世界の海からこんにちは


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タイ・プーケット
2/6 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2010.02.17

この日潜ったポイント

<1>Christmas Point   NO.9
<2>North Point   NO.9
<3>Koh Bon West Ridge
<4>Koh Bon Bay ※ナイトダイブ


2月に入り、色々な国々からやって来た観光客達でプーケットの街も賑わっております。無論、シミランの海も世界中からやってきた好奇心旺盛なダイバーで賑わっております。

今回も風なし!!
波なし!!!
流れもほとんどなし!!!
灼熱の太陽が降り注いでおり、白人達は我先にサンデッキで日焼けに精を出しております。
さすがにこれだけ暑いと、そろそろ少しだけ雨が恋しくなってきました。
本当に暑い。。。とけそう・・・

クルーズ下船後にすぐにアイスクリームが無性に食べたくなるのはおいらだけでしょうか?

今回のおいらが担当したお客様達はシミランの下調べが完璧!?!?
普段は沖縄の海をホームグランドにしているため、魚の知識も豊富。
予めブリーフィング前に見たいお魚をおいらにリクエスト。
さすがに1本目のチェックダイブから【ジンベイザメ】をリクエストするのは堪忍してください。でも海は繋がっているからね。。。(笑)

でもチェックダイブにおいて潜降して3分後には【トラフザメ】が出現!!
こんなに簡単に見ることができていいのかな???
このダイビングだけで合計3匹のトラフザメを見ることができました。



そしていつものように【ハナヒゲウツボ】を紹介。最近は神出鬼没で行動がなかなか予測がつかない。この日はご機嫌だったらしく口をパクパクさせておりました。そしてすぐそばで【タテジマキンチャクダイ】の幼魚を続けて発見したのでお客様に紹介しようとしましたが、お客様は【ワヌケヤッコ】の方へ・・・こちらの方が珍しかったですねよ!!!



2本目はお隣のノースポイント。
中層では【イエローバックフージュラー】が群れる、群れる。
そして【イソマグロ】【カスミアジ】【イケガツオ】が幾度となく登場してくれました。本当にあのイソマグロは大きかったよなぁぁぁ・・・



そしてダイビング後半はリーフの部分でのんびりと・・・
【ニシキフウライウオ】のペアが飛ばされそうになりながらも必死に抵抗をして泳いでいる姿が印象的でした。もっと楽な場所を選べばええのに。。
【エバンスアンティアス】は今年も大豊作!!!特にNo.9の島周辺では満開となっております。



原則ブリーフィングはこのようにマップを使用しながら英語で行われます。必ずその前か後においらが日本語にてフォローをさせていただきますので問題ありません。ツアリーダーのムットさんのブリーフィングを聞いていると、英語で【アケボノハゼ】や【ニシキフウライウオ】などのマクロネタが多いような気がしますが。。。本当にこの人はマクロが好きですね!



3本目はシミランではなくコボンへ移動してマンタ狙い。
気持ちよくエダサンゴ地帯を通り抜けると、傷だらけの【オニカマス】を発見。百戦錬磨のつわもの!?!?ダイバーが写真を撮影するために近づいても決して逃げずに、逆に口をパクパクさせている次第。時折のぞかせる白い歯がとっても素敵です!!!



そしてお約束の【マンタ】様降臨です!!!
今回は2個体確認することができました。
マンタの方からおいら達に向かって急接近!?!?何度ぶつかるかとおもったことか・・・
このマンタの行動を観察していると非常に面白い。マンタがクリーニングステーションに入って行くと、すると一斉に10匹くらいの【ホンソメワケベラ】がマンタのほうへ向かって泳ぎだす。
そうするとマンタはゆっくりとホバーリングを始めます。

『そこは気持ちがいい〜!!!』
『そこはくすぐったいからダメ〜!!』

なんて言っているのでしょうか??
結局おいら達は30分以上はマンタ達の戯れることができました。



ナイトダイブはエビ、カニ、そして寝ているお魚を中心に観察。
ナイトダイブ終了後は水面から見上げる夜空が本当に綺麗かった!!!
これもまたナイトダイブの醍醐味でもあります。

今回はお客様から写真をお借りしました。
(Special Thanks To MS.RANSON?)

水温 28〜29℃
気温 30〜32℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご


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執筆者
八杉 明信

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PADI インストラクター/店長
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