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メキシコ・ラパス
9/16 Dia De Independencia
2009.09.30
本日はメキシコの独立記念日です。今年でなんと199回目!!!メキシコ人にとってクリスマスと同様、もしかしてそれ以上に重要な日として位置づけられております。もちろん、ラパスにおいてもデコレーションに気合が入っており、緑・白・赤のメキシコ国旗カラーに包まれ、大小の国旗や帽子、人形などなどメキシコ愛国グッズを街角で売り歩く人々が出没しております。この時期になると大量に出没するこの人たち??一体普段何の仕事をしているのだろうと??毎年、不思議に思うのですが・・・
実はラパスに来てこのメキシコ独立記念日のイベントには初めて参加させていただきます。毎年7月にメキシコに到着し、毎日馬車馬のように働いて気がつけばこの独立記念日を迎えておりました。例年、キャンプサイトに滞在していることが多く、そこでメキシコ人スタッフともちろんお客様を交えてフィエスタをしているイメージしかありません。今年は偶然にもキャンプサイトではなく、ラパスに滞在。これから怒涛のように日本人が押し寄せるシルバーウィークのために体力を回復ならびに温存しなければいけないと考えておりましたが、こんな千載一遇のチャンスは二度とないとカルロスさんとナホさんに説得され、おいらも合流させていただきました。
少々気合が空回り??良い場所を確保しようと早くに家を出ましたがまばら。。。その前にPOZOLE(ポソレ)を食べて腹ごしらえ。この熱々のポソレにとレタスの千切り、玉葱のみじん切り、チリをかけ、レモンを絞ってトルティージャと一緒に食べます。とっても美味しい!!!
独立記念日の前夜祭にあたる15日に最高潮を迎えます。Grito de Independencia(グリート・デ・インデェペンデンシア、「独立の叫び」の意)と言って、自治体で一番偉い人がメキシコがスペインから独立する際に活躍した英雄達の名前を呼ぶたびにメキシコ国民が『VIVA!!!』と叫びながら相槌を打ちます。そして最後にこの日にしか鳴らされることがない大きな鐘(通称:イダルゴの鐘)を力いっぱい叩きます。
夜の23時になると、メキシコ全国各地のソカロで一斉に「独立の叫び」が行われます。ニュースでは世界各国のメキシコ大使館や領事館で行われている映像の配信されておりました。首都メキシコシティではフェリペ・カルデロン大統領がこの大役を務めます。この模様もテレビで拝見させていただきましたが、めちゃくちゃ気合が入っておりましたよ!!!
ラパスの場合は時差があって22時にソカロではなく、州庁舎の前の大きな広場でバハ・カルフォルニア・スール州知事がこの大役を務めます。ちなみにこの州知事さんは沢山の護衛?支持者?を引き連れて早朝にマレコン通りをジョギングしている姿をよく目にします。まず最初にメキシコ国歌が演奏され、州知事さんが「独立の叫び」が読み上げます。おいら達もそれに合わせて『VIVA!!!』と叫ばせて頂きました。
最後は花火を打ち上げて祝賀に花を添えます。
その予定だったが、しかし悲劇が起った・・・
打ち上げ花火があまりにも近すぎる!!!火の粉や灰が頭の上に舞い降りる・・・さすがのメキシコ人もこれには悲鳴を上げておりました。おいらの横でカルロスさんがこの花火の餌食となりました。(笑)
最後にやってくれましたね。。。
『VIVA!!!MEXICO!!!』
報告者 けんご
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執筆者
赤川 紫珠子
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