現地からの最新情報
コスタリカ・ココ島
キャプテンズログ 11/6〜11/14 ココ島
2010.11.19
気温:24〜26℃
水温:25〜27℃
透明度:20m前後
ウエットスーツ:3mmまたは5mm
今週のトリップは通常より早く、プンタレナスを14:00に出港しました。潮流のおかげでココ島には夜になる前に到着することができました。ココ島までの横断は非常にスムーズで快調な滑り出しです。
今週の1本目から早々にサメやエイの仲間が様々な大きさや色の魚達の周囲にやって来ました。沢山のロブスターやウツボにとっては今のこの時期の水温が一番適しているのかもしれません。少しだけ波打ってはおりましたが、それほど大きくはありませんでした。
続けて2本は私のお気に入りであるManuelita、岩の周囲で沢山のハンマーヘッドを見ることに成功しました。それらのサメたちは水深25m前後の場所でアジと一緒に遊んでいるようでした。またマダラエイの群れと一緒に砂地で戯れているようにも見えました。
2日目はココ島の南側のサイトに移動し、Lone StoneとSubmerged Rockでダイビングを行いました。両ダイブサイトとも良かったですが、Submerged Rockのほうが非常に良かった。本当に沢山の魚が登場し、数え切れないくらいのコットンマウスジャック、そしてホースアイジャックの群れが混じり合い、ジョーダンスナッパーの群れもイエローテイルスナッパーなども次々に登場しました。このような小さな場所にこんなに沢山の数の魚をみることができるなんて本当に驚きです。このダイブサイトのメインの水底アーチでは少なくとも12匹のネムリブカが昼寝をしておりました。
3日目はPunta MariaとDirty Rockでダイビングをし、両サイトともにハンマーヘッドを見ることができました。お客様の数名はプンタマリアの岩の先端部分で大きなハンマーヘッドの群れを目撃、同様に水底ではガラパゴスシャークも見ることができました。ダーティーロックでもハンマーヘッドから私達の方へ急接近。ガラパゴスシャークが泳ぎ去っていき、その後マダラトビエイ、そしてダイビングの最後にはウミガメも登場し、私達のカメラの装着されているレンズを覗きこんでおりました。午後からはManuelita Deepでダイビングをし、運よくシーホースを発見することができました。ココ島において前回シーホースを発見してから時間が経っていたので私にとっては少々驚かされました。
4日目はAlcyoneにおいてダイビングを行い、今週のトリップにおいて多分ベストだったかもしれません。ハンマーヘッドの大群を見ることができたし、シルキーシャークがアジを追いかけまわし、キハダマグロが子魚達を捕食しておりました。タコが岩の上で求愛行動を繰り返しておりました。午後からはManuelitaでダイビングを行い、黒色のカエルアンコウを見に行きました。合計で3匹もの個体が一緒に岩の上でいるのを観察することができました。そしてナイトダイブはいつものようにネムリブカの捕食!!!過去の訪れたことがあるお客様の情報によると、このようなシーンはこのココ島でしか見ることができないようです。
そして最終日は再びAlcyoneとDirty Rockでダイビング。両ダイブサイトとも非常に素晴らしかった。そして最終ダイブはManuelita。私達は浅場の方へ移動したときになんと3m前後のタイガーシャークが登場!!私の呼吸は止まりそうになり、心拍も急激に加速した感がしました。本当になんというエンディングなのでしょうか!!!コスタリカの本土までの復路は穏やかで太陽が降り注いでいました。
Safe Diving,
Capt. Beto
(Photos by Anibal Morales)
(Photos by Anibal Morales)
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執筆者
オンディッツ・カルパルソロ
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キャプテンズ/オケアノスアグレッサー
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