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イトマンクロユリハゼ、スミゾメハナハゼが中層で泳いでいる中、 2個体だけ生息しているリュウキュウハナハゼの亜種。 始めに発見したときはハナハゼを見つけたと思ったのですが、 写真を確認してみると第一背鰭第二棘が伸長しているため リュウキュウハナハゼかと思いました。 しかしリュウキュウハナハゼの特徴である尾鰭上下縁の軟条が 2本ではなく5本あるので、怪しいと思って専門家に確認を取りました。
専門家の見解は以下です。 以前ハナハゼとリュウキュウハナハゼは同種扱いだったのですが、 その理由はフィジーやニューカレドニアなどに生息する種は 上記の写真のようにハナハゼとリュウキュウハナハゼの中間的な特徴を 示していたため。 現在この種はハナハゼもしくはリュウキュウハナハゼの変異と扱うのか、 まったく別の種として扱うのかを決めるには、 形態や遺伝子に基づく比較研究が必要とのこと。
今後別種とされるかもしれないが、現状は限りなく近い リュウキュウハナハゼの亜種としておき、 今後の研究を待ちましょうとの意見を頂きました。 水深-12mに生息し、近くには人気のヤシャハゼ、ネジリンボウもいますので、ハゼ好きの方、ぜひリクエストお待ちしております。
天候: 晴れ 風: 東 14kt/h 月齢: 11.6 若潮 波高: 0.1m 気温: 27℃ 水温: 25℃ 透明度: 20m 流れ: 0.15kt/h 下げ潮 干潮: 23h43 0.22m / 12h22 0.56m 満潮: 06h19 1.38m / 18h06 1.24m |
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オレンジとブルーメタリックの体色がとても綺麗で インパクトある固有種フェミニンラスのメス。 別名ブルーストライプドオレンジタマリンとも呼ばれるこの種は 普段アウトリーフで見れるのですが、 インリーフであるこのポイントで発見しました。 動きが早く、なかなか観察・撮影させてもらえないんですが、 追い込めば狙える被写体です。
さらにオスを先日アウトリーフの「ファイユ・ドゥ・ヌポア」で 発見しました。 一見見比べてみると、本当に同種なのかわからないほど オスとメスで体色の変化が激しい種です。 かなり貴重でなおかつ止まらずひたすら泳ぎ続けるので、 紹介が難しい種であります。 恋焦がれていた生物でもあるので、一目でフェミニンラスのオスと分かり、 なんとか証拠写真程度に撮影はできました。 オスに関しては常に紹介できる種ではないのですが、 メスは比較的容易に見られるので、 難易度は高いですが狙ってみてはいかがでしょうか。
天候: 雨 風: 南東 10kt/h 月齢: 2.6 大潮 波高: 0.1m 気温: 27℃ 水温: 25℃ 透明度: 15m 流れ: 0.1kt/h 下げ潮 干潮: 03h07 0.20m / 16h07 0.50m 満潮: 09h49 1.42m / 21h41 1.18m |
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