現地からの最新情報
タイ・プーケット
12/19 シミラン・リチェリュークルーズ SSD4号
2009.12.23
この日潜ったポイント
<1>Christmas Point NO.9
<2>North Point NO.9
<3>Three Trees NO.9
<4>Lobster Bay NO.9 ※ナイトダイブ
長らくお待たせいたしました。
ラパスでの赴任を終え、たっぷりとお腹周りに栄養分を蓄えて無事にプーケットに戻ってくることができました。
今シーズンも魅力的なシミランの海を紹介させていただきます。
この日はクリスマスポイントからスタート。
大きな岩がまるで高層ビル群のように立ち並び、横たわるというよりそびえ立つというイメージ。そして、その一つ一つの岩が非常に奇妙な形状をしております。スイムスルーあり、チャネルありととっても楽しい地形ポイントです。
シミラン名物の【スカシテンジクダイ】がソフトコーラルの根を覆い尽くし、その間から【ユカタハタ】がのそーーーーと顔をのぞかせる。毎度お馴染のシミランの光景です。
そして中層を眺めると、【イエローバックフュージュラー】が川のごとく流れ続けている・・・
こちらもごく当たり前な風景なのにおいらは感傷的にしみじみと噛みしめる。
「今年もシミランに戻って来たんだ。。。
今年もシミランを潜ることができるんだ。。。」
そしてその横を巨大な【ナポレオン】が通り過ぎる。
「おかえりーーーー!!」とも言っているのかな?
そして2本目はノースポイント。
こちらもクリスマスポイントに負けず劣らず【キビナゴ】がぐっちゃり・・・その群れに向かって【イケガツオ】がアタックを繰り返しておりました。
外洋を眺めてみると50匹程度の【サバヒー】軍団がグルグルと周回。まるで洋裁ハサミみたいは大きな尾びれには惚れ惚れしてしまいます!!!
浅場に戻り、ゆっくりと枝サンゴを観賞。そして、【タイマイ】が登場。ダイバーなんてお構いなしにムシャムシャとサンゴを食べておりました。
3本目はスリーツリーで、穏やかな流れに乗りながらドンブラのんびりドリフトダイビング!!
辺り一面に広がる白い砂地では【オーロラパートナーゴビー】などのインド固有種のハゼを紹介。
残念ながらお目当ての【トラフザメ】は登場してくれず。。。(泣)
この日はとにかくプランクトンでおいらの敏感な肌がチクチクしていて、きっと大物がやってくるに違いないと確信しておりましたが、【マダラトビエイ】が流れに乗って登場してくれました。
そしてこちらの浅場では【エバンスアンティアス】が乱舞乱舞。至る場所で観察することができました。もしかして昨年より数が増えたかな???
ここでもまたまた【タイマイ】が登場。
“カ“メじゃなくて、”サ“メが見たいのですけど・・・
ちなみに水面休息中には常に【アオウミガメ】がクルーズ船に周囲に現れ、バナナや野菜のエサをおねだりしているようでした。
本当にこの日はカメDAYだったよな・・・・
そして、今宵もビアタイム・・・(笑)
透明度 15〜20m
水温 27〜28℃
報告者 けんご
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執筆者
八杉 明信
タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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