現地からの最新情報
コスタリカ・ココ島
2012.7/28〜8/7 ココ島 オケアノス・アグレッサー
2012.08.26
水温:25〜26℃
透明度:20〜25m
ウエットスーツ:3mmまたは5mm
今週のトリップにおいてココ島までの横断は素晴らしかった。天候にも恵まれ、道中にはイルカの群れがやって来て、クルーズの舳先で波乗りを楽しんでいました。お客様は間近で観察することができたので、非常に興奮をしておりました。
ココ島でのダイビングはまずマヌエリータではマダラエイやハンマーヘッド、プンタマリアではガラパゴスシャークを見ることができました。
2日目、ダーティーロックでダイビングをしましたが、お客様の数名は安全停止中に2匹の大きなマンタを見ることができました。プンタマリアとダーティーロックの水温は非常に冷たく,私のダイブコンピューターは21℃と表示していました。
3日目、アルシヨーネでダイビング。潜降ロープ沿いに潜降している時に水底付近に泳いでいるハンマーヘッドを見ることができました。根ではハンマーヘッドが泳ぎ去るまでずっと滞在していました。そして再び潜降ロープに戻ったときになんと体長約8mのジンベエザメが登場!!!私はすぐにビデオカメラに電源を入れましたが、その映っている映像を見てみると如何に興奮していたのか確認できます。不幸なことにお客様の数名はこのジンベエザメを見ることができずに、やがてジンベエザメは泳ぎ去りました。しかしジンベエザメが再び出現した時にはお客様全員大喜びでした。ほとんど残圧が残っていなかったために浮上を開始しましたが、安全停止時に数匹のイルカも登場してくれました。これはこの日の始まりに過ぎません。
2本目も同じアルシヨーネでダイビングをしましたがもっと素晴らしかった。私達はジンベエザメを再び見ることができ、お客様の1人のスーザンはなんとジンベエザメを同時に2匹見たと言っていました。
そして3本目も同じくアルシヨーネでダイビング。本当に沢山のハンマーヘッドがそこら中にいたために、私はなかなか写真を撮影することが決心できなかった。後日、この日撮影したハンマーヘッドの映像を確認しましたが、私の手が震えているためになかなか良い映像を見つけ出すことができませんでした。残圧が残り少なくなり、そして減圧不要限界が近づいて来たために潜降ロープの方向へ泳ぎ始め、浮上の準備をしようとお客様に伝えました。潜降ロープに辿り着いた時、お客様の1人がネムリブカの群れを指差しています。彼女は最初、ネムリブカが喧嘩か何かしていると認識していましたが、それは喧嘩ではなく明らかに求愛行動であり、間もなく交接が始まりました。デコを出さないように再審の注意を払い、極力エアーの消費を抑えながら、約5分間その行動を観察することができました。そして3分間ほどビデオカメラに撮影することができました。私達は本当にその行動を目の当たりにでき、本当に幸運です。私が過去にこのネムリブカの求愛行動をいつ見たのかはっきりと思い出すことができません。ボートに戻り、このことについて話をしている時にもう1つ別のグループが喜びながら戻ってきました。なんと彼らは再び同じ場所で私達よりも数分前にジンベエザメを目撃したようです。
4日目はドスアミーゴでダイビング。1本目、スモール・ドスアミーゴでは小さなめのジンベエザメを目撃。私は本当に目を疑った。なんと同じ体長のジンベエザメが戻ってきました。このジンベエザメは約5分間、根の周囲をゆっくりと泳ぎ、私達はずっと一カ所で待っていました。2本目はビッグ・ドスアミーゴではマダラエイが沢山いるアーチの中でしばらく時間を過ごしましたが、アーチをくぐり抜けるとなんとまた別のジンベエザメが登場!本当にこのグループは幸運すぎます!!!
5日目はココ島の南側は非常に風が強かったために、再び同じダイブサイトでダイビング。天候は良かったのですが、晴れと雨が交互に繰り返していました。マヌエリータでダイビングをしましたがダイビングの中盤に2つのグループが偶然に合流、そしてその時になんとタイガーシャークが登場!!勿論、お客様の全員が見ることができました。同様に今週のトリップではオオモンカエルアンコウでも貴重な光景を見ることができました。なんと水中を泳いでおり、この行動は決して普通ありません。ナイトダイビング中にもオオモンカエルアンコウを見ることができました。
コスタリカ本土までの帰路の途中にザトウクジラを近くで見ることができました。クルーズを止めると、ザトウクジラがこちら側に向かってきました。本当になんと幸運なトリップなのでしょうか!
Safe Diving,
Capt. Beto
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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ
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