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メキシコ・ラパス
M/V Valentina_Sea of Cortez -2013- Trip NO.1 その2
2013.08.25
M/V Valentina_Trip Report August 3 – August 8, 2013
3日目は外洋ポイント『エルバホ』
1日目、2日目と透明度と水温に悩まされ続けておりましたが、この日は全くの別世界!!!透明度は20mオーバーで水面からエルバホの根のトップまで見ることができ、水温も27〜28℃もあり前日までとは雲泥の差で温かい!
お目当てのハンマーヘッドは群れを見ることができませんでしたが、ロレンツォチームは単発や2〜3匹の数回。ケンゴチームは単発のみという結果でした。全員見ることができたので本当によかったよかった!!
しかもロレンツォチームはラパスでは非常に珍しい【ガラパゴスシャーク】を発見した模様。これは本当に羨ましいぞ!!
水面に戻るとディンギーキャプテンがイルカが近くにいることを教えてくれたので、そのままディンギーに乗ってイルカを観察することに。。。
コンディションが良かったので、スノーケルをつけて水の中にも入るとお客様の足下をスゥーーーーと泳ぎ去っていきました。
ハンマーヘッドのみならず、この時期はまだ水温が低いこともあり、【ブラックスキップジャック】(※カツオの仲間)や【グリーンジャック】(※アジの仲間)の凄いのなんの。。。カツオはまるで川のように流れ続けて終わりが見えない!!一方、アジはシャワーのように降り注ぎ、果てしなく続く。
4本目は『ロベラ・デ・サンフランシスキート』。
アシカが20〜30頭程生息している小さな岩礁があり、浅場でのんびりとアシカを観察。この日のアシカは警戒心が強かったためでしょうか、最初はなかなかダイバーに興味を示さなかったのですが、こちらも我慢をした甲斐がありました。最後は息継ぎを繰り返して、何度も私達の所まで降りてきてくれました。ちなみにこの日の一番人気は"黄色のフィン"でした!!
4日目はクルーズでしか行くことが出来ないポイントがメイン。
まずは『サンディエゴリーフ』からスタート。
水深はそれほど深くはないが、ワイドもマクロも豊富。多種多様なウミウシやウツボに寄生をしているハゼである【バンディッドクリーナーゴビー】など見うることが出来ました。そして最後にはスイムスルーを潜り抜けて終了。天井から光が差し込んで、幻想的な景色を演出してくれました。
2〜4本目は『ラス・アニマス』
草木がほとんど映えておらず、グンカンドリやカツオドリの糞のため島の色が白色に変色してしまっております。『ラス・アニマス』自体が大きく、数本に分けて様々なダイブサイトを潜ることになります。
どのダイブサイトも透明度、水温が安定しており、写真撮影には最適。
なぜか昨年はロブスター祭りでしたが、今年はカメ祭り!!
ディトリップでダイビングをする海域ではカメを見かけることが多くありません。どちらかと言えば珍しい方に分類されるかもしれません。そのカメが毎バイブ、しかも1匹のみならず10匹近くも見ることができたこともありました。
今回の『ラス・アニマス』は【グリーンジャック】が本当に凄かった!!
上下右左そして前後、つまり360度全方角がアジだらけ!!
その光景が20分以上も繰り返されました!
お客様はCS放送のネイチャーチャネルのようなシーンと絶賛しておりました。
ここも浅場のコンディションが非常に良かったので、お約束のアシカ撮影タイム。今回のアシカ達はダイバーと一緒に遊んでくれることはありませんでしたが、プカプカと水面で浮かびながら休息中。『ロス・イスロテス』ではハーレムを守るためにパパアシカが牙を剥き出しにして何度も威嚇を繰り返していますが、ここのパパアシカはいつものんびりさん。やはりたまにダイバーの近距離を通過する時には驚かされます。
そんなこんなで一日が終了。
この日のディナーはサンデッキでステーキパーティーが開催されました。
今クルーズ中において記念ダイブを迎えたお客様がおられたので、"M/V Valentina"のバーテンダーからのスペシャルドリンクのプレゼント!!
このパイナップルの中身は何でしょうか??
※今回の写真はお客様から御借りしました。
Muchas Gracias!!! Amigo y Amiga!!!
気温:27〜37℃ (※日焼け対策をしっかり!!)
水温:22〜28℃ (※深場でサーモクラインが発生中)
透明度:5〜20m (※サイトによって海況が全く異なる)
報告者 けんご
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執筆者
赤川 紫珠子
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