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タイ・プーケット
 
2011/02/11   1/27 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号



この日潜ったポイント

<1>Boulder City
<2>Shark Fin Reef
<3>Anita’s Reef No.5,6

この日の1本目はボルダーシティーからスタート。
この日も人気者の【ウミテング】の観察に・・・
ちょうど約1年前に今回と同じようにガレ場や砂地を張ってマクロネタを詮索していた時に偶然発見したこの子。本当にお客様の大手柄です。
その日以来、今やボート上ではおいら達のみならずヨーロピアンも含めて観察に没頭!!!
その当時は2匹しか発見できなかったけど、現在は5匹まで確認することができております。

そして【スターリードラゴネット】(※通称:レッドスクーター)も紹介。この子もちょこまかちょこまか動いてなかなか上手に写真を取れしてくれない。
この日は【ハナヒゲウツボ】の幼魚はきちんと起きて、巣穴から顔を覗かしてくれておりました。

2本目はシャークフィンリーフ。
これまた驚くほどの透明度!!!!
それ反面、いつもと比較して魚の量は若干少なめ・・・
大きな【オニカマス】を発見。基本的は単独で行動そしているパターンが多いはずなのに、近くにあと2匹もいた!!!
砂地では【アカハチハゼ】や【クビアカハゼ】などもじっくり観察することができました。

今回のクルーズ最終ダイブの3本目はアニータズリーフ。
最近、赤マル急上昇中で人気者のツアーリーダーのアダム(※お客様曰く、スターウォーズシリーズのジェダイマスターに似ている!!)なぜか遠くでおいらのことを呼んでいる。またウツボとかミノカサゴじゃないの???と思いきや、今回はなんと【オニダルマオコゼ】でした!!!見事に砂地の中に身を潜めておりました。
そしてなぜか昼間なのに珍しく【コブシメ】にも遭遇!!!
あっという間のトータル6日間のクルーズでした!!!!







今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To Yuko MS.)

おまけ・・・

巷の噂のジェダイマスターことツアーリーダーのアダムです。
お気に入りのアイマスクで暫しの休息中です(笑)
皆様、可愛がってあげてください!!


水温 28〜29℃
気温 30〜33℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご
 
 


2011/02/11   シミラン諸島・スリン諸島のダイブサイト一部閉鎖について



シミランクルーズのシーズンも半分が経過してしまいました。
本当につい最近、待ちに待ったシミランクルーズが解禁になったばかりの様な気がしますが。。。時が経つのは本当に早いものです。

既に一部の日本のメディアやWEBサイト等でご存知の方も多いかと思いますが、タイ南部、アンダマン海とタイ湾におけるサンゴ礁の白化を防ぐことを目的として、国立公園野生動植物保護局が、タイ南部の海洋国立公園のシュノーケリングおよびダイビングスポットの一部閉鎖を決定しました。

ダイブサイトで今回閉鎖されたエリア

<<シミラン諸島(シミランナショナルパーク内)>>
・イーストオブエデン(シミラン諸島NO7の東側)
・ビーコンリーフ(シミラン諸島NO8の東側)

<<スリン諸島(スリンナショナルパーク内)>>
・パーチュンバ島/ドラゴン島*マンコン湾(Ao Mangkon)含む、メーヤイ湾(Ao Mae Yai)、チャーク湾(Ao Jark)、タオ湾(Ao Tao)
・トリンラ島(Ko Torinla)周辺

<ご参考WEBサイト>
タイ国政府観光庁【ダイビング情報】アンダマン海およびタイ湾の海洋国立公園一部閉鎖のお知らせ

シミラン諸島の他のダイブサイトならびに、ボン島、タチャイ島、リチェリューロックは今まで通りダイビングおよびシュノーケリングが可能です。

昨シーズン末からの水温上昇(※エルニーニョ現象)の影響により水深15mより浅場のサンゴに白化などのダメージが見受けられます。特にエダサンゴやハナヤサイサンゴなどのハードコーラルに尋常ではない被害が出ております。水深15mより以深の場所は比較的被害を免れており、昨年同様にウミウチワやイソバナなどのソフトコーラルが美しいサンゴが点在しております。
そして白化現象の被害を受けていたイソギンチャク(特にタマイタダキイソギンチャク)の色は通常に戻りつつあります。これを自然からの警鐘とし、私達ダイバーが今まで以上にサンゴの保護に配慮をしたダイビングを心がけなければなりません。

サンゴは残念なことになってしまっておりますが、魚影の濃さは相変わらずです!!!
2月に入り、マンタもコボンで頻繁に見かけることができます!!中には4mオーバーの巨大サイズまで登場〜ジンベイザメは・・・目撃情報は多数あるのですが、今日はどこで出ているのかな??

津波も危機も乗り越えてきたシミラン諸島のサンゴ達!!
何年かかるのか、再生するかも解らないですが、きっといつの日か復活してくれるに違いありません。
そして再び綺麗なサンゴ礁の上でダイビングができる日を心待ちにしながら・・・

報告者 けんご


 
 




  八杉 明信
タイ・プーケット






小物から大物までダイナミックなダイビング シミランダイブクルーズ


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