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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Socorro Islands -MAR 01, 2014 DEPARTURE その2
2014.04.02

ダイビング4日目もロカ・パルティーダでのダイビングです。
朝一番7時前にエントリーできましたが、ぎょ、ぎょ、魚影が薄ーい(泣)
南エリアも探りに行きましたが、深場にすら各種サメがおりません。頑張って待機してみても、期待できそうにない感じ。
ガラパゴスシャーク1匹だけ遭遇してから、まだ、ましと思われる北エリアに戻りました。
望み薄ながらも、気持〜ち魚影にアクションが出てきたので、少し水深を落していきながら、岩場から離れてみてやっと、なんとか1匹ハンマーが寄ることが出来ました。
水深の浅い岩壁近くは相変わらずの雰囲気でしたので、残圧もダイブタイムにもまだ余裕がありましたが、さっと安全停止に入ってエキジット、2本目以降に備えることにいたしました。
2本目は、潮の当たるタイミングに限っては、一気に魚影が戻ってくる感じでした。キハダマグロも時折やってまいります。 
30m付近には、ガラパゴスシャーク、ダスキーシャーク、シルバーチップ、シルキーシャークが混ざりあった群れ。
ただ、潮が当たらなくなった途端に、すーっと魚影が居なくなります。
ダイビング後半、もう一度潮が当たり、ガラパゴスシャーク達の群れが再び岩壁に戻ってきました。そのタイミングを見計らって、あえて岩壁を離れてハンマーを探しにいってみました。 数は少ないながらも、なんとか5匹ほど、遭遇する事が出来ました。
3本目は、東側でエントリーして、北エリアと南エリアをちら見して魚影をチェック。結果、北の方が良さそうと判断しまして、今回もタイミング待ちに徹しました。 ギンガメの群れが編隊を変え始めたタイミングで、1度目の勝負に出てみましたところ、20〜26mの水深の間でハンマーの群れ。
引率グループのダイバーさん以外にも、せっかくなので他クルーズのダイバーさんにも教えてあげて、そーっと待っておいて、向こうさんから距離を詰めてくるのに成功いたしました。3,40匹くらいの小さな群れではありましたが、良い寄り方ができたかと思います(自己満足)。
3本目の後は、ホエールスイムにチャレンジしてきました。
今晩はディナーのメニューに、そうめんも登場。スペイン、ハンガリー、スロベニアとヨーロッパからのダイバーさん達にも好評いただきました。
自分の国の料理を好かれると、なんだか自分が褒められてる気がして、妙に嬉しいものです。

透明度 : 30m
水温 : 24度


ダイビング5日目は、よりザトウクジラの親子とのホエールスイムのチャンスが高いと思われるサン・ベネディクト島に戻ってまいりました。
ラス・クアビタスにてエントリー。透明度も良く、明るい雰囲気の中でダイビングが出来ました。
トンネル内でホワイトチップ、トンネルを抜けるとイルカの鳴き声が聞こえてきたので、砂地エリアに移動し、イルカが寄ってくるように、泳ぎに動きを付けて待ってみましたところ、体よく8匹ほどイルカが遊びにきてくれました。 また時を同じくして水面にマンタが登場。
むしろ時間をずらして欲しい程、贅沢な悩みとなりました。
流れに乗って西側にある砂地の峡谷のようなエリアに向かいますと、別のマンタ、とくに大きな個体のマンタがやがて現れてくれました。
また、ここでもイルカの鳴き声が聞こえてきましたので、待ってみますと、1匹、足を伸ばして寄ってきてくれました。
浅瀬に移動していくと大きなウミガメ、そしてまたマンタが登場。 
安全停止してエキジットし始めると、またもやイルカ4匹とマンタが登場。
とっても贅沢なダイビングとなりました!!!!
2本目はエル・キャニオンに移動をしましてダイビング。 ハンマー狙いにホットスポットにゆっくり向かう最中、根近くで、水面ギリギリにハンマー1匹。 24mの水深から見上げるシルエットはくっきりしていて格好良かったです。また、時を同じくしてマンタも1枚舞っていたので、角度さえ合えば、マンタとハンマーが一枚の絵に収まる写真が撮れそうな具合でしたよ。
そして、ホットスポットですが根に着く前から、ハンマーの群れが根上とその周りをウヨウヨしているのが分かります。こちらの群れ達は個体も大きく迫力十分。
マンタも2枚、グルグル回っていますが、皆ハンマーに夢中で、あまり注目を浴びないマンタが可哀想なくらいでした(笑)
たまに1匹、2匹は、あえてダイバーの様子を見にくるように顔を向けて向かってきます。
距離にして2m切るくらいまで寄ってきたので、ひょっとしてハンマーの頭に掴まれるかも!? って欲求が沸いてしまいました。
充実のダイビングが続きます。 イイネ!
ランチ前には、ザトウクジラがバレンティーナ号から直接コンタクト取れそうな距離に!
3本目もエル・キャニオン。 流れは止まってしまってましたが、まずはホットスポットに向かいます。
根にはシルバーチップがいる程度でしたが、しばらく根待ちしてると1匹だけハンマーが訪れてきました。
そして砂地側に去っていきました。 再び根待ちをしている間はまた、マンタが遊びに来てくれ、退屈させないでくれています。
先程のハンマーは群れの囮と考えて、去っていった砂地側ではなく、ドロップオフ側にハンマー捜索に出始めたところ、
10〜15匹程度の群れですが、水深25mで、群れのうちの何匹もが近距離を出入りしてくれ、良い被写体になってくれました。
ハンマーが去ると、三たびマンタ登場、自分にも構って欲しいようで、せびるように僕らのグループに付いてきてくれました。

透明度 : 20〜30m
水温 : 24度


ダイビング6日目は、朝一のエル・キャニオンを潜ってからザ・ボイラーに移動しました。
少し流れは当たってました。魚影のある潮上ではなく潮裏でタイガーシャーク(イタチザメ)、他マンタ3枚と遭遇できました。
3本目も同様にボイラーでマンタ三昧。 5枚のマンタが縦列となって舞い、そのうち2枚が対になってシンクロする動きを披露してくれました。
それにしても、ここのマンタは実に大きい。
エキジットしてバレンティーナに帰還すると同時にザトウクジラが船と岸(サン・ベネディクト島)間に泳ぎにきてくれました。
リラックスしてる様子ともあって、バレンティーナ号から直接エントリーして、泳いで寄っていくことが出来ました!

透明度 : 20m〜35m
水温 ; 24度


video by Ryo
































※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!

報告者 ロレンソ、ペドロ、ルイ


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執筆者
赤川 紫珠子

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