2008年3月アーカイブ
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今日は体験ダイビングでラチャヤイ島に行ってきました。朝方ハイシーズン特有の東風の影響で船が揺れる日もありますが、この日は凪凪状態。船酔いの出番はありませんでした。絶好の体験ダイビングのコンディションです。
ロープ沿いに潜降し、基本的なスキルの確認後、待ちに待った水中ツアー開始!!!
どこまでも続く枝サンゴの群生!!!沢山のスズメダイやチョウチョウウオが迎えてくれます。そして太陽のカクテル光線が降り注ぐ・・・深い場所を少しだけ覗いてみると、サーモクラインが上がってきておりました。
今日は浅い深度で正解ですね!!!
今回お客様が一番驚いていたのは【ドクウツボ】。マウスピースをくわえながら、『うわっぁぁぁ・・・でけぇぇぇ』と言っているのが聞こえました。なぜかこういう時に限って私は【ゴマモンガラ】に襲われるし・・・(笑)
今回のスペシャルラッキーはなななんとウミガメ(タイマイ)を発見。
水族館ではいつもガラス越しにみているカメが触ることができるくらいの距離まで近寄ってくれました。
初めて体験する水の中はどうだったのでしょうか?兎にも角にも感動の連続でした。
次はオープンウォーターコースに挑戦ですね!!
水温 28〜29℃
透明度 15〜20m
報告者 けんご
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昨日、バリバリ絶好調のシミランクルーズを紹介させていただきました。あとは大物のマンタやジンベエが見ることができればもっといいのにあぁぁと思う今日この頃です。(笑)
今回はクルーズのひとコマを紹介します。
ダイビングの合間にこの湾にクルーズ船を停泊させると、どこからともなくウミガメがやってきます。エンジン音で逃げるどころか、むしろ食事の残飯を狙って、他の魚たちと一緒に集まってきます。きっとこの音が聞こえると御飯がもらえると学習したのでしょうか?
場所はシミラン諸島NO.8のドナルドダックベイ。雑誌でよく見かけるバランシングロック、シミランナショナルパークの管理事務所や、簡易な宿泊施設、最近はここなパトンビーチか???と思わせるくらいヨーロピアンのスノーケラーが立ち寄ります。
今回は合計3匹のウミガメがやってきてきました。タイ人クルーたちがバナナやキャベツを差し出すとムシャムシャ食べていた。ちなみにベジタリアンです。(笑)スイカは嫌いみたいです。お客さんもカメラ片手に撮影会。ヨーロピアン達はスノーケルしながら大興奮。これまたぎりぎりまで近付いても逃げないのさぁぁ。お客様が喜んでくれるのは嬉しいけど、少しちょっと複雑な気持ちですね。
餌付けは否定しないけど、故意にしかも過度は駄目だと思う。
共存共栄・・・カメさんは飼っているのではなくあくまでも自然の生き物だから・・・
報告者 けんご
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今回もバリバリ絶好調のシミランでした!!
明け方スコールが降った日がありましたが、天候、海況はすこぶる良好でございます。
人間大のウミウチワやイソバナ、白い砂地、枝サンゴの群生、無数に散らばる魚たち、そして太陽が差し込む・・・まさに癒しのシミランの真骨頂でございます。プカプカ浮いているだけで幸せな気持ちになれます。
最近は白や赤、そして黄色など色とりどりなニシキフウライウオが目撃されておりますが、今回は久しぶりにカミソリウオを発見しました。ニシキフウライウオ同様に岩の間に挟まっており、流れに飛ばされないようにゆらゆら揺れておりました。お客様に紹介してもやはり目がテン。『???』そしておいらがそっと手を出して少しだけカミソリウオを動かしてあげると驚きの表情『!!!』どう見ても葉っぱにしかみえないですよね!
今回は沢山のサメを見ることもできました。
イーストオブエデンではテーブルサンゴの下で休んでいるネムリブカの子供、しかも2匹も発見。50cm位の大きさしかなく、見た目はぬいぐるみみたい!!本当に可愛かった!できることなら持って帰りたい!!!写真をお見せしたいのですが、なかなか撮影するのが難しい所に隠れております。
続いてエレファントへッドロックでもこれまたネムリブカが登場。安全停止中にも再び現れてくれました。
そして最終日はコボンピナクルにおいてトラフザメ!!!オスとメスなのかな???ずっと一緒に追いかけっこしながら泳いでおりました。ちょっと深いから写真を撮ることができないなぁと思っていた矢先に砂地で休んでいる個体を発見。みんなバシバシ撮影しておりました。
そろそろ、サメはサメでも大御所のジンベイザメがみたいぞぉぉぉ!!!
