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タイ・プーケット
2/14 ミャンマー・リチェリュークルーズ パヌニー号
2009.02.25
今回はミャンマー海域(Mergui Archipelago)まで遠征をしてきました。
この海域をオペレーションしてクルーズ船はあまり多くありません。
この日潜ったポイント
<1>Little Torres Islands
<2>Tower Rock
<3>Tower Rock
<4>Tower Rock
この日はリトル・トレスからスタート。
水面から小さな2つの根が顔を出しており、その周囲を潜ります。
根の上はウミトサカがギッシリと群生、まるでラベンダー畑のような辺り一面紫色の世界。
【クマザサハナムロ】【バリアブルフージュラー】【イエローバックフージュラー】などがおいら達の行く手を遮るように群れ群れ状態。
これらの魚が機敏な動作を繰り返し、まるで何かに追いかけ回されている様子。しかし、そのハンター軍団は確認することできず。
一体、何だったのだろう??
レオパードやグレイリーフなどサメがいないなかなぁ・・・と思いつつ、少し深場にご挨拶。
ガレバでは沢山の【マッコスカーズフラッシャーラス】がバシバシ背ビレを広げて、アピールを繰り返しておりました。
おいらのチームは昨日から引き続き三度【マダラエイ】を発見。
この海域には沢山いるのでしょうか?
ここでいきなり【モブラ】を見たチームも!!!まずは2枚。
メキシコ・ラパスでは度々お世話になっておりますが、この海域ではおいらも初めてになります。
この日は幸先順調でございます。
2本目からはタワーロックでダイブ。
ミャンマークルーズを催行しているクルーズはまだあまり多くありません。
そのクルーズでさえここタワーロックまで来ることは非常に稀です。
アンダマン海では珍しく【モブラ】の大群を見ることができることで非常に有名です。
ダイブサイトの名前のとおり水底40〜50mからまるでタワーのように沢山の巨大な一枚岩がそそり立つ。
途中、オーバーハングあり、スイムスルーあり、
まるでシミラン諸島のエレファントヘッドロックを潜っているよう・・・
極太の【イエローフィンバラクーダ】の群れを発見。
そのバラクーダの群れに1匹だけ【ブラックフィンバラクーダ】が混じれておりました。小さな渦を巻いており、これまた迫力満点。
中層または根のトップ周辺でひたすらモブラ待ち。
待てども待てどもなかなか登場してくれない・・・
最後に安全停止に入る前に、おいら達の足元を【モブラ】が通過!!!!
おおおおおぉぉぉ。。。こんなところにいたのか!!!
モブラ待ちをしている間、【ナンヨウカイワリ】【ツムブリ】が幾度となく入って来ておりました。
中でも【イケガツオ】の群れは圧巻。サイズはあまり大きくないものの数が凄かった。きっと1,000匹位はいたと思う。
肝心のモブラの群れは???
調査ダイブ?ファンダイブ?という名目で入ったキャプテンが今クルーズで唯一モブラの大群をゲットしておりました。このキャプテンが撮影したビデオを拝見しましたが、ざっと軽く見積もって200匹前後。
モブラが辺り一面を埋め尽くしておりました。羨ましい!!!!
一体、キャプテンは一人でどこを潜ってきたの?
ガイド陣全員、面目丸潰れでございます。(泣)
*** Little Torres Islands ***
透明度 20〜25m
水温 27〜28℃
*** Tower Rock ***
透明度 5〜10m
水温 26〜27℃
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この宵は船上でBBQパーティー。
牛、豚、鶏、海老にイカ。。。お腹いっぱい頂きました。
漁船から直接仕入れた新鮮な魚も並んでおりました。
この日はちょうどバレンタインデイ。
日本では女性が男性にチョコレートを贈る文化がありますが、
タイでは男性が女性に花、特にバラをプレゼントします。
今回はマネージャーのジャックリンがゲスト全員に贈っておりました。
報告者 けんご
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執筆者
八杉 明信
タイ・プーケット
PADI インストラクター/店長
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