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タイ・プーケット
3/2 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号
2010.03.12
この日潜ったポイント
<1>Elephant Head Rock
<2>North Point No.9
<3>Three Trees No.9
この日はエレファントヘッドロックからスタート。
ヘッドロックと書いてありますが、決してプロレスの決め技ではありません。
水面から3つの岩が突出しており、そのうちのどれかが“象さんの頭“に見えるからこのポイント名が付いています。
おいらから決して答えを言うことができませんが、タイ人の想像力にお任せします。
まずは浅場で【アンダマンダムゼル】を紹介。
【シミラーダムゼル】と混ざって泳いでいることが多いのですが、よく見ると尻ビレに黄色が入っているので見分けることができます。本当に艶やか。光が当たると体表が反射して白く光り輝きます。是非ともシミランクルーズで見ていただきたいインド洋固有種の一つです。
そして深場に移動してこれまた名物の【マッコスカーズフラッシャーラス】を紹介そしようとしたその時・・・
なんと強烈なサーモクラインが登場!!!
おいらのダイブコンピューターはなんと24℃を表示しておりました。
普段3mmスプリングで潜っているおいらは瀕死の状態。(泣)
泣く泣く浅い場所まで浮上してくる水温はと27℃まで戻った!!!
魚たちも同様でこのサーモクラインを避けて普段よりは浅い場所で魚が爆裂中!!
しばらくこのポイントではご無沙汰だった【ロウニンアジ】を確認することが出来ました。
この子は【アンダマンコショウダイ】。ダルメシアン柄がキュート。
この日も新しいお客様が到着。毎日スピードボートで乗下船が可能です。
2本目はノースポイント。
中層ではいつお決まりの【イエローバックフージュラー】が流れる流れる。
お客様もおいらも泳ぐことを止め、その光景に見入ってしましました。
浅場では【コラーレバラフライフィッシュ】の群れや【エバンスアンティアス】を観察。
最後は【タイマイ】にご挨拶。あまりに甲羅が汚すぎで完全に周囲とのカモフラージュに成功。おいら達に発見されてしまった瞬間は、「げげげ見つかってしまった・・・」と様子で一時、食事を中断しておりましたが、再びおいら達を気にすることなく食事を再開。
3本目の最終ダイブはスリーツリーズ。最後はのんびりまったりダイビングと行きたいとところでしたが、この日は暦上、大潮周りだったため流れに悩まされました。
砂地では【オーロラパートナーゴビー】や【ブラックシュリンプゴビー】などを観察。いつも仲良しの共生エビのランドールズピストルシュリンプが可愛い。(→ちなみにコトブキテッポウエビという日本語名が付いていたのを最近知った)
その横で【ブラックチンスリーパーゴビー】が捕食タイム。
オトメハゼのインド版になりますが、本当に良く見ると顎の下に黒の斑紋を確認することができます。
またまたその横に【ジョーフィッシュ】がポコポコと顔を出しておりました。
そして【ヒレナガネジリンボウ】と続き、最後はなんと【ツマジロオコゼ】まで発見!!!
どんどん被写体が小さくなってるし・・・
しかも気がつけば、おいら達ほとんど泳いでないじゃん・・・(笑)
最後に畳一畳分ぐらいある巨大な【ナポレオン】に挨拶をしてクルーズが終了!!!今度は逆に大きすぎたかな??
ヨシコさん!!!3日間お疲れさまでした!!!
今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YOSHIKO)
水温 28〜29℃
気温 30〜32℃
透明度 15〜20m
報告者 けんご
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執筆者
八杉 明信
タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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