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メキシコ・ラパス
お帰り!!ジンベエザメ!!
2014.10.09

コモエスタス??

お久しぶりです。
お元気ですか?

ハリケーンODILEが過ぎ去ってから一気に秋らしい天候になってしまったこちらラパス。ハリケーンODILEから復興作業も順調に進んでおり、バハ・カリフォルニア半島に南端にあるロスカボス空港も再開されたという嬉しいニュースも入って来ました。こちらラパスのメキシコ人居住区では電気、水道、などのライフラインがまだ使えないエリアが若干有るようですが、お客様が滞在する予定のダウンタウンエリア(通称:セントロ)では電気、水道、ガス、携帯電話、インターネットは問題なくご利用いただけます。

余談ですが、ハリケーンODILEの影響によりメキシコではスーパーマーケットを襲撃する暴動や略奪など発生していると日本のニュースが発信されているようですが、こちらラパスではそのよう暴動や略奪などは発生しておりません。

今日はジンベエザメのお話。
今年も7月下旬よりポツポツと目撃例があったジンベエザメ。例年通りラパスの湾内(通称:モゴテ)にジンベエザメが戻って来ていました。
しかしながら、今年は例年と事情が違う!!!

今年のラパスは例年と比較すると降水量が多いため、大量の雨水がこのモゴテエリアに流れ込んでしまうため、透明度が急激にダウン。よってジンベエザメも見つけることが少し困難になります。

なんと今年はこのモゴテエリアにあの海のギャングと言われてるオルカが登場!嘘か本当か分かりませんが、このオルカがジンベエザメを襲撃して食べてしまったという噂?!?

そして皆さん周知のハリケーンODILEで大打撃!!
これはダブルパンチどころか、トリプルパンチ!!
泣きっ面に蜂、さらにスズメバチ状態!!

ジンベエザメサーチをトライするもなかなか成果を上がることができず。
今年はラパスの湾内からジンベエザメが居なくなってしまったと心配しておりましたが、10月になってから再びジンベエザメを見つけることができました!!

例年と比較すればまだまだ個体数は多くはありませんが、これから徐々に増えていくものと思われます。

お帰りなさい!!ジンベエザメ!!



この通り!!
いつも大きな口をパクパクしながら、大量にプランクトンを搔き込んでおります。



実際にスノーケルをつけて一緒に泳いでみるとびっくり!!
目の前を塞ぐ大量のプランクトンが発生しております。



ジンベエザメの周囲には同様に大量のサルディーンが発生しており、このようにまるで魚の衣を纏っているかのような感じになります。



普段は泳いでいることが多いジンベエザメですが、ラッキーだとこの写真のようにジンベエザメが立ってプランクトンを捕食しているシーンに出会うことがあります。こうなると私スノーケラーも泳ぐ必要はなく、悠々自適に写真を撮影することができます。



ラパスではジンベエザメの保護を理由に、1匹のジンベエザメにつきスノーケラーの数が制限されているため、このようにジンベエザメをじっくり観察することができますよ!




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執筆者
赤川 紫珠子

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