世界の海からこんにちは


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タイ・プーケット
12/26 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2010.01.04

この日潜ったポイント

<1>Christmas Point   NO.9
<2>North Point   NO.9
<3>Three Trees    NO.9

 この日はクリスマスポイントからスタート。
 最近近頃、このポイントにおいて目撃例が多い【トンガリサカタザメ】。もちろん、おいら達も狙わせていただきます。昨日、ゆっくり紹介することができなかった【アケボノハゼ】をここで再度紹介をすることに・・・
減圧を心配することなく、じっくりと写真撮影を行うことができました。
その他、【ハタタテハゼ】や【アンダマンダムゼル】などが視界に多々入ってくるも、肝心の大物は現れず。
 安全停止前に巨大な【ナポレオン】が横切ったのが唯一の収穫かな??
 浮上してみると、水面で待機しているクルーズ船とディンギーボートの数に少し驚かされました。

 再び気を改めて、2本目はノースポイント。
 このまま、何も大物をゲットすることなくクルーズが終了してしまうのか?お客様には決して悟れないようにポーカーフェイスを装っておりますが、実は顔面蒼白状態。

 透明度も良く、潮流もほとんどなし。お客様のスキルも全く問題がなかったので、久しぶりに沖にある離れ根までチャレンジしてきました。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

 ガイド中は常に自分に言い聞かせておりましたが、相変わらず何も出ない。。。ガイドとしてそろそろ汗が滲みます。おいら達このまま虎穴に入って、親の虎に殺されちゃうのかな??と心配した時に・・・!!!
 ついに登場!!おいら達の願いが通じました!!【トラフザメ】です。
おいら達の目の前を泳ぎ去ったと思いきや、そのまま水底に着底をしてくれました。
 絶好の写真撮影チャンス!!!さらに潜降の準備と。。。
 のはずが・・・上を見上げてみると、
 なんと【マンタ】様降臨です!!!しかも2匹!!!
 あなたならどっちに行きますか???
 水底の【トラフザメ】??それとも水面付近の【マンタ】??

 興奮冷めやらぬまま最終ダイブのスリーツリーズ。
 先ほどの勢いを保ったまま、砂地で“サメ”狙い!!!
 と行きたいとこですが、意外に砂地でのんびり、まったり・・・
 お客様全員が砂地でインド洋固有種のハゼとにらめっこ。【オーロラパートナーゴビー】、【ブラックシュリンプゴビー】、【ヒレナガネジリンボウ】、【ブラックチンスリーパーゴビー】などなど。
 浅場のコーラルリーフでは【エバンスアンティアス】の群れを拝見し、最後に再び【タイマイ】が登場で終了。
 ミラクルよ再び!!!と願いましたが、【トラフザメ】は発見することはできずじまい。やっぱり先ほどのダイビングで大物運を全部使い果たしてしまったのかな??


水温 28〜29℃
気温 32〜33℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご


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執筆者
八杉 明信

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PADI インストラクター/店長
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