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パプアニューギニア・ワリンディ
パプアでしか見られないクマノミ <その1>
2012.10.29
ワリンディの恵子です
またクマノミです。
パプアでしか見られない、と書きましたがソロモンとかオーストラリアとかでも見られるようです。
日本で言うカクレクマノミとどこが違うか??
3本ある白い線の廻りに黒い縁取りがある。これが見た目で違う点です。
といっても上の写真では言われて見れば程度ですけれど。
でもあるでしょう?
日本にはこれがいないので
日本語の名前ではカクレクマノミになってしまうんでしょうが、
英語では別の名前があって区別されています。
たとえば、このPNG,オーストラリアで見る
カクレクマノミは本物だから<クラウンフィッシュ>。
それに対して日本で見られるのは偽者だから
<ファルスクラウンフィッシュ>...かわいそうなネーミングですね。
もうひとつはこのクマノミは南北に線を引いた東と西で分布が
違うらしいんです。
PNGのあたりはそのラインの東側だからEastern Crownfish,
日本とかでは西側になるので
Western Crownfish.そんなに違うのかなあ。
ちなみにFinding Nemoのカクレクマノミは舞台がシドニーなので本物です。
でももうひとつのこの写真を見ていただくと違うのが納得でしょ!
確かに黒いフチドリガ目立ちますよね。
これだけはっきりしていると目を引きます。
デモなんでこのクマノミとさっきのクマノミが南北のラインの
西側にいるから同じ種類になるのか?不思議です。
そしてもっと不思議なのはこの手前の1匹があるとき色を変えたんです。
最初に見たときはオレンジの色の上に黒いカーディガンを
羽織った感じだったのが、その2ヵ月後、こうなってしまいました。
背びれとか胸鰭とか尾びれが真っ黒!よく見ると唇(?)の廻りも
黒いんですよ。ナンデブラックに代わったの??
と思っていたらそれからしばらくして
またオレンジが戻ってきたみたいな気がしていて、
この写真の1年後の写真では
後ろの背びれの色とか尾びれの色が
かなりオレンジなっているのが一目瞭然。
ナンデ、そしてどうやってこんなに色を変えるんだろう?!?謎です。
これからもフォローしていきたいと思います。
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執筆者
屋本 恵子
パプアニューギニア・ワリンディ
NAUIインストラクター兼日本人ゲストリレーション兼プロモーション
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