2010/03/11 |
3/1 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号 |
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この日潜ったポイント
<1>Boulder City <2>Shark Fin Reef <3>West Of Eden No.7 <4>Anita’s Reef No.5 & No.6
この日はシミラン諸島最南端のポイント、ボルダーシティーからスタート。
最近このポイントで必ず紹介する魚が【オーシャニックトリガーフィッシュ】になります。 ゴマモンガラやキヘリモンガラの遠い親戚になりますが、銀色に光り輝く体が超小型のマンボウみたい?? 中層を忙しく泳ぎ回り、せっせと巣作りに精を出しておりました。
この写真は【マダガスカルバタフライフィッシュ】 いつもペアでいることが多いのに、この子は一人ぼっちでした。
そして丸々と太った【イソマグロ】が登場。 太ったというより完全にデブです!!!本当にデカイ!!!! この光景を目の当たりにしたダイバーやガイド陣の全員が同じジェスチャー。
「見た??あの魚???」 「こんなに太ってるぜ!!!」
ボートに戻ってから、ヨーロピアンにはあの魚は身の色は何色と質問までされてしまいましたが・・・(笑)
2本目はシャークフィンリーフ。 ダイナミックな地形が売りのこのポイント。この日は複雑な潮流のため、このように長壁を盾にして上手にダイビング。 まずはおいらお気に入りのピンクのイソギンチャクを紹介。 年々イソギンチャクの大きさが拡大しております。 潮当たりの良い場所では【クマザサハナムロ】や【イエローバックフージュラー】が大爆裂!!! 【ワヌケヤッコ】も珍しいけど、その横を通り過ぎた【サザナミヤッコ】も珍しいですよ!!!
3本目はウェストオブエデン。 シミランの西側のポイントは東側と比較して透明度が若干落ちることが多いのですが、この日はすこぶるクリアブルー!!!本当に珍しい!!! と喜んでおりましたが、案の定サーモクラインが上昇してきたので泣く泣く浅場で移動。 【アケボノハゼ】や【ハナヒゲウツボ】、昨シーズンからは【オオモンカエルアンコウ】も仲間入り。 ガイドとしては日本人に人気のある個体が多く少し楽なんだけど、最近はカメラを所有しているダイバーが非常に多く、順番待ちができるほどの大盛況ぶり。時間配分やコース取りを考えないと大変なことになってしまう・・・(泣)
【パンダダルマハゼ】や【テングカワハギ】などを観察しながら、のんびりまったりダイビング。 【オビテンスモドキ】の幼魚のヘンテコダンスをお客様とじっくり観察。 そばを通りかかった友人ガイドに教えてあげると、その友人が担当していたヨーロピアンのお客様は興味津々というより大興奮???
「これは本当にお魚なの???」
という表情で熱心に写真を撮り続けておりました。
この日の最終ダイブはアニータズリーフ。 潜降と同時に特大【ナポレオン】を発見。ダイバーに臆することなく、流れに身を任せて気持ちよさそうに泳いでおりました。そして続けて【タイワンカマス】の群れが登場!!!
そして、この日は【モザイクウミウシ】や【ミアミラウミウシ】など沢山のウミウシを発見することができました。 久しぶりにおいらのマクロの眼が冴えております!
続けて不思議な形をした【ニシキフウライウオ】を発見。 先日までは大きなお腹を抱えながらプカプカ浮いておりましたが、今回再び訪れてみると産卵が終了しておりました。こんな状態になっても生きていくことができるのですね!!!
その他、【ヒレボシミノカサゴ】や【クダゴンベ】やインド洋固有種のハゼなどなど、お客様のログブックには描き切れないほどに沢山のお魚達を見ることができました。
今回はお客様から写真をお借りしました。 (Special Thanks To MS.YOSHIKO)
水温 28〜29℃ 気温 30〜33℃ 透明度 25〜30m
報告者 けんご |
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