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メキシコ・ラパス
インフルエンザの流行について(5月1日コルドバ厚生大臣の会見)
2009.05.12
在メキシコ日本国大使館からの新型インフルエンザに関する最新情報になります。
WEBサイトより引用させていただきました。
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平成21年5月1日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
領事部
TEL:(55)5514-4507
FAX:(55)5207-7030
メキシコにおける新型インフルエンザの流行(厚生省の会見:5月1日)
5月1日、朝と晩にコルドバ厚生大臣が会見を実施しました。概要は以下のとおりですのでお知らせします。
1.8:30頃
(1)現在までに、776の検体検査を実施した結果、358名の検体からヒト・インフルエンザが検出され、うち343件が生存、15名が死亡した。死亡した15名は、11名がメキシコ市で、1名がオアハカ州、2名がメキシコ州、1名がトラスカラ州で確認されている。性別は、11名が女性、4名が男性である。死者15名のうち、9名は21歳から40歳までの患者であった。昨日夜までに、メキシコ市には医療出張所が市内に配置されて、検査が行われたところ、121名の感染疑い患者が確認された。
(2)コルドバ大臣は記者の質問に対し、現在までに、国境封鎖の可能性は検討されていないと述べ、5月1〜5日まで、引き続き重要な産業を除く労働セクターは原則閉鎖、または最小限の職員で経済活動を続けるよう述べ、住民に対しては、引き続き不要不急の外出以外は避けて家にとどまるよう呼びかけた。
2.20:30頃
(1)現在までに、908の検体検査を実施した結果、397名(43.7%)の検体からヒト・インフルエンザが検出され、うち381名は快復、16名が死亡した。
(2)感染者が確認された州の内訳は、メキシコ市が285名、メキシコ州が45名、サン・ルイス・ポトシ州が29名、トラスカラ州が7名、アグアスカリエンテス州が5名、それ以外にチワワ州、バハ・カリフォルニア州、コリマ州、ゲレロ州、プエブラ州、チアパス州、ケレタロ州、イダルゴ州、ベラクルス州、グアナファト州、ミチョアカン州、オアハカ州で1〜3名(注:感染者の少ない州の数字については個別に言及せず)である(別添参照)。死亡者の中に外国人は含まれていない。
(3)死亡者が確認された州の内訳は、メキシコ市が11名、メキシコ州が3名、1オアハカ州が1名、トラスカラ州が1名である。また、12が女性、4名が男性であった。そのうち9名が21〜40歳の範囲に収まる。トラスカラ州の死亡者1名は妊娠7ヶ月の妊婦が含まれていた
(4)感染の疑いがあった159名の死亡者のカルテを確認したところ、58名のケースは他の原因によるものであり、ヒト・インフルエンザ感染の可能性は排除された。85名については疑いがあり、16名はヒト・インフルエンザの感染が確認されている。
(5)本1日未明に中国政府から受け取った援助物資の分配を開始した。また、明2日には、日本政府よりマスク、手袋、ゴーグル、消毒液等援助物資を受け取る予定である。
(6)ここ2日は一日当たり700検体を受け取っており、向こう2日間で、国内で1800検体、米国サンディエゴ検体検査所、米国疾病管理予防センター(CDC)、カナダ・ウィニペッグの検体検査所で合計500検体を分析する。疫病分析照会研究所(INDRE)では現在、22検体×3回転×9台/日を処理する能力がある。
以上
なお、インフルエンザの流行に関する「大使館領事部からのお知らせ」は、当館ホームページ(http://www.mx.emb-japan.go.jp/index-jp.htm )にも掲載されています。
また、日本語での豚インフルエンザに関する情報は、厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp)をご参照ください。
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執筆者
赤川 紫珠子
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