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セノーテカーウォッシュ。アクトゥンハ。Carwash/Aktun Ha。
2020.05.02

こんにちは、ヨネモトです。
五月になりました。
今日はメイデーで祝日なので街もいつもより静かです。
そしてもう金曜日。
早いのか遅いのか・・・感覚マヒしてます。

昨日はとても久しぶりにまとまった雨がありました。
3ヶ月ぶりくらいの大雨。
1月〜4月は例年雨の少ない時期で今年は気温が高かったこともあり
キンタナロー州では森林火災がたくさん発生しています。
昨日の雨が少しでも消火に役立っていればいいなあと思います。

セノーテは季節によって光の入り方が変わったりというのは
皆さんもすでにご存知と思いますが透明度も変わります。
特にオープンウォータエリア部分ではかなりの違いを見ることができます。

今日ご紹介するのはセノーテカーウォッシュ。

トゥルムの街から約8キロほど内陸に進んだところにあるこのセノーテは
以前タクシー運転手がこのセノーテで車を洗っていたから
この名前がついたそうですが、
マヤ語ではAktun Haという名前のセノーテです。
Aktun は洞窟、Haは水、洞窟の水という意味です。

運転手が車を洗っていたというだけあって幹線道路のすぐ脇にあって
エントリー口までの距離がすぐ。

まず池のようなオープンウォーターエリア。

カーウォッシュは蓮の写真で有名ですが、
セノーテダイビングなので洞窟のある右側の方に進んでいきます。



洞窟の中は半円のような感じで上の写真のように
大きく広がるオープンウォーターエリアからは太陽光が差し込みます。

↓洞窟内で発見された土器



↓ケーブダイビングも盛んなセノーテで、ここから先は進入禁止。



写真のお好きな方はオープンウォータエリアを背景に
切り絵のような写真も撮れます。↓



もちもちの木という切り絵絵本ご存知ですか?



私はいつもここを潜る時もちもちの木を思い出します。

洞窟内でゆっくり遊んでオープンウォーターエリアに行くと
まるでお花畑に来たようです。









上記の写真はほとんどが雨も少なく気温も低めの乾期に撮影した写真です。

カーウォッシュは夏と冬で大きく違う顔を持つセノーテ。
夏になり気温が上がってくるとオープンウォータエリアには雲が現れます。



夏になり水温が上がってくると水面に雲ができます。



エントリーする時あまりにも周りが見えないのでドキドキしますが
雲を超えるとすぐにスコーンと視界が広がります。



不思議ですね。
お花畑のところはこんな感じでした。



そして長雨が続いた後には・・・



水の透明度も落ち、緑っぽくなり



洞窟の中からオープンウォータエリアを見ると
より幻想的な切り絵シアター。







↓右・私。左・以前勤務していたガイドの岩間くん。





おたつさん。↓



これらは2017年10月の写真です。
10月は暇な時期で3人で調査も兼ねて潜りに行った時の写真です。

そして↓↓↓は2018年5月後半。



長雨の後気温が上昇し、セノーテは真っ赤になりました。
赤は水中のタンニン成分です。



渋赤色の雲を通り越すと血の海。。。
前出の2017年10月の写真よりもより赤が強いですね。
気温が高かったせいかと思われます。



カバーンダイビングは太陽光の届くところという定義がありますが、
もはやその定義からもずれているのではないかと思うくらい。



本当に不思議な空間としか言いようがなく
私のダイビング史でも思い出に残る1ダイブでした。





ちなみに上の写真ですが、
左はライトなし、右はちょっとライトでハスを照らして撮ってみた写真です。
ほんの一工夫でまた違う写真が撮れました。

今は誰も入っていないカーウォッシュ。
水中の蓮は元気になっているかな。

夜はNetflix三昧なのですが、昨夜パンドラの箱を開けてしまいました。
シリーズ物のドラマ。。。
今日もこれから身始めようと思います。

ではみなさま素敵な週末をお過ごしください。

Hasta luego!

byヨネモト


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執筆者
松永 達也

メキシコ・プラヤデルカルメン
PADIインストラクター&代表
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