2008年2月アーカイブ





そろそろこの子たちの季節です。水温の上昇とともにニシキフウライウオの個体数が増えてきます。
英語名では『ゴーストパイプフィッシュ』といい、白人さんのダイバーにも非常に人気があります。人気があるというより、この見たこともない物体にみんな興味津津。これは本当に魚なの??ぐらい不思議がっております。
ヤギ類やウミトサカ類に擬態していることが多く赤、白、黄、そして黒とカラーバリエーション豊富な本種になります。ペアでいることが多く、たまにお腹がパンパンに膨れたメスの個体もみることができます。
しかし今シーズンは例年に比べて個体数が少ないような気がしますが・・・単においらが見つけるのが下手くそかもしれません・・・(汗)正直、この子を見つけることが苦手ですねん。。。
もっと簡単に見つけることができるように増えればいいのにと願う今日このごろです・・・


報告者 けんご








シミラン諸島から北上するコース。前クルーズと同様に若干透明度が落ちるものの、行く先々で魚の群れに囲まれます。まるでおいらたちの行く手を阻むかの如く、クマザサハナムロ、メニーラインドフュジラー、イエローバックフュジラーがひたすら流れ続けます。
お客様に人気のあるハナヒゲウツボやアケボノハゼ、ニシキフライウオを紹介しつつ、トラフザメ、タイマイ、ナポレオンなどもしっかりゲット。
『シャークフィンリーフ』、『エレファントヘッドロック』などの巨大な岩が連なったダイナミックな地形ポイントでスイムスルーを堪能した後は、一転『イーストオブエデン』、『スリーツリーズ』などのソフトコーラルとハードコーラルが群生するお花畑でのんびり癒しのダイビング。あああ・・・本当にシミラン最高です!!!
最近はコボンのマンタがご無沙汰中です。どこにいってしまったのかな〜?
そんなおいらの心配をよそに、今回はリチェリューロックでマンタが登場してくれました。いつも見ているマンタと違って、不思議な模様をしておりました。今回初めてマンタを見たお客様が多く、写真で見るよりまたは想像していたものより大きかったと興奮しておられました。
今回も水面休息を利用して、シミラン4番と8番にあるビーチに上陸。近頃、ここはパトンビーチかと思わせるくらいヨーロピアンが押し寄せておりますが、彼らが帰った夕方に上陸すると貸切ビーチに近い状態。一時の静寂が心を潤してくれます。砂の粒子が小さくて本当に気持ちがいいのですよ!!!
最終日、激流のためにロープにつかまりながら鯉のぼり状態!?!?
わたしも良い経験をさせていただきました。本当にお疲れ様でした。








報告者 けんご
水温 28〜29℃
透明度 15〜20m



今回はシミラン諸島オンリーの1泊2日のショートクルーズに行ってきました。シャークフィンリーフからスタート。
今回もまたまた【トンガリサカタザメ】をゲットしました。透明度があまりよくなかったですが、おいら達の前を悠々と泳ぎ去っていきました。こんな浅い深度で出会おうとは思ってもいなかったですね。前回出会った個体より尖がっていた気がします。
プリプリに太った1mオーバーのイソマグロ、しかも2匹も同時に!!!浮上後、お客さんと値段の相談をしてしまいました。本当に美味しそうでした。(笑)
最後にカンブリブダイも登場。このダイブは本当にラッキーでした。
各ダイブサイト中層を眺めるとクマザサハナムロやイエローバックフュジラーが流れ続ける。
アンダマン海固有種を紹介しながらハナヒゲウツボ、ニシキフウライウオやカエルアンコウなどのマクロもきっちり押さえておきました。毎ダイブ50分が本当に短かった!!!
最後、お客様は帰りたくなーーーいと連呼しており、その気持ち痛いほどわかりますよ!!!
私も帰りたくありません・・・





