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タイ・プーケット
4/14 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号
2010.05.22
この日潜ったポイント
<1>Koh Bon West Ridge
<2>Koh Bon West Ridge
<3>Three Trees No.9
タイ国内が一番”暑く”、そしてタイ国民が一番”熱く”なるこの時期。
そうです!!!今年もやってきました!!「ソンクラン」です!!
『ハッピーソンクラン!!!』
または
『サワディーピーマイカッ!!!』
(※タイ語で新年明けましておめでとうの意味)
と表情は穏やかで冷静さを装っておりますが、実際は目がちょっと怖い。なぜだか、ボート上で殺気がプンプンしております。(笑)
一度水かけ合戦が始まってしまうと、すぐに伝染していまいます。
タイ人達も仕事を放棄して楽しんでおります。
ダイビングデッキはウエットエリアだから問題ないですよね!!
1年で1回くらいこのような日があってもよいかなぁ〜なんて思ったりもします。
その代わり、氷水爆弾とベビーパウダー爆弾だけは堪忍です。(笑)
4月に入り、ボート上はのんびりゆったり・・・
今回はバンコクからの駐在員さんが多数参加しておりました。
この日はコボンからスタート。
マンタを見たチームと見なかったチームがありましたが、今回はマンタを見なかったチームに入ってしまった。(泣)
遠くの方で激しくタンクを叩くが聞こえたのですが、時すでに遅しでした。次こそは必ず・・・
今回はお客様と一緒にお魚ウォティングスタイルでゆっくり観察していきました。
まずは【アンダマンコショウダイ】を紹介。
いつ見てもこのダルメシアン柄のドットが水中で映えます。
【ムスジコショウダイ】と比較するとあまり個体数は多くありませんが、コボンではいつも大体同じ場所でスタンバイしております。ちょっぴり恥ずかしがり屋さんなので、すぐに隠れてしまうのが玉に瑕です。
お次は【ヒメフウライチョウチョウウオ】
一見シミラン海域ではどこにでもいそうな【ニセフウライチョウチョウウオ】にみえますが、ところがどっこい違うのですよぉぉ・・・
よーーーく見てみると、顔の黒線が途中で切れております。若干一回り小さいサイズが多いです。おいらは勝手に”麻呂フウライ”と命名しておりますが・・・(笑)この子も【ニセフウライ・・・】と比較するとあまり個体数が多くありません。
その他巨大な【ワモンダコ】やこれまた巨大な人相の悪そうな【オニカマス】に出会いました。
3本目はシミランに戻ってきて、スリーツリーズ。
この日は久しぶりに砂地をじっくり張ってとことんハゼ観察を決行してきました。こんなことをするのは本当に久しぶりだなぁぁぁ・・・
まずは定番の【オーロラパートナーゴビー】
いつみても頬っぺの下の赤い泪はいつ見ても鮮やかです。
共生している【コトブキテッポウエビ】もお忘れなく。【ブラックチンスリーパーゴビー】【ブラックシュリンプゴビー】などハゼ尽くし!!
ジョーフィッシュもまるで打ち上げ花火のように餌を捕獲しておりました。
このダイブのヒットは【メタリックシュリンプゴビー】
ボンスーンレックやスリン海域では多く観察できるようですが、シミランではあまり見かけない。それが今回いたんですよ!!!
一人で興奮してしまった!!!
でも、コタオや他の海域で見る個体と比較して少しスリムじゃなく、太っているような・・・インド洋だから若干形が異なるのかな???
4本目のナイトダイビングは今宵はスキップ。
ビアタイムスタートです。(笑)
今回は友人のタイ人ガイドから写真をお借りしました。
(Special Thanks To KUN.KO & NOTE)
水温 29〜30℃
気温 33〜35℃
透明度 20〜25m
報告者 けんご
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執筆者
八杉 明信
タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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