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メキシコ・プラヤデルカルメン
Cenote Tajma Ha。タージマハ。
2020.05.26
こんにちは、ヨネモトです。
新しい一週間が始まりました。
今日はセノーテタージマハを紹介させていただきます。
タージマハはカバーンもケーブダイビングもできる人気のセノーテです。
私は、このセノーテが最も完璧な中性浮力の要求されるセノーテと思っています。
アップダウンはあるし、狭いし。
エントリーエリア↓
ここをセノーテタージマハと言います。
エントリー&エギジットの時はしっかりした階段があるわけではないので
力の弱い女性はかなり頑張る必要ありです。
透明度も抜群、ではみんなで行きましょう〜!
初っ端から狭めの穴を潜り抜け、結構な暗闇の中に。
ここでのダイビングでは途中2つのセノーテを通ります。
まずはセノーテシュガーボウル。
潜る時間帯によって光の差込が全く変わります。
季節にもよりますがこんな光は午後遅くには見ることができません。
タージマハはエデンの後の2本目、チャックモール2ダイブの後の3本目で
潜ることが多いですが、モタモタしていると光のベストタイミングを
逃してしまうのでスタッフの
急いでくださ〜〜い、行きますよ〜〜
とお声がけしますがベストなタイミングでのご案内をしたいので
ご理解いただければと思っています。
シュガーボウルで浮上するとこんな感じ。
↓↓
アップダウンが多く耳抜きができなくなる人がいるので
緊急避難用のはしごもあります。
シュガーボウルの後はセノーテエスメラルダに向かって進んで行きます。
その道中にはたくさんの貝の化石があります。
大きなチョココロネのような化石。
4000万年以上前はこの辺は海の中だったことを物語る貝の化石。
小さくても綺麗に形の残っている化石。
化石・光に加えて海水と淡水の交わるハロクラインも見事なんです。
ハロクライン、写真で撮るの難しいのですが、↑↓の写真の真ん中に
なんとなく線が見えるのわかりますか?
水面に鏡のあるようなハロクライン。
実は私がセノーテで一番好きなのはハロクラインなんですね。
ハロクライン見たさにケーブライセンス取ろうかと思うくらい(笑)
宇宙遊泳をしながら進んで行くとセノーテエスメラルダに到着。
エスメラルダの四季。
冬↓
春秋↓
夏↓
春〜秋の雨の後。↓
同じく雨の後。↓
季節によって色が変わるエスメラルダ、
派手さはないですがえも言われぬ美しさがあると思います。
エスメラルダを越えると後半戦が始まります。
セノーテタージマハはとても長いルート。
再びシュガーボウルを通って行きます。
この時にぜひ皆さんに楽しんでいただきたいのは、
行きに通った時と帰りに通った時の光の差し込み方の違い。
とっても地球を感じます。
鍾乳石を楽しみながら進んで行きフィナーレはエアドーム。
(夏限定の光です)
エアドームには3つの小さな穴が天井に開いていて
夏のお昼の時間帯にこの穴から光が差し込むのです。
3本一緒に見えるのはほんの僅かの時間だけ。
下の写真の左側の光がまず大きく入り始め、
その後に右側の中くらいの光が入ります。
そして最後に真ん中の本当に小さな光が入り始めます。
左の柱の光が強い時は真ん中の光はほとんど入らず↑
↓写真を撮った位置が異なるので順番が、上の写真の右の光が真ん中、
真ん中の光が右に変わっていますが、
3本全てが見えるポイントからの写真はこんな感じです。
右の光の強さがだいぶ衰えてはいますが、
暗闇の中に差し込む3本のビーム光線は
タージマハダイビングのフィナーレを飾るには最高の演出なのです。
ちなみにビーム光線写真に撮るのすごい難しいのですが、
↓このピサの斜塔と呼ばれる石柱のところから撮ると3本しっかり入ります。
上の写真右の光まだ弱いですが、
しばらくするとこんなに強い光になるのです。
そしてその頃には右の光はもう薄くなってしまっているんですね。
とても長いダイビングルートなので2ダイブで案内しているお店もあるようです。
朝一番のタージマハ、実は私のお気に入りなので、
タージマハで2ダイブしたーいという方いらっしゃいましたら
ぜひご相談ください。
今年の夏は海外旅行は難しそうですから、
ビーム光線は来年夏までお預けになっちゃいますがね。。。
と、ため息ついたところで始まらないですね。
では皆様今週も素敵な1週間をお過ごしください。
Hasta luego!
byヨネモト
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執筆者
松永 達也
メキシコ・プラヤデルカルメン
PADIインストラクター&代表
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