報告者 けんご
水温 27〜28℃
透明度 20〜15m




午前中は風が強く水面が波立つ日がありましたが、午後になるといつも通りの凪状態です。浮遊物が少ないものの、なぜか若干水の色が青色ではありません。
今回はどこに行っても魚の群れ群れ群れ!!!ちょっっぴりダイバーも多かったよ!!!
シミラン諸島では流れを利用してリーフ沿いのサイトを中心にダイブ。ソフトコーラルとハードコーラルの群生。その上を色とりどりのスズメダイやチョウチョウウオ。浮いているだけ幸せです。
近頃のリチェリューロックにはタイガーテイルシーホースのラブラブカップルがおります。最近、黒の個体がどこからか流れ着きました。それとも運命の赤い糸で引きつけられたのでしょうか?この黒の個体が今にも張ち切れんばかりにお腹が大きくなっております。別の場所では2cmくらいの小さな個体も発見することができました。アンタも頑張って大きくなれよ!!砂地では1mありそうなマダラエイが休んでおりました。岩の下に隠れていいるつもりがバレバレです。(笑)今回はキンセンフエダイが大きな球を作って群れておりました。内側ではそれに負けじとホソフエダイも群れております。丸太サイズのブラックフィンバラークーダを見ながら安全停止。お客さんも一同びっくりのダイビングでした。


報告者 けんご
水温 27〜28℃
透明度 15〜20m

二度目のお正月

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。タイに二度目のお正月がやってきました。

今回は中国の旧正月にあたり、バンコクからはたまたシンガポールや香港からの中華系の人で賑わっております。おいらは中国人じゃないけど、とりあえずお祭りに便乗しております。ちょうど新月の時期にあたるので、潮流はすこし流れております。

ここにきて透明度が一気に上昇!!水面から水底が丸見えです。待ち焦がれていたシミランブルーの到来です。

今回のヒットは【シノノメサカタザメ】シミラン海域ではジンベイザメよりレアキャラです。しかも今回は子連れで2m位の個体と50cm位の個体が連れ添って泳いでおりました。おいらはひとりで大興奮!?!?お客様はもちろん初めて見る物体。あれは『魚』?それとも『サメ』?はたまた『エイ』?みたいな表情をしておりました。
この子は『エイ』の仲間に分類されます。


残念ながら写真はありません。申し訳ないです。それだけが心残り(泣)


報告者 けんご
水温 27〜28℃
透明度 25〜30m



W杯3次予選のサッカーを見ましたか?

昨日の試合はこちらタイ国内でも地上波で生中継がありました。
普段でもヨーロッパの主要リーグの試合を生中継で観戦することができます。
テレビ観戦していてもタイ人選手のみならず日本人選手も本当に寒そうだった。
実際のところ、タイ人選手は初めて雪を見た人がほとんどじゃないのかな??
気温は一体何度くらいでしょうか?こちらは年中常夏で、気温が30℃近くあります。
タイ人の友人にどっちを応援するのかと質問されましたが、もちろんおいらは日本人なので日本を応援します。タイ人と一緒に見ていると喧嘩になりそうなので、今回は家でひっそりと観戦させていただきました。
日本もタイも両方頑張れ!!!日本が1位、タイが2位通過で一件落着???





今クルーズではサメフィーバー!!!!
最近立て続けにクルーズにでかけているため、家に溜まっている洗濯物が少し心配です。(笑)
前回より幾分潮流も落ち着いてきており、今回は流れに身を任せるどころか、アゲンストにもめげず、大物を狙いながらヒカリモノ・群れをガンガン攻めさせていただきました。
若干水温が冷たく感じたためでしょうか、今クルーズではサメフィーバーでございました。毎度お馴染みの【トラフザメ】がわんさか!?!?この言葉表現が正しいかどうがかわかりませんが。。。本当に今シーズンは9番の島、タチャイ島でよく目撃することができます。深場では【ネブリブカ】が我々ダイバーに臆することなく、何度も何度も周回を繰り返しておりました。今回はネブリブカに混ざって、【Silvertip Shark??】も発見。この写真ではなかなか判断がしづらいものがあります。もう少し間近で見たかった。
残念ながら、一番見たかったサメであるジンベイ様は拝見することができませんでした。残念(泣)
ヒカリモノ・群れの成果は好調!!!【クマザサハナムロ】や【Yellow Back Fusilier】がカクテル光線のように流れる流れる。それに負けじとロウニン、カスミ軍団も続々登場。正真正銘に360度魚だらけです。動くとこともできなし、呼吸をすることさえ忘れてしまいそう。。。おいらとお客さんはだただたその光景を眺めているだけで幸せでした。







報告者 けんご
水温 27〜28℃
透明度 15〜20m