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今日はロカが初めて家にきた時のお話をしましょう。
ロカと出会ったのは6年前、正月に妻の実家へ行った時でした。 妻と二人で 「犬でも飼いたいねぇ」 と話しながら近所のペットショップに立ち寄りました。 いろいろ見て回って最初に目についたのはアメショの男の子。 とても精悍な顔をしてカゴの中を元気よく跳び跳ねていました。 ふともう一つのカゴを覗くと、ふて腐れて寝ている灰色の 不細工な顔立ちのネコがいたのです。
お店のおじさんに聞くと 「ロシアンブルーの女の子、血統書付き。」 更に 「正月料金で2万円おまけしてあげるよ。」 とのことでした。
別段「おまけ」してくれるからというわけではなかったのだけれど、 毛はビロードのような肌触りで、 よく見ると澄んだ緑色の瞳がとても印象的な子でした。 差し出した手をペロペロと嘗め、 まるで「私を連れていって」と言っているようで 運命的な(ちょっと大袈裟かな?)ものを感じ、 引き取ることにしたのです。
しかし「高貴で気品があるロシアンブルー」だったのは この時までで、家に帰る前に寄った オイラの実家辺りから本性を表し始めたのです。 誰彼となく「シャーシャー!」と威嚇し、 魚をあげようとしたオイラの親父には噛みつくは、 挙げ句の果ては洗濯機の下に逃げ込んで出てきません。
きっと初めて見るものばかりで怖かったのだと思いますけどね。
家に着いたら、環境の変化でヘロヘロで下痢に。 ヨロヨロと歩きながらもご飯だけは、 この時もしっかり食っていましたけど・・・。
そんなロカも今では大きくなりました。 友人に、ご飯を食べる姿をデカネズミと揶揄される始末です。
このまま行くと「高貴な血統書付き」のネコは 「高血圧で血糖値の高い」デブネコになっちゃいますよ。
それでも性格はあの時のまんま、 今でも変わらず警戒心が強く慎重派なんです。
写真はロカが我家にきたばかりの頃のものです。 まだあどけない子供の顔をしていますね。 |
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