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メキシコ・ラパス
インフルエンザの流行について(5月16〜17日厚生省プレスリリースその他について)
2009.05.18

在メキシコ日本国大使館からの新型インフルエンザに関する最新情報になります。
WEBサイトより引用させていただきました。


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平成21年5月17日

メキシコ在住の皆様へ

在メキシコ日本国大使館
領事部
TEL: (55)5514-4507
FAX: (55)5207-7030
 
厚生省のプレスリリース等、5月16〜17日の動きについてお知らせいたします。

1.連邦政府の対応
(1)厚生省プレスリリース(16日)
(イ)現在までに3,102名の検体から新型インフルエンザが検出され、うち3,034名が生存、68名の死亡が確認された。新たな2名の死亡者はメキシコ市とバハ・カリフォルニア州で確認され、それぞれ5月2日および12日に死亡している。従って、最後の死亡者が発生したのは5月12日である。68名の死亡者のうち、4月23日以降に発症した患者は5名。

(ロ)感染者数は検査済み検体総数の27.2%に該当する。感染者はメキシコ市、イダルゴ州、サン・ルイス・ポトシ州、メキシコ州に集中しており、全体の67%に上る。コアウイラ州では引き続き感染者が確認されていない。

(ハ)現在、タミフルは全国各州に向け必要に応じて配布されているが、十分な備蓄量を確保している。

(2)新型インフルエンザ・ワクチン製造のためのWHOへのウィルス情報引渡式におけるカルデロン大統領の発言(16日)
本16日より、メキシコはWHOに対し、A/H1N1型ウィルスの株を提供する。また、感染者、治療方法、初期症状発生日、入院日、死亡者の場合は死亡日、患者の所在地等の統計情報も提供する。この目的は、できるだけ早期にワクチンを製造し、メキシコ人のみならず、特に自国でワクチン開発をするための経済力が低い国を中心とする世界中の人類に貢献するためである。ウィルス提供は新型インフルエンザ・ウィルスの感染力、持続性、特性、分子的特徴等をより良く理解するために不可欠である。そして、より効果的なワクチンおよび抗ウィルス薬開発にとって重要なものである。メキシコ政府は、A/H1N1型ウィルス・ワクチンの構造は、すべての国およびすべての者がワクチン開発・使用を可能とするよう世界に公開されるべきものであると考え、これらはWHOを通じて提供されることが望ましいと考える。

2.その他
特になし

なお、インフルエンザの流行に関する「大使館領事部からのお知らせ」は、当館ホームページ(http://www.mx.emb-japan.go.jp/index-jp.htm )にも掲載されています。

また、日本語での新型インフルエンザに関する情報は、厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp)をご参照ください。


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執筆者
赤川 紫珠子

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