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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -JAN 03, 2015 DEPARTURE その2
2015.01.31
video by Oleg
video by Mikhail
※今回の動画はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo!!!
01/08 ダイビング4日目
1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度35m
まずは北壁でドルフィン8頭。 水深も20mまでの間でゆっくりと。
南壁にはガラパゴスにダスキー、シルバーチップ、その後マンタ2枚に、
ドルフィン5頭がもう一度。
その後、聞いたことの無いポンッポンッポンッという鳴き声がドルフィンの鳴き声と一緒に聞こえてきました。
ザトウクジラかと思い、あたりを懸命に捜索したのですが現れず。
EX後に確認したら、ラログループ、見事にザトウクジラと水中で遭遇していました。
羨まし〜!
2本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度35m
バレンティーナからディンギーでENポイントへ向かう道中、ドルフィンが伴走してくれました。
ENして、程なくドルフィン7頭が水面から降りてきて、間近をゆっくりと一緒に遊んでくれました。
北壁でもキハダマグロ2匹がいましたが、ハンマー狙いの気配としては、ちょっと押しが弱い印象。
そこで、シルバーチップを見ながら、ゆっくりと南壁近く西側まで移動してみると、緩やかですが潮が当たっていて、
ギンガメの魚影が良い感じです。
しばらく頃合い待ちをしていると、ガラパゴスやシルバーチップが見え始めたので、その沖側にドリフト開始。
へっへっへー、ハンマー見え始めたぜー。 ダイバー皆さんを誘導しながら、群れに近づくと、まず20m〜30m間の水深の群れ40匹は全くダイバーを気にしないのか逃げません。 そして、さらに下、40m以深には、100匹以上の群れがウヨウヨ、いえ、ウジャウジャといった方が正解でしょう。 7分以上、ハンマーの群れにまみれることが出来ました。
水深を戻して、安全停止に入ると、再びドルフィン6頭。
さらには、EXしてディンギーに上がりはじめると、しつこいようにドルフィン登場。
この子、わざわざ顔の前まで泳いできて、目で合図してから、う⚪︎ちしやがりました。
ナニソレ?
まあ、それでも、触らせてくれるように、自分の周りをクルクルと泳いでくれました。
母船までの帰りのディンギーもドルフィンが伴走。
今回は、ドルフィンに愛されすぎました。
3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度30m
頃合いをみてドリフトしてみると、ザトウクジラの鳴き声が響いてきました。
どんどん大きくなってくるので、今に姿を現わすのでないかと、周りをキョロキョロと見回すも、空振り。
ハンマーの群れはいるのですが、クジラを見つけられない代わりに、ちょっとハンマーで我慢するかというノリのロシア人グループ。
ちょっと待って、群れてるの、ハンマーですよっ!
4本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度20m
陽が傾きはじめた分、海色が暗くなった感があります。 ちょっと魚影も薄くなってしまったかなー。
EN後間もなく、3本目同様にザトウクジラの鳴き声がこだまのように響き渡ります。
「どーせ、声だけで出て来ないんでしょ、もう騙されないよ。 大人しくハンマー探します」
まあ、実は今回ハンマーも居そうな気配あんま無かったんですけど。
一応は、クジラの声のする方を目処に、格好だけでも付けなければならないので、ハンマーを探しにドリフト。
すると、あらー、ザトウさん、いらっしゃいましたわ。
逢える時って、こんなものなのでしょうね(笑)
正直、その大きさに圧倒されました。
ザトウクジラは、ゆっくりと泳ぎ続けるものの、著しく逃げるわけでもなく、取り立ててダイバーを気にするわけでもなく、
気分のままに、あるがままに、泳いで去っていくようでした。
たった、数十秒間の出来事でしたが、一生忘れることの出来ない出来事だったことだけは確かです。
01/09 ダイビング5日目
1本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度25m
