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モルディブ・クラブアズール
イソギンチャク
2020.04.26
みなさん、こんにちは!
ひでおです。
みなさんは何故、クマノミ達はイソギンチャクの毒に耐えられるのか不思議に思ったことはありませんか??
本日はその仕組みやイソギンチャクと共生することで何の利点があるのか少しだけお話しします。
生き物が共生する場合、両者にメリットがないと共生は成り立ちません。
例えばイソギンチャクを背負っているヤドカリがいますがヤドカリはイソギンチャクの身を守り、イソギンチャクはヤドカリの餌をもらうという両者側のメリットがあります。
クマノミがイソギンチャクの毒に刺されない理由はイソギンチャクの出す毒に対し、クマノミの体表にある粘液の成分が非常に似ているためイソギンチャクはクマノミを餌として認識しないんです。
イソギンチャクと共生することによりクマノミにはメリットがあります。
イソギンチャクの毒で天敵から身を守ることができる。
クマノミ達は泳ぐのがあまり得意ではないのでイソギンチャクに身を隠すことで苦手を克服しています。
サンゴ礁などに住んでいる魚と生存率を比べるとイソギンチャクに住んでいるクマノミの方が生存率が高いんです!
イソギンチャク側にもメリットがあるそうです。
クマノミが住んでいるイソギンチャクと住んでいないイソギンチャクでは成長速度の差がとても大きく現れます。クマノミが住んでいるイソギンチャクの方が成長速度が速くなり大きくなることができます。
大きくなればイソギンチャクを食べる天敵から身を守ることもできますよね!
この両者にメリットがあることからクマノミ達は矯正をしているんですよ!
本日はクマノミとイソギンチャクのお話でした(^ ^)
みなさんもモルディブでモルディブアネモネフィッシュやクマノミを見に来ませんか?
クマノミはとても可愛く人気がありますよ!
クルー一同お待ちしております。
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執筆者
森本 健吾
モルディブ・ダイブサファリ
ダイビングインストラクター
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