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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -JAN 31, 2015 DEPARTURE その1
2015.03.03
31/JANより9泊10日間のソコロクルーズに行ってまいりました。
今回も、ロシア人さんダイバー(先の2航海とは別グループさんで引率無しのチャーターとなりました)とご一緒の旅になります。 まずは先のトリップで教わった、にわかロシア語でお出迎え。 今回も楽しみですネ!!
02/Feb ダイビング初日(サン・ベネディクト島)
1本目:ラス・クアビタス
水温24度 透明度12m
ENして移動を開始すると、早速ジャイアントマンタが登場。 その後は、ゆっくり移動して、トンネル下のホワイトチップを観察しに行きました。 マンタのクリーニングステーションに移動する道中はイルカの鳴き声も聞こえてきます。 マンタを待っている間は、フィンを脱いで、月面歩行のように水中遊泳を楽しみながら、リラックスダイビング。 すると間もなく、マンタも登場してきてくれました。 変な行動してたダイバーが気になったのかな? このマンタ、ダイビングがわかっているようで、安全停止に入りたいタイミングになると水深をゆっくり上げて、ダイバーを誘導してくれます。 そのまま一緒に楽しんでると、ブラックマンタも参加。 とっても良いチェックダイブができました。
video by our guest Aleksandr
video by our guest Aleksandr
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2本目:エル・キャニオン
水温23度 透明度10m
ENすると、そこにマンタが待ち構えていました。 透明度は暗いのですが、こういう時こそ、かえってハンマーにもダイバーが見えにくく、遭遇した時は近距離な事が多いのです。 マンタを楽しみながらも、ゆっくりと、棚の先端方面に移動します。 潮が逆でしたので、魚影も頭を峡谷サイドに向けて群れてます。 そこで峡谷側に意識を追いながら、移動してると、大きいハンマー2個体がまず出現。 その後ホットスポット到達したところに、超巨大ハンマー1個体。 これは横綱ハンマーと名付けましょう。 そして、峡谷側でも1個体。 このハンマーはとても近く、そしてゆっくり、のんびりしてます。 僕らが楽しんでると、別グループも同じ個体に気づいたようで、カンカンとタンクを鳴らします。 するとハンマーがその音を嫌がってか、むしろ僕らのグループの方に逃げてくるのが、なんだか可笑しかったです。 後半はマンタロックに戻ると、待ってましたとばかりに、マンタ登場。 一直線にダイバーに向かってくる姿が健気です。 でも6m級が、向かってくるのは、ちょっと怖いかも。 安全停止を終えてディンギーに上がっている最中、足元には2匹のシルバーチップ(小)が。
3本目:エル・キャニオン
水温23度 透明度10m
ENしてみると流れは、正常に戻っていました。 魚影も良い感じながら、透明度は回復してくれません。 先にエントリーしたロレンソグループの進路を妨げないようにしながら、徐々に棚先に向かっていきますと、まずはシルバーチップシャーク。 ハンマーと同じくらい大きい個体でした。 そしてブイのあるホットスポットより手前で、魚影がすごくいい感じにポイントがありましたので、そこで根待ちを開始。 ロレンソグループも同じ戦略のようで、少し手前でやはり待機し始めました。 やがて、大きなグレーのボディーが2対、ドロップオフから姿を現し、まさに威風堂々とやってきました。 僕らのグループの方が近かったので、先に楽しめたのですが、ロレンソグループにはまだ見えてないようでした(透明度悪すぎっ) そこで、かるーく合図がてらにタンクを鳴らしてみると、すぐに見つけてくれた様子でした。 ダイビング後半はマンタに期待してマンタロックに戻ったのですが、戻るに連れてどんどん透明度が落ち、マンタロック周りは透明度5mくらいにまでなってしまいました。
4本目:エル・キャニオン
水温23度 透明度10m
ENすると、相変わらず、というか一向に透明度が回復しておりません。 流れも強まってる感じだったので、「ゆっくりホットスポットに向かって、最大限寝待ちして、根から手を離したら、そのまま安全停止しましょう。 無駄に流れに逆らうのは止めましょう」と打ち合わせをしていたのに、 ENしてみると、まずは行く手にロレンソグループ、ラログループが見えます。 ダイバーで混雑するのもどうかと思ってましたので、時間調整がてら、魚影の雰囲気も良かったので、そのままドロップオフ側に沖出しすると、早くもハンマーがやってきました。 あ、こりゃラッキーと思い、見せていくと、4個体、どれもすごく大きい個体でした。 そのうち1個体は、人一倍大きく背びれから尻びれの間に白くなった傷を持っていました。 この個体も与那国島のハンマーみたいに、群れを守る用心棒なのかな? その後一度稜線のマンタロックに戻って、息を整えてると、マンタ登場。 流し目で全てのダイバーさんを一人づつ確認するように、ゆっくりと周遊してくれました。 マンタロックのドロップオフ側が、もう一度、魚影の雰囲気が良くなったので沖出ししてみると、水深12m付近を泳ぐ、トンカチ頭が大きなハンマーが、ダイバーを恐れる事なしに、何度も近づいてきてくれました。 終日透明度悪かったですが、皆さん4本潜ってくれたのは嬉しかったです。
video by our guest Aleksandr
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video by our guest Vladislav
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※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!
報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
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執筆者
赤川 紫珠子
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