2010/06/01 |
第7回 クラブアズールチャータークルーズ報告 〜キト市街地観光その2〜 |
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2010年4月27日から5月9日まで クラブアズールではガラパゴスアグレッサー号をチャーターし、総勢14名でエクアドル・ガラパゴス諸島まで行ってきました!!
キト市街地観光に続きになります。 「パネシージョの丘」より小1時間くらい移動すると「赤道記念碑」に到着することができました。「La Mitad del Mundo」と呼ばれており、スペイン語では”世界の真ん中”になります。 ちなみに国名のエクアドル(Ecuador)とはスペイン語で”赤道”って意味ですよ。
ここは確か18世紀ごろフランスから派遣された調査団が測量をおこない、 地球は真ん丸ではなく赤道付近のほうが若干ふくらんでいる楕円であるということを発見したところです。
そのころ日本ではお侍さんがチョンマゲ姿に刀を振り回して、暴れん坊将軍”吉宗”様の仁政のころ、地球の裏では壮大なプロジェクトが進行しておりました。 そして今ではこのお偉いフランスの調査団に敬意を表して13人の胸像が建立されております。
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つい最近までここが赤道があると信じられていたのですが、ところがどっこい!?!?!問題発生!!! 実際に近代文明の発明品”GPS”できちんと計測してみると240m程ずれているそうなぁぁ。あららら。。 しかし、おいらは18世紀にこのような壮大なプロジェクトを実行し、ほとんど誤差もなく計測したフランスの調査団には感服いたします。
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お決まりの赤道を中心に南半球と北半球を跨いでの記念撮影は万国共通でした。この日は平日ということもあり、観光客がまばらでしたが、エクアドル人向けのパビリオンなどが数か所あり、I女史は日光江戸村のエクアドルバージョンとか紹介してくれました。(笑)記念碑の周辺は公園としてきれいに整備されており、お土産屋やレストランなども揃っております。
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先ほどの「赤道記念碑」より若干移動し、「赤道記念博物館」に立ち寄りました。まずはラマがおいら達をお出迎え!!!
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ここではエクアドルの歴史や文化の学ぶことができます。 日本で言うとかやぶき屋根や竪穴式住居みたいなものまであり、I女史が一つ一つ丁寧に説明をしてくれます。 エクアドルは大きく4つの地域、海岸沿いの”コスタ”、山岳地帯の”アンデス”、さらに内陸の”アマゾン”、そして”ガラパゴス”に区分されます。それぞれの文化や歴史を学ぶことができます。
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そしてここには、南米各地からのトーテムポールのレプリカが設置されております。そして奥にはインカ文明の太陽神の象徴した石碑までありました。
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日時計などのいろいろな太陽と影の位置を参考した装置が沢山あり、古代エクアドル人達の叡智を垣間見ることができます。
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そしてI女史よりなんと重大発表が!?!? この付近が最近のGPSの計測により、真の”赤道直下”が発覚!!! ということで全員で真の”赤道直下”で記念撮影!!
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これからが真骨頂!!! エクアドル人スタッフがこの真の”赤道直下”で様々な実験をしてくれます。まずは排水溝に水が流れる実験。 ”赤道直下”からほんの少ししか離れていないのに、渦は必ず発生します北半球では反時回り、南半球では時計回りに流れていきますが、なんと”赤道直下”だとなんと渦を巻かずにそのまま下に流れを落ちます。いきなり信じられない光景です。本当に摩訶不思議だ!!!! 古代エクアドル人はどんな心境でこの事実を見ていたのでしょうか?
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実験その2は”赤道直下”だとなんと釘の上に卵が立ってしまうのです!! これまた本当に摩訶不思議だ・・・ 昔は「コロンブスの卵」と言って、コロンブスは卵の先を軽く割って机の上に立たせましたが、ここではそんな事をする必要なし!!!
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続いて、おいら達チームジャパンの有志が挑戦。 見事にNさん!!チャレンジ成功!!! 卵立てに成功した人はこの”赤道記念博物館”より記念証書が発行されます。
その他、”赤道直下”では力が入らないとか、目を閉じて歩くとまっすぐ歩くことができないなど、実験が沢山!! I女史の話によると北斗七星と南十字星が同時に見ることができるそうな・・その話が一番興味が湧きましたね。クルーズ船の上から見えるかな?
