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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Sea of Cortez -2013- Trip NO.7 その1
2014.01.10

M/V Valentina_Trip Report September 14-20, 2013

9月14日はメキシコ独立記念日ということもあり、街中が赤、白、緑のメキシカンカラーに装飾なれております。心なしか周囲のメキシコ人達がソワソワ。。。
そして今週のトリップは満員御礼!!
日本の連休ということもあり、沢山の日本人のお客様に御乗船していただきました。アメリカ人や日本のお隣の台湾からもお客様がお越しでした。

いつものようにチェックダイブは『スワニーリーフ』からスタート。
エントリーをしてガイド陣のおいらもビックリ!!
もちろん、お客様達もビックリ!!!
本当に驚くくらい透明度が抜群に抜けておりました。遥か遠くまで見渡すことができ、30m以上はあったかもしれません。ここまで透明度が抜けることはラパスでも珍しいことです。
白い砂地の上やリーフの上では毎度おなじみの【スポットテイルグラント】が大きな群れを形成中。今回は太陽が水中まで差し込み、この魚の群れの影が白い砂地に映し出されていました。これ以外にも【メキシカンバラクーダ】や【メアジ壁】も登場。チェックダイブから沢山の魚の群れに巻かれて大満足でした。
オイラ個人的には『コルテスジャイアントエレクトリックレイ』(※シビレエイの仲間)を久しぶりに見ることができたことにちょっぴり感動かな?

2本目,3本目は『ラ・レイーナ』
こちらも勝るとも劣らないくらい透明度はすこぶる良好!!
『ラ・レイーナ』名物の【メアジ】も300匹程度の”メアジ群れ”から1000匹程の”メアジ玉”に進化を遂げてくれました。そして今回はスペシャルなゲストも登場!!【ブラックスキップジャック】(※カツオの仲間)や【パシフィッククレバールジャック】(※メキシコ版ロウニンアジ)などのハンター軍団が捕食を繰り返し、ハンター軍団が群れに突撃する度にメアジ玉が逃げ惑い、時折群れが真っ二つに割れていました。

いつも安全停止前にアシカをじっくりと観察できるのですが、この日は流れが強くて少し大変!?!?ダイバーはじっと止まることが出来ずに、着底をして岩などにつかまっているのに、一方アシカはプカプカ浮きながら楽チンモード。どうしてそのようなことができるのかな?

2日目、アシカの島『ロス・イスロテス』でダイビング。
9月上旬より、一気に水中に降りてくる個体が増えた赤ちゃんアシカ。
この日も例外なく、朝から元気いっぱいに泳ぎ回っております。
赤ちゃんアシカにも幼稚園みたいな場所があるようで、多くの赤ちゃんアシカ密集している岩場が多数あります。この幼稚園のような場所では外敵に襲われる心配はなく、赤ちゃんアシカ同士でじゃれ合っている光景は微笑ましい。
この日は赤ちゃんアシカと遊んでいると昨年のアシカと思われる少し大きめの個体が急接近。ヤキモチで焼ていたのでしょうか?こちらの様子をじっとうかがっておりました。こちらから近づいても全く逃げる気配はなし。そっと手を伸ばすとダイバーのハミハミ。そして首の下やお腹を撫で撫でしても同様に逃げる気配どころか、目を細めながら気持ち良さそうにしておりましたよ〜♪

この日は気分転換にビーチに上陸しました。少し歩くだけでサボテン林にたどりつくことができます。多くの日本人が思い描いているメキシコの風景に近いのかな?よって、自分より遥かに高いサボテンと記念撮影!!そしてその後はシーカヤックやパドルボートなどのアクティビティーを楽しみました。

この日の4本目はナイトダイブ。
アジは沢山集まってくれるものの、肝心のモブラが集まってくれない!!(汗)前述した通り9月14日がメキシコ独立記念日ということもあり、多くのクルーズが停泊しており、モブラが拡散されてしまったのでしょうか?
ガイドは顔面蒼白、クルーズ最大の危機が到来!?!?
そしてモブラをほとんど見ることなく、ダイブタイムが終了。
意気消沈して浮上すると、ディンギーキャプテンが一言。
『あっちのボート付近にモブラが沢山いるよ〜!!!』
直ぐさま移動し再び潜降するといました!!!沢山のモブラが・・・!!!
出ました!!逆転満塁ホームランな気分です。

気を取り直して沢山のモブラを見ることができました。
本当によかった、よかった!!





















※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!


気温:27〜35℃ (※日焼け対策をしっかり!!)
水温:27〜30℃ 
透明度:15〜25m 

報告者 けんご


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執筆者
赤川 紫珠子

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