世界の海からこんにちは


現地からの最新情報
コスタリカ・ココ島
キャプテンズログ 10/5〜10/15  ココ島
2010.10.30

気温:24〜27℃
水温:25〜27℃
透明度:20〜30m前後
ウエットスーツ:3mmまたは5mm

私達はココ島に到着したとほぼ同時に1本目をダイビングしました。お客様の数人は以前にサメを見たことがなかったので非常に興奮しておりました。フエダイ、ロブスター、ウツボなどなど。続けて2本目、3本目はManuelitaでダイビングをし、ハンマーヘッドシャークが私達の近くまで寄って来ました。そしてマダラエイが水底で遊んでいました。浅場に移動すると沢山のフエダイやヒメジの仲間がお出迎え、大きなガラパゴスシャークも登場してくれました。

2日目、天候が非常に良かったために私達はココ島の南側に移動し、Lone StoneとSubmerged Rockでダイビングをすることができました。Lone stoneではビッグサプライズ!!潜降や否や、なんと8mぐらいのジンベイザメが登場!!そして10分以上私達と一緒に泳いでくれました。程良い流れがジンベイザメと長時間一緒に泳ぐことを可能にしてくれました。Submerged Rockのアーチでは沢山の生物やネムリブカで溢れ、アーチの外側ではコットンマウスジャックやギンガメアジが群れておりました。そしてナイトダイブは私のお気に入りのダイブサイト、そう、Manuelita。いつものようにネムリブカが獰猛に捕食を繰り返しておりました。

3日目はDirty RockとPunta Maria。両ダイブサイトともに非常に素晴らしかった!!Dirty rockではハンマーヘッドシャーク、Punta Mariaでは沢山のガラパゴスシャークなどを見ることができました。水温は26℃前後、水中生物にとってちょうどよい水温なのかもしれません。ダイビング中に多くの水中生物の様々な行動を見ることができます。Punta Mariaのメインの根から一番浅い根に移動する際に遠くいの方でハンマーヘッドの大群をみることができました。

4日目、Dos Amigosでダイビングをしました。アーチの中でのマダラエイの行動については語るには多くの言葉を必要としません。アーチの中には少なくとも20匹以上のマダラエイが存在し、沢山のイエローテイルグラント、ジョーダンスナッパーなどなど・・・ダイビングの大部分をこのアーチで過ごしました。
Small Dos Amigosでは信じられない出来事が!!ハンマーヘッドが私達に超接近!もしそれに触ろうとすると本当に触ることができたかもしれない(ノージョーク!)。そして、ハンマーヘッドの大群が私達の頭上を通過して行きました。

5日目、6日目とAlcyoneで合計4ダイブを行いましたが、沢山のハンマーヘッドが登場し、次から次へと泳ぎ去って行きました。お客様の数名はそれらの周囲を泳いでおりましたが、数名は根の上でずっと待っていました。結果的にハンマーヘッドから私達に近づいてきました。ハンマーヘッド以外にもムレットスナッパーやギンガメアジの群れ、水底には沢山のネムリブカが休憩しておりました。
流れもほとんどなく、天候も良く、海況も安定しており、太陽が青空に燦々と輝いておりました。ディンギーボートに乗り母船までの戻る途中の景色は本当に絶景で、深緑の森がココ島には存在し、沢山の滝が流れ落ちております。

そして最終日はDirty RockとPunta Mariaでダイブ。Punta Mariaではガラパゴスシャーク、Dirty Rockではハンマーヘッドの大群がやって来ました。何千匹ものハンマーヘッドが上下左右から何度も何度もやって来てまるでお別れの挨拶をしてくれているようでした。本当に最高のエンディング。ココ島への復路も天候、海況共に良く、快適に戻ることができました。

Safe Diving,
Capt. Beto









記事一覧を見る→

執筆者
オンディッツ・カルパルソロ

コスタリカ・ココ島
キャプテンズ/オケアノスアグレッサー
メニュー
現地からの最新情報
執筆者の紹介
ダイビングツアーのご紹介
主宰者について
お問い合わせ・ご相談
・・・・・・・・



(C)CLUB AZUL