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メキシコ・プラヤデルカルメン
セノーテサポテ。Cenote Zapote
2020.05.16
こんにちは、ヨネモトです。
あっという間に週末ですね。
と、先週も書いたような気がします・・・
今週は全くモチベーション上がらず
淡々と毎日を過ごしました。
週末から週の前半はずーっと雨、
そしてようやく天気が良くなってきました。
こんな時に思うのは
カーウォッシュ赤くなってるかなぁ〜〜〜。
かれこれ2年前の同じ時期にプチ洪水にもなった
大雨長雨がありちょうどその後にカーウォッシュが
真っ赤になってたんですよね。
あ〜、行きたい。
さて、今日はセノーテサポテのご紹介です。
サポテとは木の名前です。
昔のマヤ人はこのサポテの木の樹液を採取し
それを煮込んで噛んでいたそうです。
それが現代のチューインガムの起源だそうです。
このセノーテの周りにはサポテの木がたくさんあったので
セノーテサポテとなったそうです。
サポテもマラビジャと同じく
プラヤデルカルメンの北にあるプエルトモレロス郊外にあります。
セノーテに行く時もなんとなくいつもと違う風景なので
ワクワク度が高まります。
プラヤからはなんだかんだで1時間ほど。
まーるく開いたエントリー口です。
セノーテ自体はこんな感じ。
↓↓↓
アンヘリータやピット、マラビジャと同じ
たて穴型のセノーテなのですが
断面図を見ていただいても分かる通り
入り口が狭いすり鉢状になっていて漏斗を抜けて行くと
洞窟が広がっています。
セノーテサポテはまたの名をHell's Bells(地獄の釣鐘)とも言いますが
すり鉢を落ちて行く感じは地獄へ落ちて行く感ありありで・・・
ちょっと怖いです。
そして洞窟の中の鍾乳石はたけのこキノコのような、
象の足のような・・・
トランペットのような
不思議な形をした鍾乳石群が広がります。
石灰質の固まった鍾乳石は水中では成長しませんが、
サポテの鍾乳石は水中のバクテリアで成長しているそうで
現在も水中で成長中。
30m付近には硫化水素の層もあります。
この形の鍾乳石の成長の仕組みはまだ解明されていないことが多く
未だに謎が多いようです。
その特殊な形状のため浮上もかなり気を使い浮上しなくてはいけません。
残念なことにサポテのカメラ持ち込み料金はとんでもなく高く
ダイブタイムも短いので
ぜひこのセノーテにはカメラなしで潜って
不思議な形の水中造形美を楽しんでいただけたらなと思います。
日本は規制緩和へまっしぐらのようですが、
まだもう少し気を引き締めて週末をお過ごしください。
ではまた来週。
Hasta luego!
byヨネモト
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執筆者
松永 達也
メキシコ・プラヤデルカルメン
PADIインストラクター&代表
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