世界の海からこんにちは


現地からの最新情報
コスタリカ・ココ島
2013.6/29〜7/9 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2013.08.25

水温:26〜27℃
透明度:20〜30m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm

 今回のココ島までの横断は少しだけ波がありました。しかし、ここ島に到着してファーストダイブが終わった後にはお客様はハッピーにそして次の楽しみを期待しております。ココ島の天気は不安定で雨と晴れの繰り返し、2本目、3本目には沢山のハンマーヘッドやマダラエイを見ることができました。もしかしたらエイは交接行為の一種をしていたのかも、数匹のオスが1匹のメスを追いかけていました。同様に大きなガラパゴスシャークがエイの周囲を泳いでいました。1日目、2日目の透明度は素晴らしく良かったのですが、しかしそれ以降は少しだけ落ちました。それでもダイビングにとっては十分良かった。

2日目はプンタマリアでダイビング。そこではサプライズが待っていました。この日はガラパゴスシャークのカップルを見てダイビングがスタート、そしてハンマーヘッドのカップルも登場、そして数匹のサメが第3の根に移動しはじめました。何とその時に2匹のジンベエザメが寄り添うようにして出現!!歓喜の声やアドレナリンが全身を駆け巡る。しかもまだココ島でダイビングを始めて2日目の出来事です、しかしこのようなダイビングは普段では出来ません。

翌日以降、ココ島のベストダイブサイトを模索しながら、ハンマーヘッドの大群を見ることができたアルシヨーネのような素晴らしいダイブサイトでダイビングを続けました。このダイブサイトでは流れがあるために注意を払う必要がありますが、流れがあることにより豊富な栄養分がもたらされ、ココ島には沢山のサメがやって来ます。また流れは水底から水面にあることが多い。アルシヨーネで特筆すべきことは透明度が非常に良く、そして水温も27℃もありとても高かった。私達はとあるコーナーから岩に移動をしていましたが、当然深場から透明度が悪く暗い水塊が岩全体を覆い始めました。ダイビングを始めた時点では流れは全くありませんでしたが、しかしこの暗い水塊が出来た時に流れが発生し始めました。水温が一気に落ちてなんと23℃!ブルルゥゥゥゥ・・・これらのような要因によりココ島でのダイビングが特別なモノになります。勿論、コンディションがどのように変化するか説明することはとても難しいことです。よって私達はこれらのコンディションや現象に準備しなければなりません。ダイビング自体は本当に素晴らしく、沢山のモノに出会うことが出来ます。ある種は大きく、別種はとても小さい、しかしそれらは全て美しい!オオモンカエルアンコウも見ることができるし、タイガーシャークとも非常に近い場所で観察することが出来たことは驚きでした。

 今週にように私の昔のお気に入りであったマヌエリータではダイブマスターのウォーレンが一生懸命にオオモンカエルアンコウを見つけようとしていました。そして彼は実際にそれを見つけてきました。しかしさらに驚きなのはカエルアンコウを見つけようとずっとリーフを泳いでいましたが、4m程のタイガーシャークが彼の側を通過!あまりにも近過ぎたために彼はタイガーシャークの全体像を見ることができませんでした。彼はタイガーシャークがすぐ側に居ることに全く気付かない、お客様の1人が彼の注意を惹くために音を立てました。想像してみてください、前触れもなしに突然自分の側をタイガーシャークが通過していることを・・・

 今週のトリップは私達の数人にとっても時の経過が非常に早かった。ダイビングではフレンドリーなマダラトビエイ、マヌエリータとチャータムベイでは信じることができないサメの捕食シーン。現在チャータムベイでもほとんどマヌエリータ同様に獰猛なサメの捕食シーンを観察することができつつあります。

 チャータムベイの昼間でのダイビングも素晴らしく、今週のトリップにおいてベストダイブの1つとしてカウントしても良いかもしれません。このダイブサイトでは6匹のモブラ(※小さなマンタ)間もなくしてブルーウォーターでは巨大なキハダマグロの群れも見ることができました。付け加えて、タイガーシャークも登場しました!

 今週の天気はバランスよく晴れの日と雨の日がありました。ココ島本土までの帰路の航海はとても順調でお客様ののんびりと過ごすことが出来ました。







For Safe Diving,
Capt. Beto


記事一覧を見る→

執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

コスタリカ・ココ島
キャプテンズ/オケアノスアグレッサー
メニュー
現地からの最新情報
執筆者の紹介
ダイビングツアーのご紹介
主宰者について
お問い合わせ・ご相談
・・・・・・・・



(C)CLUB AZUL