オニイトマキエイ

| | コメント(0)


サワディーカップ。

お久しぶりです。
お元気ですか?


みなさん、マンタが2種類に分類されていること知っていましたか?
これまでマンタは1属1種とされ、日本語ではオニイトマキエイと紹介しておりましたが、形、大きさ、体の斑紋などで識別をした結果、実はマンタには2種類いることがわかりました。現在は「オニイトマキエイ」と「ナンヨウマンタ」に分類することができます。

オニイトマキエイの見分けポイント
1.背中の白い斑紋の前縁が、口裂に沿って平行で直線的。
2.口裂周囲に黒い部分が多い。
3.第5鰓孔(腹側の鰓の孔で一番尾に近いもの)に接して黒い斑紋がある。

ナンヨウマンタの見分けポイント
1.背中の白い斑紋の前縁が、後ろに向かって八の字にカーブ。
2.口裂の周囲は白、もしくは薄い灰色。
3.第5鰓孔に黒い斑紋がない、もしくはほんのわずか。

*参考文献 PADIジャパンホームページ

シミラン諸島でもマンタを観察することができ、特にマンタポイントでもあるコボンではピークシーズンになれば高確率で目撃することができます。

是非ともシミラン諸島で見ることができるマンタが「オニイトマキエイ」か「ナンヨウマンタ」なのかご自身の目で確かめてくださいね。

和名:オニイトマキエイ (鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝)
学名:Manta birostris
英名:Giant oceanic manta ray




報告者 けんご

コメントする

このブログ記事について

このページは、m5が2016年12月 4日 08:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「今シーズンもよろしくお願いいたします。」です。

次のブログ記事は「イエローバックフュージュラー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.0