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かいちょう「病院嫌いでちょ？」
ロカ「うん、あんたのことと同じくらい嫌い。」
かいちょう「ゲッ!」
今日はロカとかいちょうを病院へ連れていきました。
とうとう病気になってしまった、ってわけではなく一年に一回の
三種混合ワクチンの注射を射ちに。
先ずはロカをペット用の赤いバッグの中に入れなくてはいけません。
バッグを用意していると、
ロカは大嫌いな病院へ行くのを察知してか、そそくさと逃走。
しかし呆気なく妻に確保され、バッグへと連行。
これがまた、デカくなり過ぎたロカを入れるのに一苦労でした。
バッグの中に入れようとすると両手で突っ張ってかなり抵抗してきます。
それでもロカの上手を行く妻に無理やりバッグの中へ入れられ
撃沈していました。
一丁出来上がり〜！
中を覗くと、ロカは不満気タップリ、ふて腐れた顔をしています。
次にかいちょうをカゴの中へ。
こちらは簡単簡単、二丁出来上がり〜！
始めは網の隙間から必死に手を出そうと抵抗していたのですが
車に乗せた途端にカゴ中で小さくうずくまってしまいました。
相変わらずのお山の大将ですのぉ〜。
病院の待合室ではロカはバスケットから顔だけ出し妻の膝の上で待機。
するとロカは右にいるワンちゃん見て、左のネコちゃんを見て、
最後に妻を見上げ「シャー！」
かいちょうは脅えてカゴの中で固まったまま、息を潜めています。
まるで今日のことはなかったことにしようとしているみたいですね〜。
順番がきてふたりとも診察室へ。
先ずはロカからです。
先生がお腹を触ったり体重を量ったり、
聴診器を当てられたりとロカにとっては不快極まりないみたいで
「シャー、シャー」と威嚇しまくっていました。
しかし先生は手慣れているので、ロカの威嚇なんて全く無意味です。
「これから注射をしますから押さえて下さいねぇ。」
妻がいわれた通りにロカを押さえつけると
再び先生に「シャー！」
先生は「おっ、またシャーですか。」
ロカはあっという間にシッポに注射され終了、シッポを揉まれています。
次はかいちょうです。
先生は「キミは若いね〜」
もうそろそろ６歳になるのだから若いということはないんですがね〜。
見てくれはまだまだ子どもの様だからかな？
「君は全然体重は変わらないですね」
先生はそういいつつ、かごから出されたかいちょうにパッと注射をし、
こちらはロカより手早く終了でした。
注射後に先生に「シャー!」
先生は「君もとりあえずシャーですか、でももう遅いよ。」
すったもんだの病院行き、ふたりともかなり緊張したのか
家に着いた途端にお水をガブ飲み。
ようやく落ち着いたロカはホッとしてカーペットの上で
かいちょうはベッドの上で無防備で寝始めました。 
まあとにかくはお疲れさんでした！
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