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パプアニューギニア・マダン
純白のケリドヌラ・エレクトラ
2020.02.09
未だに謎が多い水中生物“ウミウシ”の世界。
色や模様、ラインの数や位置によって個体の名前が違う彼らですが…
パプアニューギニア・マダンに来て初めて見る種類のウミウシが数多く存在します。
その中でも今回はとてもレアでユニークな“ケリドヌラ・エレクトラ”について迫っていきます。
それではまず写真をご覧ください。(こちらの写真はお客様より写真をいただきました)
見たときに、ニシキツバメガイ系であることはわかりましたが、
もう皆さんお分かりの通りなんてったってーアーイドール!!ではなく…
なんてったって真っ白!!純白のウエディングドレス並みに艶やかで綺麗な白です!!
初めて見たときは「なんじゃこりゃー!!」と思わず松田優作が私のもとに舞い降りてきたのはさておき…。笑
単体でいる時もあれば5個体、6個体と集まっている時もありました。
そして最大の特徴はよーく見ると微かに黄色のラインが入っているのです!!
WEBではラジャアンパッドでの目撃情報はあるようですが、たったの2件の報告だけ。
それくらい珍しいウミウシであることは確かです。
さらに、それらの情報では体長20mm〜30mmだそうですが。
マダンで見られるのは50mm〜60mmと一回り大きいのも特徴です。
また、観察できたポイントはB-25とプラネットロックの2箇所、遭遇率は10%くらい?とかなり低めですが、どうしても見たいというそこのウミウシファンのあなた!!
ぜひご一緒に探索に行きましょう!!
ニューギニダイブアドベンチャーズ
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執筆者
中村 哲也
パプアニューギニア・マダン
PADIインストラクター
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