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実験会場の真の”赤道直下”を後にし、再びエクアドル人の文化に触れます。今回は”アマゾン”に属する人たちの生活を紹介です。巨大アナコンダやピューマのような剥製も展示されておりました。 アマゾン川流域に住む少数民族であるヒバロー族の習慣である干し首も展示されておりました。
お客様のリクエストにより、干し首の写真を掲載します。【→こちらから】
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最後の入り口付近ではイケメンの少年が布を織っておりました。 この仕事は代々、男しかできない仕事らしく、この柄模様はすべて彼の頭の中にインプットされているらしいです。マニュアルなど存在しません。
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最後に綺麗なハチドリを紹介。 ここには沢山のハチドリ達が羽を休めに集まってきます。 日本では見ることができないのでこれまた感動です!!
これにてキトの市街地観光は終了です。 明日はついにガラパゴス諸島に移動!!!
続く・・・ |
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2010/06/01 |
第7回 クラブアズールチャータークルーズ報告 〜キト市街地観光その1〜 |
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2010年4月27日から5月9日まで クラブアズールではガラパゴスアグレッサー号をチャーターし、総勢14名でエクアドル・ガラパゴス諸島まで行ってきました!!
好奇心と冒険心に満ちたお客様が続々と成田空港に集合。初めて会う人や久しぶりの再会などこれからの大旅行に自然と会話も弾みます。
しかし、機内のエンターテイメントシステムが故障していた!! これからのヒューストンまでの長旅は一体のどうなるの?? おかげで通常有料であるはずのワインが無料で飲めたなど恩恵に授かってなんともラッキーなお客様もおられました。 おいらは日本から持って来た文庫本内軽く1冊目を読破。 せっかく楽しみにしていた映画を最低は3本見る予定だったのに・・・(泣)
アメリカの入国審査は相変わらず時間がかかる・・・ 皆さん審査官ともジョークなどの掛け合いも大したものです!!! 約1時間の空港待機後、今度はエクアドル・キトまで移動です。 さすがにここまで来るとアジア系の人種はほとんど見かけない。機内アナウンスもめちゃくちゃスペイン語に変わっているし。そろそろおいらのスペイン語モードもオンにしないといけない・・・
そして、ロストバゲージ、フライトディレイ、一番最重要項目である”迷子”などのトラブルも発生することなく全員が無事にエクアドルの首都キトに到着。何らかのトラブルがあると覚悟しておりましたが、まさに奇跡!!!これも日頃の行いが良かった結果に違いありません。(笑)
しかしながら、キトの国際空港はそれほど大きくないのにエクアドルの入国審査の手際の良さにびっくり!!お客様一同感心しておりました。
「やっと着いた!!!」
同時に少し寒い・・・空港屋外の設置されていた寒暖計は8℃を表示しておりました。どうやら寒いわけだわぁぁぁ・・・ さすがにお客様のにも疲労の色が隠せない。。。 おいらも今回のグループでは下から数えた方が早いのに疲れた・・・ 今夜は時差ボケも忘れて、ベッドで熟睡ができそうです。
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すでに10分前にほぼ全員がスタンバイ!!! さすが日本人!!!時間厳守でございます。 もしかしておいらが一番遅かったかも・・・(笑)
ちなみにホテルでもクルーズ船上においても朝食は果物が本当に豊富に提供されます。100%果実ジュースやシェイクもが秀逸の味を放っておりました。 また、海外でよくあるサラダバーみたいなものは存在しません。あまり生野菜を食べる習慣がないとか言っておりました。
そんなこんなでキト市街地観光に出かけてきました。 これからI女史がガイドとして参戦!!!すでにエクアドルには8年?以上住んでいるのでスペイン語は現地人同様に流暢に会話ができます。 これからキト市街地観光ならびに送迎などずっとお世話になりっぱなしでした。
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全まずはキト旧市街の少し外れた場所にある「バシリカ教会」。小高い丘に建設されており、尖塔が特徴のある立派な教会です。
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良く目を凝らして観察してみると、この外壁の彫刻が面白い!!! 「ゾウガメ」「イグアナ」「ペリカン」や「グンカンドリ」まで登場。 どうやらエクアドルを象徴する動物が設置されているようです。 この日は彫刻で我慢だけど、明日以降はこれらの”生”を見に行きますよ!!!
