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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -APR 26, 2014 DEPARTURE その3
2014.05.13
4日目は、ロカ・パルティーダ。 海況は期待通り回復。1本目エントリーしてみると、流れは全く無いものの、海の中の雰囲気はなかなか良い感じでした。
何よりも、今回のクルーズ、これまで透明度があまり上がってきておらず、エントリーした真下が抜けて見える透明度だと、それだけでも気分は高まります。 南壁にまわりこんでみると、一面ボニート(カツオ)の群れがエンドレスに続きます。 壁のままリバー状態になっており、こんな規模の群れは初めて遭遇しました。他にも、アイランドジャックが広域に群れており、その下方には、ガラパゴスシャーク、ホワイトチップ、時折シルバーチップも寄ってきます。 カッポレのようなブラックジャックが動き始めた時に、少し岩壁から離れてみると、シルバーチップの6匹の群れに1匹だけハンマーがくっ付いて泳いでました。 南東エリアは雰囲気良く、タイミング待ちしていると、ガラパゴス、ホワイトチップの数が更に集まってきました。 そこに先程離れにいたシルバーチップの群れが加わってきます。 案の定、先程、この群れに合流していたハンマー1匹は、僕らダイバーとダイバーの間に入り込んですり抜けて行ききました(距離1m!!)
その後、ベビーハンマー? 某水族館で見かけるハンマーサイズの小さな可愛らしいベビーハンマーも各種サメゾーンに加わっているのが確認できました。
2本目も流れも無く海の気配は穏やかなものの、南エリアには魚影がまとまっておりました。 まずは狭いバルコニー上で添い寝するホワイトチップの大家族?を撮影してから、南壁に移動。 アイランドジャックの群れと並んでギンガメアジの群れが固まっていた付近に、ガラパゴスシャーク、シルバーチップ、シルキーシャークが、集まってきました。 ギンガメアジとアイランドジャックが移動をし始めたタイミングで、その先の中層を少し流してみると単体ハンマーがきょろきょろしながら寄ってきました。 岩壁に戻り、また頃合い待ち。 キハダマグロが活発になったタイミングでも中層にハンマーを捜索に出ましたが、こちらは不発。 ・・・実は自信あったんですけどねぇ。 三たび、岩壁で頃合い待ちを。 魚影は平穏なものの、アイランドジャックの群れの奥にギンガメアジが群れ、その先だけがマーキー(全体的には透明度とても良いです)でしたので、安全停止前の最後にもう一度、マーキーエリアに捜索しに行きましたところ、3匹+3匹+1匹+1匹のベビーハンマーだけの小さい群れでした。 ダイバーを怖がるよりも好奇心が打ち勝ってる印象で、動きもちょこまかしていて可愛らしい。 今度はママハンマー、パパハンマーも呼んで来てーってお願いしながら安全停止へ向かいましたとさ。
3本目、うねりの当たりが弱い東壁からエントリー。 そして雰囲気の良い南壁を軸に南東、南西の中層をタイミングを見計らってハンマー探し。 3回目でハンマー2匹+2匹を見る事が出来ました。 この時、ロレンソグループは、このダイビング中、南壁近くでタイガーシャークまで見れたそうです!
4本目エントリーしましたが、今日は一日中流れ無し。 ただ、ギンガメアジが北側にも集まっていましたので、様子見に中層をドリフトしてみましたが、キハダマグロとワフー(カマスサワラ)。 こりゃいいサインだと思ったのですが、ハンマーまでは確認出来ず岩壁に戻って、南壁に移動。 他のクルーズ船のダイバーさんが通り過ぎてから、もう一度中層を捜索しに行きましたが、ブルーな世界のみ。 南壁に戻り頃合いを待ちますが、なかなか定まりません。 ただ、待っている間、シルバーチップ、ガラパゴスシャークはダイバーを気にする素振りも無く近づいてくるので退屈しませんでした。 終戦間際に、最後の中層流しをしますと、ベビーハンマー登場。 今回もチョコチョコと動きながら近づいてきました。 ノーハンマーになってしまいそうなところを助けてくれただけでなく、このベビー、群れを連れてきました。 最終的に50匹のハンマーが渦を巻くように群れてくれました!!!
水温: 26度
透明度: 25〜40m
※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!
報告者 ロレンソ、ペドロ、ルイ
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執筆者
赤川 紫珠子
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