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タイ・プーケット
12/20 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2010.01.04

この日潜ったポイント

<1>Richelieu Rock
<2>Richelieu Rock
<3>Koh Tachai Twin Peaks
<4>Koh Bon West Ridge



 この日はシミランの宝であるリチェリューロックからスタート。

 まずは日本人ダイバーに非常に人気が高い【タイガーテイルシーホース】、【フリソデエビ】、【ニシキフウライウオ】のリチェリューマクロ三冠を紹介。実はフリソデエビは1本目で発見することができなかった。
気を改めて2本に挑戦と腹をくくるも、ボートに戻るとフリソデエビを見れなかった事実がタイ人ガイドにばれた。メキシコのラパスでハンマーヘッドを外した時同様に「どこを泳いでいるんだ???」「ちゃんと目を開けて泳いでいるのか??(※ちなみにおいらの目が細いため。)」など散々罵声を浴びせます。そこまで言われるとおいらのプライドが廃る!!!

 タイ人ガイドから大体の場所の助言を受けるも、あまりイメージが湧かないのが本音。とりあえずその付近に急行して血眼に捜すローラー作戦。行ってみて当たって砕けろ!!

いざその現場に着いてみると意外と簡単に発見!!!岩の間に隠れているのではなく、ガンガン前に出てきてワッショイワッショイ!!しかもビッグサイズ!!こんな大きな個体を見たのはプーケット水族館以来かも?今までこの“人生”ならぬ“魚生”の間、バレに生きて来れましたね・・・
あんたさぁ〜そんな前にいるとハタにパクっと食べらちゃうよぉぉぉ・・・
もちろん、お客様は楽チンで写真撮影が可能です。

 ボートに戻ってから、タイ人ガイドに無事に発見できたことと感謝の意を伝える。ついでに【ワヌケヤッコ】の幼魚のことを紹介すると、逆に羨ましがられましたよ!!!(笑)

 今回のクルーズのハイライトはコタチャイ、ツインピーク!!!流れの強弱によって魚の有無が左右されてしまう、とってもガイド泣かせのポイント。しかも最近あまり良い噂を聞いていない。。。
 この日は普段よりちょっぴり流れは強め・・・ガイド、お客様共に少しだけ緊張が走る・・・

 そんな緊張を解きほぐすように颯爽に【クマザサハナムロ】が登場!!あたり一面が一瞬にして真っ青の世界が広がる。そして続けざまに【カスミアジ】の群れが横切る!!本当に手が届きそうな距離まで急接近。お客さまもアドレナリン大放出!!!まるでほふく前進ように流れを上手にかわしながら、潮当たりの良い場所まで移動する。そして再びここでも【クマザサハナムロ】と【カスミアジ】が大爆裂!!!シビレルゥゥゥゥ・・・最後は【イエローバックフージュラー】の黄色の壁を突き抜けて終了。

 この日最後のダイブはコボン、ウエストリッジ。先ほどのダイブがちと激しかったため、コーラルガーデンでのんびりダイブに終始。この日は深度22mで【アケボノハゼ】を観察することができました。他のサイトと比較して透明度が少し悪く、プランクトンが多いため、そろそろ【マンタ】かな??と願いつつもこの日は現れず。次回に期待・・・

 そして今宵もビアタイム。夜遅くまで貴重な話を肴に楽しいビールを飲むことができました。お客様に感謝、感激でございます。


水温 28〜29℃
気温 32〜33℃
透明度 15〜20m

報告者 けんご


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執筆者
八杉 明信

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PADI インストラクター/店長
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