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モルディブ・クラブアズール
『2014-2015 第9節Northward trip・North Male → Baa → Lhaviyani → Noonu → Shaviyani → HaaDhaalu』 No.5
2015.01.16
Day5(02.Oct)
〜Noonu Atoll〜
13.Shark Point
〜Shaviyani Atoll〜
14.Azul Blue
15.Maroshi Kuda Thila
5日目、いよいよ船はモルディブ北部へ。
(日本で言うと東北地方でしょうか?)
僕の中では王道ルートのフィッシュヘッドくらいの位置づけになっている
ダイブサイト、
それが、『シャーク・ポイント』
(位置的には日本で言うと気仙沼くらい?)
グレイリーフシャークはアッチコッチにいるわ、ツバメウオは群れてるわ、
イソマグロはウロウロしてるわ……
極めつけは、根の上そこら中にギンガメアジの群れ。(探す必要無し)
さすが日本を代表する漁港のひとつ気仙沼。
余談ですが僕の父親の実家は気仙沼です。
そして、この日は前日迷走した遅れを取り戻すべく更に北へ。
――シャビヤニ環礁中央部。
このへんは、日本で言うと秋田県・遠野郷的な位置づけになっています。(※伊藤的に)
柳田國男の遠野物語では、
座敷童やら河童やらやらが出てきますがモルディブには
河も山もありませんので、登場するのはモチロン海のお魚です。
あまり他所では頻繁に見かけないコガネシマアジの群れが高確率で、
見られたり。
そしていかにも妖怪的なフォルムのこの魚。
水中でアビさんがエアギターをしたらこの魚のサインです。
――ギターシャーク
(和名:トンガリサカタザメ、或はシノノメサカタザメ)
妖怪的ですね〜〜
昨年もこのダイブサイトで複数回遭遇しました。
横から見るとこんな感じ。
コバンザメ複数連れてるのもイヤラシくて良いですよね〜
例えるなら、シューティングゲームの3面あたりで出てくるボスっぽい
イヤラシさ。
普段は砂地で横になってますがこの日は泳ぎまわってました。
ツムブリやアジ、タカサゴも濃い魚影で潜っていて
魚群が途切れることがありません。
しかも環礁の中央部付近に位置しているので流れもあんまり無い。
流れてるのも好きですが
、流れてなくてこの魚影は見事としか言いようがありませんね。
と、秘境っぽさが増してきたところで、明日はダイビング最終日。
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執筆者
森本 健吾
モルディブ・ダイブサファリ
ダイビングインストラクター
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