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タイ・プーケット
2/28 シミラン・リチェリュークルーズ SSD3号
2010.03.10

この日潜ったポイント

<1>Koh Bon West Ridge
<2>Koh Bon West Ridge
<3>Beacon Reef No.8
<4>Beacon Bay No.8


ここに来て水温が1℃上昇。ダイコンは28〜29℃を表示しており、まるで温泉につかっているような感覚・・・気分は極楽、極楽・・・
さらに透明度はさらに上昇して30mオーバーではないでしょうか!!!限りなく遠くまで確認することができます。

今回利用したクルーズ船はシミラン諸島とコボンを中心にダイビングしながら、毎日乗下船することができ1泊2日から利用できてしまうショートクルーズがメインの“SSD3号”

そして今回のクルーズはいきなりコボンからスタート!!!
あわよくばいきなりマンタ様ゲット!?!?を意気込んでおりましたが、この透明なシミランブルーの世界では嬉しいような悲しいような・・・
残念ながらこの日はマンタ様を拝むことができませんでした。
でもこんなに綺麗な透明度でも出るときは出ちゃうんですね・・・実際にサンセットの時間に潜った兄弟船“SSD4号“はきっちりとマンタ様をゲットしてきた様子でした。



コーラルリーフ地帯ではハードコーラルを覆い尽くすように【デバスズメダイ】が乱舞乱舞!!!
あらゆる角度から光が差し込み、この上を浮遊しているだけ、幸せな気分になります!!!
傷だらけの”ローラ“ならぬ傷だらけの”オニカマス”が登場。
最近はかなり確率で登場しくれます。幾多の修羅場を搔い潜ってきたことを体表が物語っております。
そして続いて50cmくらいのサイズのナポレオン様も登場。最初あまりにも小さすぎてナポレオンと気付かなかったよぉぉぉぉ・・・(笑)



2本目のリッジ付近でダイビング。
まずは【アケボノハゼ】を観察。本日は2匹仲良く並んでおりました。
最近は【スカジテンジクダイ】が大発生。マクロ探しが大変!?!?
ハンター軍団の【アミメフエダイ】【クロコショウダイ】【イッテンフエダイ】が捕食を繰り返す。
中層では【ツムブリ】【カスミアジ】の群れが巡回を繰り返す。
マンタは?マンタは?
ええええーーーーこのまま終わってしまうの・・・



3本目はシミラン諸島に戻って来て、ビーコンリーフでのんびりダイビングを決行。
まずはお決まりの『アトランティスX』詣で。
木製の沈船のため、最近はかなり腐敗が進行しております。
そして【ツバメウオ】の群れがお出迎え・・・大きな個体から小さな個体な大きさは様々。よく観察してみると【アカククリ】も混ざっております。よく見なくてもなぜか【モヨウフグ】が1匹だけこの群れに混ざっておりました。
有り難いことにお客様からは「おまえは違うだろぉぉぉ!!」と喝を頂いておりました。(笑)

その時、事件は発生した・・・
でちゃいました・・・【マンタ】!!!
しかもなんとビーコンリーフで!!!!
お客様が【アカメハゼ】(→今年は大豊作なり)や【アカテンコバンハゼ】などのマクロ撮影に没頭している最中、おいらはふと何気なく中層を眺めてみる。サンセットの時間帯だったので、【クマザサハナムロ】【イエローバックフージュラー】が活発に動き回っている。それだけでもおいら的は大満足。
そして中層の奥の方に漂うナイロン袋???
と思いきやナイロン袋なんかではありません。白い物体はマンタ様の背中でした!!!
背中の白い模様が特徴な、しかも4mぐらいの大きな個体。

急きょお客様に合図を送り、ばっちりマンタとラブラブランデブーに成功しました。
しかし一方通行で決して再び戻ってくることはなかった。
いつもコボンでマンタを見ているのに、シミラン諸島界隈でマンタを見てしまうとはしゃいでしまうのはなぜでしょう・・・アポなしのマンタ様の登場は本当に興奮しますね・・・
とにかくこの日はコボンで見ることができなかったので、なんとかリベンジ成功かな?



最後はビーコンリーフの湾内でナイトダイブ。
さすがに満月だから明るすぎ!!!!
期待していた、夜光虫観察はイマイチ・・・残念・・・

そして今宵は月見酒かな???夜な夜なパーティーは続くのでした。

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.YOSHIKO)

水温 28〜29℃
気温 30〜32℃
透明度 25〜30m

報告者 けんご


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執筆者
八杉 明信

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PADI インストラクター/店長
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