水温 28〜29℃
透明度 25〜30m
報告者 けんご
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今回はシミランクルーズ前にリフレッシュを兼ねてのプーケット発ディトリップに行ってきました。
まずはキングクルーザーレックがスタート。ピピ島とプーケット間を結んでいたカーフェリーになりますが別名を【六甲丸】といいます。最近、このTシャッツがプーケットのダイブショップで購入することができますのでお土産に1枚いかがですか?
潜降するなりキンセンフエダイがぐっちゃり群れております。目の前が黄色で一色!!魚で前が見えない。。。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に話です。アカオビハナダイがシミランクルーズとよりも比較的浅い深度で観察することができます。
次はシャークポイント。これまたウミウチワとウミトサカなどのソフトコーラルが非常にきれいなダイブサイト。シミラン諸島では見つけることが難しいレッドサドルバックアネモネフィッシュがここでは簡単に発見することができます。リチェリューロックにも沢山いるのに真ん中のシミラン諸島には数が少ないのだろう???
浮上前にアオリイカの大群を発見。やはり口から出た一声目は『美味しそう・・・・』
そしてハシナガチョウチョウウオやブルースポットダムゼルなどシミラン諸島では見ることができないお魚たちが沢山。おいら自身がガイド業を忘れて、ファンダイバーみたいにはしゃいでおります。
透明度はシミランクルーズに劣るもののサンゴも魚の数もシミランにも全く引きを取りません。
シミランクルーズ参加前に一度いかかですか?
水温 28〜29℃
透明度 5〜10m
シミラン諸島 10〜15m
報告者 けんご
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前回に引き続き、シミランクルーズで見ることのできるお魚の紹介。
【アンダマン】つながりでそれとも【コショウダイ】つながりのどちらで考えておりましたが、今回はこの子を紹介させていただきます。
【コショウダイ】つながりで【ムスジコショウダイ】になります。
この種は名前の変更が多くて、一体なんと呼んでいいのか?おいらもよく分かりません。申し訳ないです。
以前はインド洋版を【インディアングラント】と呼んでおりましたが、現在は同種と扱われているようです。
また【インドシマコショウダイ】と紹介されている場合もあります。
シミラン諸島では一箇所に群れを形成してとどまっている事が多く、あまり泳いで移動しているところは見かけないですね。
皆さんご存じのとおり、オタマジャクシみたいな幼魚がとってもキュート!!!
でも動きはとっても挙動不審???見る機会も少ないし、この頃のクネクネと踊る姿が人気があるのかな?
なぜかおいらの写真ストックの中からこの幼魚の写真が見つからない・・・(泣)
やはり阪神タイガースファンは必見になるのかな???
報告者 けんご
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ここシミラン諸島にはアンダマン海の名を冠した魚がたくさんおります。
【アンダマンバタフライフィッシュ】【アンダマンダムゼル】【アンダマンラビットフィッシュ】【アンダマンドティーバック】などなど。。
そんな中でも今回紹介するのは【アンダマンスウィートリップス】
日本語名に強引に訳すとアンダマンコショウダイともいってよろしいですか?
一見チョウチョウコショウダイと見間違えそうになりますが、チョウチョウコショウダイより体の斑点が大きいのが特徴で背ビレと腹ビレの先端と尾びれが少し黄色がかっております。
他のコショウダイと同様にとっても恥ずかしいがり屋さんで、岩陰などに隠れていることが多いです。
今までこの【アンダマンスウィートリップス】の幼魚や若魚を見たことはありません。一体どのような形や色をしているのでしょうか??非常に気になりますね!!!
ちなみに『コショウダイ』の仲間は英語では『スウィートリップス』といいます。みなさん、この甘い唇にはご用心ですよ!!!
