現地からの最新情報
オーストラリア・グレートバリアリーフ
2009年6月1日〜6月8日 SOFトリップレポート
2009.06.05
青く輝く水中で色とりどりの魚と一緒に泳ぐ。
すばらしい水中世界でのダイビングの楽しみ方についてお話していますが。。。
今回はシーズン間近!!いや,もうシーズン突入!!!
(魚)ではなく私たち人間と同じ(哺乳類)の『ミンククジラ』についてお話したいと思います。
ミンククジラとは?? 分類はクジラ目ナガスクジラ科
その中では体は最も小さくヒゲクジラ類としては最も数が多いといわれています。体長は約オス8.1m、メスが約8.9m体重は10tとクジラの中では小さめの種類になります。
体がシャープで灰色なので一見『大きなイルカ』のように見えたりしますが、顔などよーく観察するとクジラの顔をしています。
毎年6月・7月の限られた時期にGBRの北部に集結するミンククジラ。
ケアンズから見に行くには船上泊できるトリップ船に乗って北上リボンリーフNO10(世界的にダイビングで有名なポイント『コッドホール』があるリーフです)周辺に停泊させダイビング・スノーケリングを楽しみながら南下する途中で遭遇したりします。
この時期リボンリーフに集結しているミンククジラは非常に好奇心が旺盛で、ダイビングボートに寄ってきてダイバーやスノーケラーと水中遭遇する確率が非常に高くなります。
クジラと遭遇すると船の後ろからロープとブイを流し、皆この時ばかりはいそいそとウエットスーツに着替え水の中へ。笑
水面のロープに4〜5m間隔で掴まりクジラが寄って来るのを待ちます。
始めのうちはクジラも警戒し距離をとっていますが少しづつボートに近づいてきて、ロープ沿いに人間を観察しにやってきます。僕も今年で遭遇できれば4回目となりますが。。。
毎年感じるのは・・・視線です!!
自分が見られてるなぁっとハッキリ感じます。
自分たちが観察しに来たのに逆に人間の方が観察されてますね!!笑
今まで色々な大きな魚たちと遭遇してきましたが、ミンククジラは魚から感じ取れない何かがあるような気がします!!哺乳類だからかな?!
さあ!!こんな期間限定それも魚ではなく哺乳類と水中遭遇できる季節がキテいます!!!
ミンククジラとの遭遇を目的としたお客様でこの時期すぐに満席になります。
ダイバーの方もスノーケラーの方も1年に1回しかないこの貴重な機会を逃さないように、ミンククジラの情報をチェックしましょうー!!
SOF KAITA
記事一覧を見る→
執筆者
佐藤 タクマ
オーストラリア・グレートバリアリーフ
PADIダイビングインストラクター兼日本人部門マネージャー
メニュー
┣現地からの最新情報
┣執筆者の紹介
┣ダイビングツアーのご紹介
┣主宰者について
┗お問い合わせ・ご相談
・・・・・・・・
(C)CLUB AZUL