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スタッフ岩間です。
よく友人やお客様から 「セノーテってそもそも何?どんな種類のセノーテがあるの?」 とご質問いただく事があります。
そこで、今回のブログはちょっと内容を変えて 「セノーテ基礎知識おさらい講座」 をやってみようかなと思います。
そもそも皆さん 「セノーテって何??」ご友人に質問されたら、なんて答えますか?
聖なる泉、なんか綺麗な水がある場所、洞窟... いろいろな回答があるかと思います。
セノーテという言葉の意味する事は「聖なる泉」になります。 しかし、セノーテをもっと的確に表現するなら「地下水脈」とか「地下に流れる川」という様な表現が近いかなと思います。
セノーテはユカタン半島と呼ばれるエリアに何千と存在しており、全てではありませんが複数のセノーテが地下で繋がっているんですね。
最も巨大な「sistema sac actun / dos ojos(システマ サクアクトゥン ドスオホス)」と呼ばれる地下水脈が世界最大の地下水脈と言われております。
弊社でもツアーを催行させて頂いてる「ドスオホス」から伸びている地下水脈の事です。日本人に大人気「グランセノーテ」もこの水脈の一つです。グランセノーテとドスオホスは地下で繋がっているんですね。
その距離はなんと346km!! 東京と名古屋間が356kmなので、同じくらいですね...。
つまり、ドスオホスやグランセノーテの奥には東京-名古屋間くらいの距離がある巨大な迷路が広がっているんですね....!!!!!
ドスオホス
グランセノーテ
なので、迷ってしまうと本当に命が危ない。 そのため、セノーテダイビングにはたくさんのルールがあるんですね(ex. ラインの上を常に泳ぐ、ライトは常にon、ガイドの後ろをしっかり一列で付いていく等)
そして、僕らが普段からお客様をお連れするのはセノーテの入り口のみです。 水脈の奥には進んで行きません。(入り口のみのダイビングはカバーンダイビング、奥に行くのはケーブダイビングと区別されています。)
イグアナダイバーズもケーブダイビングのライセンスをお持ちの方以外はカバーンダイビングのみのご案内です。 そして、カバーンダイビングでも常に安全第一のダイビングを心がけています。 ダイビング前には、少し長いかもしれませんがしっっかりとブリーフィングをさせて頂いております。
そんなセノーテですが、ざっくり分けると ・横穴型 ・縦穴型 のふた種類に分けられます。
横穴型は ・ドスオホス ・エデン ・タージマハ ・チキンハ ・カーウォッシュ などなど
ドスオホス
タージマハ
エデン
縦穴型は ・アンヘリータ ・ピット ・サポテ など
サポテ
アンヘリータ
などになります。
横穴型は深度が10m前後が基本で、初心者の方でも潜りやすい。 光のカーテンが綺麗なセノーテが多いです。
縦穴型は深度が30m近くまで降りる事が多く、最大深度60m近くになるものが多いです(そこまでは行きませんが...) なので、上級者の方(アドバンス以上)を主にご案内しています。 縦穴型のセノーテは独特の地形をもつセノーテが多く、まさに唯一無二の光景を見る事ができます。
よく「初心者でもセノーテって潜れるんですか?」とご質問いただく事がありますが、結論から言えば可能です。 しかし、セノーテダイビングの危険性をしっかり認知して頂いて、その上で自分のレベルにあったセノーテを選んでいただく事が重要になります。
今回の記事で 「セノーテって何?怖くないの?そして、どんなセノーテがあるの?」という質問にお応えさせて頂きました。
そんな素敵なセノーテに今日もお客様と遊ばせていただきました!
雨の中皆様お疲れ様でした!
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