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中に入ってみて、これまたびっくり!!! 綺麗なステンドグラスが登場!!!
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一気に中世ヨーロッパの時代にタイムスリップした感じです。 個人的には教会内はヒンヤリとして涼しく気持ち良かった!!!
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さらにバスで旧市街地に移動です。 まずは独立記念広場にやってきました。美術館・歴史博物館などの見所が沢山があり、観光客や地元の人で賑わっておりました。大統領府や市庁舎なども立地しているため、なにやらエクアドル国民がデモ?ストライキでしょうか、シュプレヒコールをあげて、何かを訴えておりまた。 シンボル的な独立記念碑。後ろに見えているのが大統領府になります。
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さっそくI女史のガイドがスタート!!!本当に大活躍です。 独立記念碑の上に立つ自由の女神はフランスからの贈り物だそうです。 アメリカの自由の女神もフランスからの贈り物だからね。。。
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ワシが【エクアドル】、ライオンが【スペイン】を象徴しており、ワシがライオンを追っ払うことによって独立することを意味するらしい。 でしたよね????
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遠くに先ほど見学してきた「バシリカ教会」を見ることができます。 キトの旧市街地は世界文化遺産に登録されており、昔ながらの風景が数多く残っております。世界文化遺産に登録されているため建物を勝手に取り壊すことができないようです。
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これが大統領府になります。 エクアドルの国旗が風になびいております。 勿論、中にも入って見学することができます。
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決して蝋人形などではありません!!! 人間ですよ。ちゃんと呼吸もしております!!! 小さな子どもたちが社会見学でこの大統領府を訪れておりました。
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続いて大統領府、独立記念広場すぐ横にある「カテドラル」 残念ながら教会内部の写真撮影は禁止です。 カテドラル内にはマリア像があり、沢山のバラの花が献花されておりました。
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遠くに見えているのが「パネシージョ丘」になります。 この石畳の道路がなんとも言えない情緒を醸して出しております。 それにしてもキト市民の服装が本当に疎ら・・・ ジャンパーを着ている人もいれば、Tシャツだけの人もいるし。。。
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次は「ラ・コンパーニャ教会」。 ここも内部の写真撮影が禁止されております。 バロック形式の最高傑作と言われており、見事なまでに左右対称で統一され均衡が調和されております。 階段まで見事に描写されていてびっくり!! 1605年から1765年まで165年かけて建てられた教会で完成までに160年程の歳月が要しました。 何と言ってもタイ王室もびっくりなほど贅沢に金を使っております。 側壁から天井まで内部の隅々まで金・金・金!!! その総量なんと7トンとか・・・実際に測量してみるともっと少なかったいうオチ話もあるようですが。。。 数年前にボヤがあった影響で一部分だけやたらとピカピカしております。
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そして、「サンフランシスコ教会・修道院」。 こちらは何と言っても世界各地に点在する「サンフランシスコ教会」中も南米で一番古い歴史を持っているようです。1535年に建立され、建設には70年以上を要したらしい。インカ文明の影響の受け、階段が同心円上になっているのが特徴でしたよね??? こちらも沢山の黄金を使っております。
この他にも沢山の教会や見所があったのですが、とても全部見学していると日が暮れてしまうので、良い処だけ抜粋して見学しました。
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ついにやってきました「パネシージョの丘」!!! この丘には聖母像が建てられており、旧市街地からどこでもこの聖母像が見えるため、バシリカ教会と並んでランドマークとなっているようです。
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「パネシージョ丘」の上からキト市街が一望することができます。 この日は残念ながら、霧が市街地を覆っておりました。
続く・・・ |
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