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メキシコ・プラヤデルカルメン
ククルカン&チャックモール。Kukulukan&Chacmool
2020.04.14
こんにちは。
今日も良い天気のプラヤです。
最後にまとまった雨が降ったのは1月末。
乾期なので例年の天気と変わりないのですが、
だんだん暑さが増してきたのでそろそろ雨が欲しいです。
よくお客様にベストシーズンはいつですか?と聞かれます。
天候の観点からだけ言えば三月半ばが私はベストシーズンと思います。
暑すぎず寒すぎず、
春の雰囲気いっぱいの安定した時期かなと思います。
さて、今日はセノーテチャックモールのご紹介です。
チャックモールはプラヤデルカルメンから約25分。
プエルトアベンチュラという街にあるセノーテで、
最も有名なセノーテの一つ、
光系セノーテの代表選手といっても間違いはないですね。
敷地内にはチャックモールとククルカンの2つのセノーテがあります。
チャックモール、チャックモールと呼んでますが、
ククルカンという名前のセノーテもあり
光のカーテンで有名なのはククルカンの方なんです。
潜ったことある方覚えてますか??
ククルカンの意味。
ククルカンとは羽毛のある蛇という意味を持つ
マヤ神話の至高神・創造神でしたね。
狭いところが少なく光もたくさん入るので
比較的難易度は低めのセノーテですが、中性浮力はマストです。
エントリーするとがーーーーーんと光の洗礼を浴びます。
透明度が良いのでくの字に曲がる光の屈折もみれます。
横長の光のカーテンはこのククルカンとエデンで見ることができます。
私はどちらも好きなのですが、
カメラ持ち込み禁止のククルカンの方がダイビング楽しめるので好きです。
(笑)
どうしてもカメラがあるとファインダー越しでしか
素晴らしい風景を楽しめないのでね。
ここのセノーテの呼称にもなっている
もう一つのセノーテのチャックモールと
ククルカンは地下で繋がっています。
ククルカンで潜った後にガイドはみんなと別れて
一人地下通路を潜ってチャックモールまで泳いでいきます。
繋がっているところはケーブになるので
ケーブライセンスがないと通っていけないんですね。
なので、私もいったことありません。はい。
狭いところがあったりアップダウンあるので、
チャックモールはククルカンよりも難易度が上がります。
チャックモールとは死んだ戦士を象徴し
神様に生贄を運ぶ存在とされている
膝を曲げて横向いて座っている像のことなんです。
チチェンイッツア遺跡に行かれたことのある方は
わかりますよね?
チャックモールで良い写真が見つからないので、
チャックモールのカメラマンが撮った写真です。
幻想的な雰囲気でいっぱいです。
途中ハロクラインもあります。
エアドームがあって素晴らしい鍾乳石を観察もできます。
エアドームの天井には貝の化石もあります。
ククルカンでは見事な光のカーテンを、
そしてチャックモールでは起伏に富んだ地形と
ハロクラインと鍾乳石。
今は水中カメラを持っていらっしゃる方が多くなり
水中撮影禁止のチャックモールを避ける傾向にありますが、
私はカメラを持たずに
セノーテダイビングを楽しんでいただきたいと思っているんですね。
心のシャッターを切って感動を心に残しましょう。
この数日かなりだらけてしまったので
明日からもうちょっとメリハリ生活を目指します。
それではみなさまつつがなく1週間をお過ごしください。
ではまた。
by ヨネモト
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執筆者
松永 達也
メキシコ・プラヤデルカルメン
PADIインストラクター&代表
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