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タイ・プーケット
12/24 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2010.01.04
この日潜ったポイント
<1>Shark Fin Reef
<2>Anita’s Reef No.5、6
<3>New Deep Six No.7
<4>Turtle Rock ※ナイトダイブ No.8
今回は日程上、コボン、コタチャイ、リチェリューロックまで北上することなく、シミラン諸島オンリーのクルーズスケジュール。
毎日、巨大な岩が連なりスイムスルーやチャネルなどを通るダイナミックな男性的地形ポイント、一方、段々畑ようにソウトコーラルとハードコーラルが咲き乱れる癒し系女性的なポイントを潜りながら、インド洋ならびにアンダマン海固有種を心行くまで堪能していただきました。たぶん・・・
まずはダイナミックな地形が売りのシャークフィンリーフからスタート。潜れば潜るたび、どうしてこのような構造物になったかいくつも疑問符が並びます。本当に不思議だ・・・
大きなウミウチワに【スカシテンジクダイ】や【キンメモドキ】がぐっちゃり覆い尽くしているのはシミラン諸島では毎度お馴染の光景。
【ミナミハコフグ】の成魚をよく見かけるのに、なぜか【ミナミハコフグ】の幼魚はあまりみかけない。。。なぜでしょう??【イエローバックフージュラー】も群れもさることながら、今回は【テングハギモドキ】が約100匹ほど悠然と目の前と通り過ぎる。中には婚姻色が表れた個体もあり、白色と黒色が入り混じっておりました。
2本目はアニータズリーフ。
アニータ名物のサンゴの根で今年初めて【クダゴンベ】にご挨拶。ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。毎年安否が心配されますが、無事に今年もご健在!!しかもほとんど移動することがなく同じ場所でスタンバイ。かれこれ今年で何年目なのでしょうか???【クダゴンベ】は意外に寿命が長いのかな???
その他白い砂地では【オーロラパートナーゴビー】を観察。尾ビレの火の玉印とホッペの赤い一筋の涙が目印。今年のおいらはあなたの尾ビレのように燃えておりまっせ!!!【ランドールズピストルシュリンプ】などの共生エビと一緒にいることが多く、このハゼとエビの行動をじっくり観察すると非常に面白い。一方【ヒレナガネジリンボウ】は背ビレが立っておらず、全くやる気なし・・・
3本目はニューディープシックス。
まずはピンポイントでエントリーをすることができたので【ハナヒゲウツボ】まで一直線。昨年より一回り大きくなっておりました。その後、透明度があまり良くなかったので、深度を上げて浅場のコーラルリーフでまったりダイブ。沢山あるヘラジカハナヤサイサンゴでは【テングカワハギ】を発見。同時に4匹もプカプカ泳いでおりました。
本日最終ダイブは再びアニータズリーフでナイト。このポイントをナイトで潜るのはおいらにとっても非常に久しぶりかも・・・水深10mより浅い場所はほとんど着底する場所がないほどサンゴと岩がぎっしり!!【オオアカヒズメガニ】、【ゴシキエビ】などを見て終了。
なぜなら、今宵はクリスマスイブ!!!
一体、ビールのみならずウイスキーは何本ほど平らげた???
夜更けまで宴は続きました・・・
水温 28〜29℃
気温 32〜33℃
透明度 15〜20m
報告者 けんご
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執筆者
八杉 明信
タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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