現地からの最新情報
コスタリカ・ココ島
2012.12/29〜1/8 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2013.01.15
水温:26〜27℃
透明度:30〜35m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm
今週のココ島までの横断は容易で、海況は穏やかでスムーズでした。私達がプンタレナスの港を出港した時、数匹のイルカを見ることができましたがそれはまるでお見送りの挨拶をしているようでした。イルカ達は船の舳先で波乗りを楽しんでおり、お客様も水平線に沈む太陽を横にその光景を楽しんでいました。
チェックダイブはいつも通りマヌエリータの浅場サイド。潜降して間もなく5分もしない内に大きなタイガーシャークが登場、少なくとも5mくらいはあったのでは???アオウミガメに標準を定めていたのでしょうか、私達はゆっくりタイガーシャークに近づきましたが、タイガーシャークは私達ダイバーをチェックした様子。その後、なんと私達ダイバーへ向かって来て、グループの中を割って入り、遠くへ泳ぎ去ってしまいました。私も含めてお客様は心臓が止まりそうでしたが、タイガーシャークが泳ぎ去った後はお客様の顔には笑顔が絶えませんでした。なんという今週のトリップのスタートでしょうか!!
同じ日の2、3本目はマヌエリータの深場サイドでダイビングをしましたが、ハンマーヘッド、マダラエイなどなど。初日に観察できたものだけで今週のトリップは素晴らしいツアーになると予兆だったのかもしれません。
2日目はお客様ために最高のダイビングを楽しんでもらうため、ココ島周囲を入念に調査しました。プンタマリアではガラパゴスシャークがこちらにやって来た。今週はほとんどのダイブサイトでカメを観察することができましたが、プンタマリアでは尻尾がなくなったカメを見つけました。尻尾がなく、非常にかわいそうですが、しかし彼の生命には問題ないことを祈っております。
アルシヨーネでは今週のトリップでハンマーヘッドを一番沢山見ることができました。本当に沢山のハンマーヘッドが狭い場所に、そして非常に水面付近を泳ぐことがあります。水深25m付近で泳ぐことなく、岩につかまってまっているだけで、信じられない光景を楽しむことが出来ます。アルシヨーネでは流れが強いことが多いですが、潜降をスムーズに行うために潜降ロープを使って確実に降りて行くことができます。流れがある時は同様に深場から冷たい流れが上昇してくる時がたまにあります。この流れによりこのダイブサイトには沢山の魚ならびに水中生物が生息していると思われます。この日はアジやフエダイさえも泳ぐことが困難だったのでしょうか、非常に私達に近づいてきました。ネムリブカやマダラエイは冷たい流れを避けたかったのでしょうか、岩よりも若干上を泳いでいました。それらの魚達は不安定に泳いでいるようにも見えますが、そのお陰で私達はそれらの魚達に近づくことができました。
アルシヨーネまで行く途中にオケアノス号の周囲を大きなマンタが泳いでいたので、私達は水の中に入りました。お客様の数人はマンタが捕食している光景を写真に撮ることができました。
今週のトリップのドスアミーゴのアーチは素晴らしかった。アーチの中は魚達で満たされ、私達は泳いで入るスペースはほとんど残っていなかった。かろうじて少しだけ私達のために残っていましたが。。。
お客様の中でマクロが好きな人も数名いましたが、今週のトリップもマヌエリータのオオモンカエルアンコウは絶好に被写体になっていました。
今週もナイトダイブが面白かった。マヌエリータでのとあるナイトダイブ、沢山のネムリブカが狂ったように捕食を行っていましたが、不幸にも大きなガラパゴスシャークが出現しました。多分、私が一番大きな光量の水中ライトを持っていたためにそれに反応してしまったのでしょうか???それは決して攻撃ではなく、困惑して私のライトに向かってきました。私は慌ててジャンプしてサメをかわし、カメラでサメに応戦しました。
今週のトリップの天候は雨の日もありましたが、ほとんどの日は晴れていました。海面は穏やかで、夜空も素晴らしかった。
Safe Diving,
Capt. Beto
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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ
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キャプテンズ/オケアノスアグレッサー
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