報告者 けんご

3月に入り灼熱がつづいております。待ってました!!この日差し!!プーケットのハイシーズンっていう感じがしますね!!しかしながら、そろそろ毎年恒例の停電、水不足が心配されるこの頃です。
今回紹介するのはタチャイピナクル。流れがあるかないかで全くもって特徴が変ってしまうこのダイブサイト。本当にガイド泣かせです。これまた流れが強すぎるとお客さま泣かせのダブルパンチってことも???今回流れはありましたが、飛ばされるほどではなかった。流れに逆らいつつ、大きな岩を盾にしてゆっくりと前進・・・潮が当たっている奥にはきっと何かがいるはず??おいらを信じてついて来てくれたお客様に感謝です!!!やはりおりました!!!クマザサハナムロとイエローバックの群れに飛び込むカスミアジとロウニンアジ。もちろん、巨大ギンガメアジのランデブーもお忘れなく!!そしてお約束のブラックフィンバラクーダも登場!!!数も大きさも圧巻ですか、これよりもびっくりなのがタチャイピナクルの主、体長1m近いグレートバラクーダ。獰猛な顔つき・・・口をパクパクさせて闘争心をむき出しにしております。正直、本当に怖い・・・
リチェリューロックは相変わらずの群れ群れ天国。マテアジに、オニアジに、ちょっと小ぶりなイトヒキアジ。最近はマブタシマアジの群れが加わりました。キンセン、ニセクロホシのイエロー軍団も負けておりません。新しい場所でフリソデエビをみつけましたが、次に会いに行ってもいなくなっているんだろうなぁぁ(泣)
シミランに戻ってきて、インド洋固有種を紹介しながらのんびりダイビング。お客さまリクエストのトラフザメもしっかりゲットすることができました。実はかなりのプレッシャーでしたよ!!!(泣)
シミランの透明度が若干下降気味・・・サーモクラインの影響を受けている場所があります。
お願いだから早くどこかに行ってくれぇぇぇ・・・
水温 28〜29℃
透明度 タチャイ/リチェリュー 25〜30m
シミラン諸島 10〜15m
報告者 けんご
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3月に入り、快晴が続いております!!!青空がひろがっております。
もちろん、シミラン海域の透明度もすこぶる快調であります。
今回は少しだけお魚のおはなし・・・
シミラン・スリン海域はインド洋に属しております。
太平洋で見ることのできる魚もここインド洋でも見ることができます。
でもよく見ればどこか違うような・・・ちょっと変じゃないの????
今回はその代表例であるワヌケヤッコを紹介。
決して【マヌケ(間抜け)ヤッコ】ではありません。
実はこの【ワヌケヤッコ】太平洋型とインド洋型では背びれの形が異なります。
太平洋型 → 背びれが突出していない。
インド洋型 → 背びれが少しだけ突出している。
タイの中でも、コタオで見ることできるのは太平型。シミラン諸島でみることができるのはインド洋型になります。しかもコタオでは個体数が多く、ちょっぴり雑魚キャラ扱いされているかも・・・しかし、シミラン諸島ではあまり個体数は多くありません。
ちなみにシミランクルーズでお馴染みの【タテジマキンチャクダイ】ではこの公式が正反対。
太平洋型 → 背びれが少しだけ突出している。
インド洋型 → 背びれが突出していない。
所変われば、進化もことなります。いや〜不思議ですねぇ??
幼魚も負けず劣らず可愛いですよ!!
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リチェリューロックにおいて【フリソデエビ】【ニシキフウライウオ】と並んで日本人ダイバーに非常に人気があります。
おいらが勝手に認識しやすいように1号とか2号とか呼んでおりました。たぶん、おいら以外誰も呼んでいないと思います。その時の流れやダイバーの混雑具合などを考慮して、毎回色々な場所で紹介しております。
ちなみにこのタイガーテイルシーホースは毎日毎日、一体何枚くらい写真を撮られているのでしょう?最近はカメラを構えると、自然に隠れるように後ろを向いてしまいます。恥かしいの?それとも学習して、本当にストロボが眩しいのが嫌なのでしょうか?個体によってはダイバーがカメラを構えると泳いで逃げてしまします。意外と泳ぐのが速い!!嘘のような本当の話です。彼らも一応お魚ですからね・・・
2月上旬に3cmくらいの小さな個体が仲間入りしました。飛ばされないようにウミウチワにしっかりと尻尾を巻きつけて体をゆっくり上下しております。成魚と違って、黄色が鮮明で際立っております。親父譲りで恥ずかしがり屋なのですぐに隠れてしまいますが・・・(笑)
昨年も3cmくらいの小さな個体を発見することができました。こいつの成長を見届けたいと願いつつもシミランクルーズが終了。半年も経過すれば、もうどこかに行ってしまっただろうと思いきや、ほぼ移動することなく同じ場所に居てくれました。しかも明らかに見違えるくらい大きくなっておりました。もしかして別の個体??なんて思いもしましたが・・・
この子も成長が本当に楽しみです。ダイバーのフラッシュに負けず、そして飛ばされずに同じ場所にいてくれよ!!
