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メキシコ・ラパス
10/10 El Bajo
2009.10.20
本日はエル・バホに行ってきました。毎回お伝えしている通り、近頃はなかなか風が止まず外洋ポイントのエル・バホ行きが毎回心配されておりますが、おいら達の心配も杞憂に終わり、今回も無事にエル・バホでダイビングを行うことができました。ファンバハのキャンプサイトからではたったの30分で到着することができます。今回のお客様多くは日本おけるハンマーヘッドシャークのメッカ『神子元島』をホームグランドとしており、今シーズンはあまりハンマーヘッドを見ることができなかったとか。。。是非ともここメキシコ・ラパスにおいてリベンジと意気込んでおります。
この日は水面に少し波浪がありましたが、相変わらず透明度はすこぶるグッド!!!
1本目、ダイビング終盤に後ろのほうを泳いでいたお客様のみハンマーヘッドを単体で目撃。ちなみにガイドのおいらは見ておりません。(泣)ボートに戻り、目撃話をお伺いするとおいらが通過して間もなく後方よりハンマーヘッドのほうからお客様に接近!!!通り過ぎてしまったと思いきや、再び戻ってくれた様子。お客様はトンカチ頭のみならず、エラの部分までしっかりと確認することができました。お客様だけがハンマーヘッドを見て、おいらが見ていないというのはよくあるケース。
2本目、今度は全員でハンマーリバーを見ようと再度チャレンジ!!今回は間もなくして水底を這いまわるハンマーヘッドの群れを発見!!!おいらのみならず、お客様にもターボエンジンに火が入り、一気に深度をとりながらハンマーヘッドに急接近!!!おいらの位置からは少なくと5〜6匹は確認することができました。この群れが二つに分断された結果、なんとか全員ハンマーヘッドを目撃することができました。
これに気を良くすることなく、続けてハンマーヘッドの捜索を続ける・・・先ほどハンマーヘッドを目撃した場所を重点的に泳ぎたいが流れの関係上、戻ることができない。気を取り直して違う場所で捜査を続行することに。今度は水底ではなく、中層のブルーウォーターにてハンマーヘッドの群れを発見。最初、薄らと遠くのほうにハンマーヘッドの影を発見。フィンキックを速め、恐る恐る近づいてみると意外と簡単にハンマーヘッドとの距離が縮まり、なんとその前方にはハンマーヘッドの群れが広がっている!!!ついにキタァァァッァーーーー!!!念願のハンマーヘッドリバー!!!最後の最後までアドレナリン大放出でした!!
透明度 20〜25m
水温 27〜28℃
報告者 けんご
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執筆者
赤川 紫珠子
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