが出来ました。
1本目のチェックダイブでは水温が温かく、沢山の魚が私達の周囲を取り囲みました。2本目の深場ではサーモクラインの影響により冷たかった。あるお客様は3mmのウエットスーツでダイビングをしていたようで、とても寒かったようです。もし冷たく感じるのであれば、何かグローブかインナーなど防寒対策をする必要がありますね。サーモクラインは20℃しかありませんが、なるべく私達はその上を泳ぐようにしています。この冷たい流れの影響でしょうか、2本目のダイビングではハンマーヘッドを少し、マダラエイを見ました。それらは冷たい流れを嫌っているようです。サーモクラインから逃げるように泳いでいました。フレンドリーなマダラトビエイが登場し、私達と一緒に泳いだ後は冷たい場所から温かい場所に泳ぎ去っていきました。
2日目はダーティーロックとプンタマリアでダイビング。両ダイブサイトとも素晴らしく、ダーティーロックでは沢山のハンマーヘッド、プンタマリアではガラパゴスシャークを見ることができました。この時の水温は問題なし、ハンマーヘッドは少し恥ずかしかったのでしょうか、でも私達は近づいて写真を撮影することができました。
3日目はアルシヨーネでダイビング。今週のトリップでハンマーヘッドの見ることができたベストダイブサイトです。このダイブサイトはいつでもハンマーヘッドの群れを見ることができ、再び戻って来てもハンマーヘッドの群れを再び見ることができました。時々水温がとんでもないことになっていましたが、水温が20℃ということもあり、マダラエイが冷たい水を避けるように浅場に移動していていました。そして私達はとてもラッキーなことにネムリブカの交配行動を見ることができました。しかし残念なことに時間が来てしまったのでその場を離れなければいけませんでした。数日後に再びアルシヨーネでダイビングをしましたが、前回同様にネムリブカの交配行動を見ることができました。
4日目はビック・ドスアミーゴとスモールドスアミーゴでダイビング。特にビッグ・ドスアミーゴでのダイビングではアーチの中は沢山の魚で溢れていました。お客様はダイブタイムのほとんどをこの場所で費やし、エイ、ネムリブカなどの写真を撮影していました。 午後からはマヌエリータでダイビング。ここでも深場に移動して時に大きなサプライズが待っていました。なんと小さなジンベエザメが登場。とても急いでいるようで速く泳いでいました。実際、私達のお客様の数名はジンベエザメを追いかけましたが追いつくことが出来ませんでした。ジンベエザメが登場した以外にも、ガラパゴスシャークが私達に急接近したためアドレナリンが大放出。
マヌエリータにおいて赤ちゃんジンベエザメに出会ってから2日後、私達はアルシヨーネで別の大きなジンベエザメに出会うことが出来ました。今回のジンベエザメは私達と10分以上も一緒にいたので、前回のマヌエリータの個体とは別の個体と認識することができます。 おかしなことにアルシヨーネではお客様のほとんどが第1グループでダイビングすることを希望します。勿論、30分しか時間の違いがありませんが第2ググループも同じアルシヨーネでダイビングをするのですが、数人のお客様は先にダイビングをしたほうが大物に出会う確率があると信じているようです。私は大物に出会うことができるかどうかは『時の運』と説明しております。そして、今回は第2グループがジンベエザメを見ることができ、第1グループは残念ながらジンベエザメを見ることができませんでした。しかし、ハンマーヘッドの群れはいたるところでいたし、とても近い場所で見ることができました。
そしてココ島でダイビングができる最終日、お客様全員が再びアルシヨーネでダイビングをリクエストしたので、私達は再びアルシヨーネでダイビング。潜降ロープ沿いに降りて行くと、ネムリブカの群れや数匹のマダラエイが登場。それらはダイバーの方へ近づいてきているようでした。そして水底に到着するといつものように根待ちをしながら、サメや様々な魚を観察します。5分くらい経過すると、何と約7m前後のジンベエザメがフエダイの群れを分け入るように登場。その光景はまるでフエダイがジンベエザメのために穴を作っていたかのよう。お客様の数人は何も考えず、ジンベエザメを追いかけてしまったために、ジンベエザメは逃げてしまいました。しかし、驚いたことにジンベエザメは3回も私達のところに戻って来てくれ、私達のためにすばらしいショーを披露してくれました。そして最後の安全停止中にはマンタが登場し、私達に接近してくれたので、お客様の顔には笑みがこぼれていました。
ココ島での最後のダイビングはマヌエリータに戻りました。そしてなんと私達は3匹もタイガーシャークをみることができました。なにか遊んでいるかのようにも見えましたが、私達が近づくとすぐに逃げてしまいました。残念なことにタイガーシャークは私達とは遊びたくないようです。。。しかし、最終ダイブにこのような場所でダイビングことは素晴らしいことだと思います。 今週のトリップの天候は晴れと雨がバランス良く半分ずつ。コスタリカ本土までの帰路は穏やかで速く戻ることが出来ました。
Safe Diving. Capt. Beto |
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