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報告者 けんご
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待ち焦がれていたシミランブルーの再来です!!!前回報告したシミランブルーがアンダマン海域を覆いつつあります。このままシーズン最後までキープしてくれないかと切望しております。^^
サウスサイアム3号は水、日曜日の1本目はコボンピナクルからスタート。ちなみに兄弟船の4号はリチェリューロックまで北上しております。島から少し離れた場所に離れ根が存在します。
まずは潜行と同時にシェベロンバラクーダが登場。数は少なかったが個々の大きさがデカイ!!レギュをくわえながら『でけぇ〜!!』と驚愕しておりました。
朝一番だったでしょうか、カスミアジの群れやロウニンアジと見間違えるくらい大きなコガネシマアジが捕食に精を出しておりました。これまた『すげぇ・・・』と呟く^^
今度はブラックフィンバラクーダをゲット。一体何が起こったの???おいら達が群れに接近するとブラックフィンバラクーダが突然渦を巻き始め、きれいなトルネードを形成してくれました。その光景を見ている最中トラフザメが横を泳いでいた?(白人さんが追っかけまわしていた。)けど、そんなの関係ありません。お客様もバラクーダのほうが面白いと納得。
砂地を散策すると、アケボノハゼを見つけることができました。特にここコボンは深度も浅く、アケボノ畑と言っても過言ではないくらい、密集している場所があります。
最後はちょうど潮が当たっている場所にイエローバックフュージラーとユメイロモドキが爆裂発生中。深度20mから水面までに出来上がったイエローウォール。お魚さん達は一生懸命口をパクパクさせてご飯をたべておりました。お客様曰く、最後のこのイエローウォールが一番凄かった様です。
あとは大物の登場を願うのみ。^^
水温 28〜29℃
透明度 25〜30m
報告者 けんご
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いやぁ〜何度もみても鮮やかです。今シーズンは当初から目撃することができました。
しかも岩の隙間に隠れておらず、正直バレバレです。しかも個体も大きいので写真におさめやすく、日本人のみならず、白人さんにも人気があります。
『あんたそんな場所にいたら、ダイバーにすぐに見つかっちゃうし〜大型のハタとかにパクリと食べられてしまうよぉ〜』と心配をしておりました。
ヒトデがなくなりそうになると、不自然にヒトデがそばに置いてあることがしばしば。。。
みんなで温かく見守っておりましたが、しかし、ある日突然いなくなった・・・
白人ガイドの仕業??で勝手に移動させたという噂です。
いくらなんでもこんなに歩かないやろ〜という距離を移動しておりました。
お願いだから、探すのが大変だからどこにも移動させないでね!!
前回のときも色が赤色に変色しておりました。
やはりフリソデエビってフリソデの柄が赤っぽいものと青っぽい個体がいますが、やっぱり食べるヒトデの色が関係するんでしょう。
ちなみに振袖部分は一体何の意味があるのでしょうか?
報告者 けんご
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例年と比較して非常に涼しく過ごしやすい日々が続いております。季節外れのスコールがよく降ります。
最近どうしてこんな緑色をしているの??といつもこんなことを思いながらダイブをしておりました。やっとここに来て通常のシミランブルーが徐々に回復傾向にあります。シミラン諸島南方はまだ緑色がのこっておりますが、北方とくにリチェリューロックなどはすこぶるブルーが快調です。
初日はリーフ沿いでのんびりダイブ。水中で美女にも出会うことができました。2日目ははチーム大物を結成。先にサメを見つけた者勝ちというこのボートのルール。白人チームに負けじと毎回我先にと一番チームでエントリー。トラフザメが砂地で休憩中。ほどなくして再び、トラフザメゲット。いろんな角度からまたはサメと一緒に記念撮影。この時はまだ序章に過ぎなかった・・・
海の状態がよかったので、少し外洋を攻めてみると、そこにはトラフザメが至る所で休んでいるし、ネムリブカが悠々と泳いでおりました。最初はサメサインをみんなに送っておりましたが、おいらが指示しなくとも常に視界のどこかにサメが入ってくる・・・これから10分間くらいはひたすらサメ!サメ!サメ!できることなら、もっとこの場所にいたかったが、コンピューターの指示で泣く泣く移動。
ボートに戻ってから白人達も大騒ぎ!!!みんなに数を聞いても誰もカウントなんかしていない!!!
久しぶりにアドレナリンが大放出のダイビングでした。
水温 27〜28℃
透明度 20〜15m
報告者 けんご
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