2010/03/15 |
3/4 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号 |
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この日潜ったポイント
<1>Boulder City <2>Shark Fin Reef <3>East Of Eden No.7
この日はボルダーシティーからスタート。 ここ最近、透明度が非常に安定しており、遥か遠くまで見渡すことができます。【イエローバックフージュラー】や【クマザサハナムロ】が大きな岩を乗り越えて出勤しておりました。
【ガードナーズバタフライフィッシュ】を発見。 【テングチョウチョウウオ】のインド洋版になります。 シミラン海域ではあまり個体数は多くありません。 この子はとってもお利口さんでいつも大体同じ箇所で観察することができます。
このサイトでの新発見は【ウミテング】になります。 ガレバを少しだけ散策していると、カサカサと動く物体が?? 最初は【スターリードラゴネット】(※ミヤケテグリのインド洋版)かと思いきや、良く目を凝らしてみるとこの子でした。 とっても恥ずかしがり屋さんでカメラを向けるとすぐにソッポを向いてしまうのはなぜ??? ヒレを広げて動く姿がとってもキュートでしたよ!!!
2本目はダイナミックな地形が売りのシャークフィンリーフ。 今回はより地形を堪能することができる、南側からエントリー。 まずは潜降してまもなく、【カンムリブダイ】がお出迎え。あまりダイバー慣れしておらずいつも一目散に逃げていくパターンが多いのですが、この日は珍しくじっくりと観察することができました。
そして、【ワヌケヤッコ】を発見。 意外とこの子は日本のダイバーに人気があります。
実はこの【ワヌケヤッコ】太平洋型とインド洋型では背びれの形が異なります。
太平洋型 → 背びれが突出していない。 インド洋型 → 背びれが少しだけ突出している。
タイの中でも、コタオで見ることできるのは太平型。シミラン諸島でみることができるのはインド洋型になります。しかもコタオでは個体数が多く、ちょっぴり雑魚キャラ扱いされているかも・・・しかし、シミラン諸島ではあまり個体数は多くありません。
決して【マヌケ(間抜け)ヤッコ】ではありませんよぉぉぉ。
そして【ツマジロオコゼ】!!! 普段は小さなこんな個体を見つけることがあまり得意ではありませんが、今月はなぜか小さいのもの良く見える!!!! この子も最初はゴミか葉っぱにしか見えなかった。 リーゼント?モヒカンがとってもキュート!! 何度も口をパクパクさせながら、潮流が当たるたびに右に左に揺れ動く・・・この光景がとても愛らしくてお客様と二人で10分以上も観察してしまった。
今クルーズ最終ダイブはイーストオブエデン。 最近なかなかこのサイトを潜る機会があまりなかった。 この日は潮当たりがよく潜降して間もなく【イソマグロ】の4〜5匹や【カスミアジ】が自由闊達に泳ぎ回る!!!迫力満点!!!
そしてこの日は普段あまり行くことがない、深場に挑戦!!! ガイドの間では”アンダマンピカチュウウミウシ”とか呼ばれております。
珍しいウツボを発見!!!【ハナビラウツボ】の幼魚になるのかな?? この子もシミラン海域ではあまり個体数は多くありません。おいらもひさしぶりに観察することができました。
最後は一気に深度をあげて、エダサンゴ地帯の”ジャパニーズガーデン”に突入!!万の桁に達するくらいのスズメダイ達が乱舞乱舞!! これぞ癒しのシミランの真骨頂かな??
今回はお客様から写真をお借りしました。 (Special Thanks To MS.YUKO)
水温 28〜29℃ 気温 30〜33℃ 透明度 20〜25m
報告者 けんご |
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