朝一ダイブ、ちょっとまだ海色は暗い印象でしょうか。
でも特にホワイトチップは活動的に泳いでます。
今日もザトウクジラの鳴き声は聞こえてきます。 昨日よりも遠くから伝わってくる印象ですが、
昨日だって、期待せずにドリフトしてたら遭遇している訳ですから、油断できません。
最初のハンマー捜索の旅は空振りになりましたが、再びドリフトし始めると、同じ水深15mにまずは1個体寄ってきてくれました。 そのまま、ザトウクジラを意識しながらハンマーの群れを探してると、出てきました、出てきました。
水深25m〜30mに30頭前後、40m付近にさらに50頭オーバー(こちらは上から見下ろすだけですが、、、)
その後ブルーウォーターとなったので、無理せず安全停止に入りEXしました。
別グループはマンタを見れたそうです。
2本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度35m
バルコニーのホワイトチップ塊と記念撮影してから、マンタ2枚が岩肌まで泳ぎに来てくれました。
EN時から鳴き声は響いてくるものの、南壁を回り込むと、やはりザトウクジラの鳴き声が近くに聞こえてきます。
ハンマーはチラホラ見えるのですが、今回も皆の頭の中はザトウでいっぱいなのか、ハンマーへの反応が薄いです。
こっちに気が無いと、こぞってハンマーって近距離まで来ますよね、やっぱり殺気のようなものに敏感なんでしょうねー。
最後は、ザトウ狙いで岩壁に戻らずに流しました。
かなり声が近いところまで詰めれた気がするのですが、空振りに終わりました。
もう少しかっ!?
3本目:ロカ・パルティーダ
水温25度、透明度25m
ハンマー&ザトウクジラ探しのドリフト中心。
中層に、あれれ、マンタでなく、モブラが居る!?
01/10 ダイビング6日目
1本目:エル・ボイラー
水温25度、透明度15m
ちょっと濁ってる感じですが、Enした時点で既にマンタ登場。
ゆっくりと時計回りに進んでくと、大きな体のハンマー1個体が岩壁まで寄ってきてくれました。
その後北側でマンタ2枚とランデブー。
最後の20分は、西壁で最大6枚のマンタ。
どこを見渡してもマンタ、マンタ、マンタ状態!
2本目:エル・ボイラー
水温25度、透明度15m
北にドリフト開始すると、大きいカツオ玉が頭上をグルグルと回っていました。
流れは全然無いものの、よい潮が入り込んでる証拠なのかな〜って思ってると、ハンマーが出始めました。
体大きめの8頭のハンマーです。 25〜30mでしたが逃げる様子もなく、そのまま一緒に漂います。
岩壁に戻り、マンタを見はじめてると、再度ハンマーが登場。 岩壁の北西すぐ極をやはり逃げずにグルグルと回ってくれます。 岩壁には2枚のマンタが舞い始めて、あと少しでマンタとハンマーが一枚の絵におさまる具合でした。
その以後は、ブラックマンタ含めて、定番のマンタまみれ。
3本目:エル・キャニオン
水温25度、透明度15m
かなり透明度が悪いです。
EN直後は逆潮だったので、西棚に向かいました。 その最中に砂地上で巨大ハンマー2頭。
リサーチブイ近くのクリーニングステーションでマンタ2枚。
このマンタ、ずっと付いてきます。
結局は、ハンマーを探したいので、西棚から東棚のホットスポットまで移動したのですが、マンタずっと付いてきました。
おかげで、ホットスポットのハンマー群れとマンタが混ざるというシーンを実現できました。
透明度以外は大満足!
4本目:エル・キャニオン
水温25度、透明度15m
今回も濁ってますが、良い流れが当たってます。
ホットスポット方面に直行しようと流している最中に、ドロップオフ側でハンマー群れ。
今回のトリップ、キャニオンで見れてるハンマー、全部、1個体、1個体、体が大きい!
根待ちしてる時には、1頭しか見れませんでした。
その後、流れに乗って西棚へ向かうと、マンタ2枚。
最終ダイブまで、マリンライフに恵まれました。
ザトウクジラだー!!!
んっ、クジラの上に何か見えますね!!??
ジャイアントマンタです。 ジャイアントマンタがこのサイズに見えるって、ザトウクジラの大きさが良くわかります。
※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo!!!
報告者 ロレンソ、ラロ、ルイ
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執筆者
赤川 紫珠子
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